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……優美なる死骸が、新しい葡萄酒を飲むであろう。という一文から 「優美なる死骸」と名付けられた……小さな紙切れの遊び……の詳細は何と云う書物に書かれていたのか教えて下さい。仏語の原文でも良いです。お願い申し上げます。
「羽のはえた蒸気が、鍵で閉ざされた鳥を誘惑する。……セネガルの牡蠣が、三食のパンを
食べるだろう。……」

A 回答 (2件)

「優美な死骸」の遊戯(Cadavre exquis)は、マルセル・デュアメル、ジャック・プレヴェール、イヴ・タンギーが拠点としたシャトー街54番地で、1925年末に発明されたものです。

これは5人の参加者それぞれが、主語、形容語等々といったかたちで自分の受け持つ語のタイプをあらかじめ取り決めておき、全員でひとつの文章を作り上げるというものです。こうして得られたのが、あの有名な「優美な死骸は新しい葡萄酒を飲むだろう」といったものでした。小さい頃流行りましたよね、この遊び。
ちなみに、この遊戯はエクリチュールの領域のみならず、デッサンの分野でも実践されたものでした。これらの実験成果が参照できる文献としては、Dessins surrealistes,visions et techniques,Centre Georges Pompidou,Paris,1995などがあげられます。展覧会のカタログですが、巻末にまとめて載せてありますよ。また、シュルレアリスム関連の文献は日本語で読めるものもたくさん出版されているので、その辺りをあたるのもよいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答誠に有り難うございました。
最近は、「童子」俳句の先生が語感の練磨に採用しているようです。
By the way,「サロメ」というネームに若かれます。全訳はエスペラント訳で読みました。フランス語は彼(オスカー・ワイルド)の原文は読んでいませんが、舞台用の戯曲(七景立て)は見ています。日本では松井須磨子がサロメを演じたのが最初らしいですね。
また何かの質問でお答頂けると有り難いです。
助かりました。

お礼日時:2001/09/18 03:42

フランス語できないんで、即お役にたつかわかりませんが、


それってブルトンとか、フランスのダダ/シュルレアリストの言葉遊びですよね。
ブルトン関係の本を探されてはいかがでしょう。
下記はフランス国立図書館です。

参考URL:http://www.bnf.fr/index.htm
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この回答へのお礼

アドヴァイス誠に有り難う御座いました。
本当に助かりました。

お礼日時:2001/09/14 23:29

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