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国債について全くの初心者なのですが、国債の利率だけ見ると銀行に預けるよりははるかに良いように見受けられるのですが、国債のリスクについて教えて頂けませんでしょうか。

また、カナダへの移住を今検討しているのですが、カナダの国債に関して参考となるサイトなどありましたら教えてください。

また海外含めての国債に関する初心者向けのサイトなどありましたら教えてください。

A 回答 (5件)

国債のリスクについてのみ、述べさせていただきます。


1:インフレリスク(海外投資の場合は為替リスクに変化)
2:金利変動リスク
3:信用リスク
4:為替リスク

1:インフレリスクは金利よりもインフレ率が上回ってしまうリスクです。
海外国債に投資する場合は、インフレリスクは為替下落につながるリスクに変化します。

2:国債の価格は金利が上昇した場合、国債の価格は下落し、金利が下落した場合は、国債の価格は上昇します。
又、満期までの期間が長いほど、価格変動が大きくなります。
但し、満期まで保有すればこうしたリスクは無くなります。

3:国の財政状況により、金利と元本の支払いが出来なくなるリスクです。
格付け会社S&Pやムーディーズの格付けが参考にすれば、ある程度の信用リスクの判断ができます。
格付けが高い国ほど、元本と金利の支払いの確実性が高くなります。
一般に、BBB-以上の格付けが投資適格債、BB+以下の格付けであればジャンク債といった判断で十分ですが、格付けは将来、変動する可能性があります。

4:海外国債に投資する場合は、投資先の通貨が強くなれば、自国通貨に戻した時に為替差益が得られますが、投資先の通貨が弱くなれば、自国通貨に戻した時に為替差損が発生するリスクです。
自国よりも投資先の方がインフレ率が高いと、長期的には投資先通貨の価値が下がるので注意が必要です。

現時点でカナダについては、信用リスクについては殆ど問題がないと思います。
ただ私自身、カナダについては、よく分からないので、リスクの説明だけにしておきます。
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国債は安全どの高い商品ですが、景気回復場面などでは収益率は下がります。


また、どの国の債券を持つかでリスクも変わります。
アルゼンチンのように国債の償還を放棄する事もありますし、昭和24年に日本では財産税導入等、国民の財産を差し押さえ、デノミの実施で債券は100分の1に・・・
今、先進諸国で1番格付けの低い国債は日本です。
理由は、日本の国家財政が昭和24年当時よりも悪いからです。外国人投資家は日本国債を買いません。

プロの独立系ファイナンシャルプランナーに相談して、ishikawa_goemonさんのリスク許容度、運用期間等を考慮したポートフォリオ(資産配分)を作成してもらうと良いでしょう。
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利率は良いですね。

でも、10年先のことは誰にもわかりません。

なぜなら、今から10年前 2%でした。20年前は1986年。景気がいいときでした。
個人向け国債の利点は、1年以上経過して、途中換金可能。変動利率。1万円と小額。元本保証。
ですが、10年後、大きな災害の発生が予測されています。国債暴落&国家破滅 ないとは言い切れません。

では、国がなくなるのか?
いったん破滅があってから、一からのやり直しです。

その時点で、元本は没収。

今個人向け国債を利用するときは、より有利かつ便利な金融商品が出るまでの幕間

 2年~3年の中期預金の代わりと思ってください。
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一般論ですが、その国で発行される債券のうち、最も安全性が高いのは、その国の国債です。

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国債のリスクについて。

普通国債と個人向け国債に分けて説明します。

(普通国債)
・満期まで固定利率なので、今の低い金利で預けると満期までずっとそのまま。今後世間一般の金利が上昇した場合に不利になる。
・満期時には元利の支払いを国が保証しておりますが、満期前に資金が必要となった場合、途中売却で換金します。その場合は時価によって変動しておりますので、元金を割る恐れがあります。

(個人向け国債)
・発行から1年間は据え置き。換金できません。
・1年が過ぎてれば途中換金は出来ますが、その際に1年分の利息が控除されます。非常に短い期間(1年ちょうどや1年半程度)で換金の場合は、利率の変動状況にもよりますが、最悪元金を切る恐れがあります。
・年4回の発行の時しか買えない。3、6、9、12月に発行しております。今は3/29まで申込、4/11まで入金という第10回債が銀行・証券会社で売り出されています(郵便局でも扱っておりますが今回は売り切れ済)。

どちらにも共通するリスクですが、国が保証しておりますので日本国政府が破綻した際にはパーです。

カナダに関しては知識がありませんので他の方に回答を譲ります。
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