「が」は主格を指定する助詞と言われます。
「 A が B だ」は、
述語「 B だ」の主格を「 A 」 と指定する。
という意味になる。
ところで、
「 この人があなたのお母さんです」と話者が言う場合、
『「この人」が「あなた(聞き手)のお母さん」だということを、聞き手は知らない』
と話者は思っている。
と言えますよね?
生き別れになったお母さんを初めて紹介された場面などです。
聞き手は、
「え!この人が・・・。そうだったんですか。ずっと会いたかった・・・」
のように言うかもしれません。
「この人」は「あなたのお母さんです」という述部の主格です。
ということで、
話者が「〇〇が」と言えるのは、【述部についての主格が何か、聞き手が分からない場合】のみである。
と思うのですが、いかがですか?
No.9
- 回答日時:
指定?、助詞にそんな意味もなければ、表すこともありません。
別の文法でいえば主語、述語。目的語・・・の類の文法で説明すべきなんです。
Aは(が)Bに変化します。
こんな表現だと、確かにBを指定していると言いたければ、言えばよいだけなんです、あなたの勝手。
一般的には動詞「する」(自動詞でもあり、他動詞でもあります)という他動詞の目的語、と説明されます。
それで十分なんです。
既知、未知、「が」、「は」の前の部分だったり、あとに続く述部の部分であったり、ずいぶん不節操極まりありませんね。
会話等ではなく、小説なんかでは受け取り手(読者)は主部も述部もすべて未知ですよ、あなたの説に従えば、まともな小説も、何かの調査結果報告書もまともに書けないと思いますがいかが。
調査結果なんて調査した本人しか知り得ません、報告を受ける立場の人は、主部も述部も原則すべて未知が大半と想像されますね。
田中勉さん知っていますか(実は隣の住人で毎日挨拶をかわしている)。
当然「知っています」と答えるでしょう。
でもこの知っているは「田中勉」という名前を知っている、だけではありませんね、顔を見れば即別人と区別がつく、その他隣人の田中さんにかかわる周辺情報もまとめて知っている、単にその場かぎりの認識しただけではなく。
認識と知識の区別まったくできていません、本当に日本語使って育った日本人なの、とすら・・・・。
ご回答ありがとうございます。
>指定?、助詞にそんな意味もなければ、表すこともありません。
:
「が」は主格を表す。
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
と辞書が書いているのは間違いだ、というご見解ですね。
>確かにBを指定していると言いたければ、言えばよいだけなんです、あなたの勝手。
:
いえ、指定しているのは( B ではなく )A だと言いたい、ということです。
「変化するのはA だ」という意味。
>あなたの説に従えば、まともな小説も、何かの調査結果報告書もまともに書けないと思いますがいかが。
:
そんなことはないでしょう。
>調査結果なんて調査した本人しか知り得ません、報告を受ける立場の人は、主部も述部も原則すべて未知が大半と想像されますね。
:
当方の申し上げている内容をご理解いただいてないと思われます。
当方が、何を既知と呼び未知と呼んでいるのかについて、質問本文をよくご覧の上、確認していただきたい。
因みに、下記の質問にお答えいただけないのはなぜですか?
非常に重要なことなので、ぜひお願いします。
※
『「この人」が「あなた(聞き手)のお母さん」だということを、聞き手は知っている』
と話者が思っている場合も、
「 この人があなたのお母さんです」と話者が言うことはある。
とお考えなのですね?
No.8
- 回答日時:
確か、未知扱いでなければ・・・・・。
嘘は泥棒の始まり、ではないが詐欺師顔負けの、自分をごまかす言葉「未知扱い」、よく聞く「なかったことにする」と変わりません。
未知という事実をそのまま伝えないために「扱い」をつけています
似て非なるものの時は「〇〇みたい」とつかわれます・
「〇〇扱い」は〇〇ではないが〇〇として扱う。
人として道を踏み外す始まりなんです、オリンピックのスポンサーでも問題になっていますね、被告人たちも最初はそうなんです〇〇扱い、ならぬ〇〇ということにして・・・・。
初対面の人の自己紹介では通常では「私の名前は〇〇です」が一般的です。初対面故当然未知に該当しますね。
いまだかって「私の名前が・・・・」といった人知りません。
この件に関してはあなたの瀬梅井内容ほぼ沿う通りなんです。
でも以前は無条件でしたね、だから未知扱いでなければ・・・・・でしたよ、微妙にずれてきています。
サイレンが鳴る、サイレンが鳴った、サイレンはなる
これはどんな説明しますか
その場での表現と小説等で表す描写で異なります、描写の場合は受け取り手は描写内容については全員未知ですよ。
現場にいる人は、サイレンが鳴った(過去の事実、全員既知です)なら上流のダムが放流されるので、すぐ川から上がりなさい。
手本、たたき台を根拠と言ったり、認識と知識の区別もできないままでなにを言っても・・・・。
今回の質門内容も既知。未知なんて無関係
「が」は主格、文章内では主役待遇なのでなんでもありです、主役がたとえ間違っても周囲はアドリブでも主役に合わせます。
「は」簡単に言えば、説明、単純な描写なんかにも使われます。
その結果があなたの主張にこじつけることが可能なだけなんです。
言葉明瞭意味不明の上に考え方が本末転倒しています。
はい今回も表示しない・・・・で逃げますか、回答ブロックと異なり逃げ切りはかなわないようですね、改めて再質問控える必要?、ご自身にもでデメリット?。
ご回答ありがとうございます。
1.
>「〇〇扱い」は〇〇ではないが〇〇として扱う。
:
「今度の全国読書感想文大会で、みんなのクラスメイト、太郎君が最優秀賞に選ばれました」
これは、太郎君(自体)は未知ではないが、彼が最優秀賞に選ばれたことを聞き手が知らない場合の表現だということを申し上げている次第。
2.
>初対面の人の自己紹介では通常では「私の名前は〇〇です」が一般的です。初対面故当然未知に該当しますね。
:
「私」は聞き手の目の前にいるので、「私」と言えば、聞き手は《何を指し示しているか》分かります。
3.
>現場にいる人は、サイレンが鳴った(過去の事実、全員既知です)なら上流のダムが放流されるので、すぐ川から上がりなさい。
:
おっしゃりたいことはよくわかります。
ただ、
《サイレンが鳴った(過去の事実、全員既知です)》
ということではなく、
《聞き手にとって未知》ということを申し上げているのですが。
4.
>今回の質門内容も既知。未知なんて無関係
:
そのようなご見解なのですね。
わかりました。
そうしますと、
『「この人」が「あなた(聞き手)のお母さん」だということを、聞き手は知っている』
と話者が思っている場合も、
「 この人があなたのお母さんです」と話者が言うことはある。
とお考えなのですね?
5.
>はい今回も表示しない・・・・で逃げますか、回答ブロックと異なり逃げ切りはかなわないようですね、
:
何のことか不明ですので、どういう意味か、もう少し詳しく説明していただけませんか?
No.7
- 回答日時:
なお、<助詞>「が」の使い方は次の通りです。
私の家【が】できあがった。
庭の花【が】美しく咲いている。
向こうにアルプスの山々【が】見える。
対象を一つあるいは一団として、個別的な存在の個別的なありかたをとりあげ、その間の関係を単純な結びつきで意識しています。関係は単純でも、山田孝雄氏が正しく指摘しているように、語と語とを「緊密に結合」するのですが、この緊密な関係の意識が失われて無差別の関心や無関心の意識に変わった
現金だろう【が】小切手だろう〔が】いただければけっこうです。
お前が死のう【が】生きよう〔が】おれは少しもおどろかないよ。
のような表現になると、上の句と下の句を接続するかたちをとるので、<格助詞>ではなく<接続助詞>の一種です。
(三浦つとむ『日本語はどういう言語か』p197,講談社学術文庫)
■
No.6
- 回答日時:
少し補足しておきましょう。
眼前の陶器を指し、
「これが織部で、これが波佐見焼(はさみやき)、これが九谷焼(くたにやき)で、これが田焼(ありたやき)です。」
の場合、
「これは織部で、これは波佐見焼(はさみやき)、これは九谷焼(くたにやき)で、これは田焼(ありたやき)です。」
とも言います。つまり、「は」「が」は話者による対象の捉え方の相違で、
話者が「〇〇が」と言えるのは、【述部についての主格が何か、聞き手が分からない場合】のみであるなどというのは全くの誤りです。
と思うのですが、いかがですか?
分かる、分からない、つまり
既知と未知とは認識の問題であるが、認識は具体的なものから抽象的なものへ立体的な構造をもって成立するから、既知か未知かとあれかこれかの発想で形而上学的に割切るわけにはいかない。【抽象的でよければ何でも既知になる】。新しい素粒子もブラック・ホールも雪男も新聞雑誌で知ったから既知であるが、具体的にはどれも未知としかいいえない。
ということです。
判りましたか????
■
No.5
- 回答日時:
なるほどなるほど。
確かにこの場合そうかもしれませんね。じゃあこんなのはどうでしょう。
背景 : ジュースが4本あり、2人で分けようとしている。
ジュースが4本あるという事実(述部についての主格が何か)は既に共有されている。
「この2本が君のジュースだ。」
ご回答ありがとうございます。
1.
>なるほどなるほど。確かにこの場合そうかもしれませんね。
:
当方の言っている内容を(賛同するしないは別として)理解してくださりありがとうございます。
2.
>背景 : ジュースが4本あり、2人で分けようとしている。
ジュースが4本あるという事実(述部についての主格が何か)は既に共有されている。
「この2本が君のジュースだ。」
:
これは、
【述部(=君のジュースだ)についての主格が何か、聞き手が分からない場合】
になるでしょうね。
「え、ほんとに?2本ももらえるとは [ 知らなかった ] 」
などと答えるかも。
No.4
- 回答日時:
何度言ったら判るのかな????
>>話者が「〇〇が」と言えるのは、【述部についての主格が何か、聞き手が分からない場合】のみである。
いいえ。
「この人【は】あなたのお母さんです」
とも言えるので、【述部についての主格が何か、聞き手が分からない場合】のみではありません。
助詞「は」「が」と【述部についての主格が何か、聞き手が分からない場合】【述部についての主格が何か、聞き手が分かる場合】は全く関係ありません。■
ご回答ありがとうございます。
>このシチュエーションに限っては
:
ですか・・・。
ん~~残念!?(笑)
>「この人があなたのお母さんなんだね。」
と言えば、聞き手も知ってることになりますね(^^)?
:
なるほど。
高等テクニックかも?(笑)
しかし、これは話者が聞き手の立場になっているシチュエーションでしょうね。
何らかの情報で
「この人があなたのお母さん」らしい、とは聞いたが、はっきりしないので、それを確認している発言。
「この人があなたのお母さん」と言ったのは第三者です。
「この人があなたのお母さんなんだね。」の話者は聞き手という立場になっている。
以降、説明が煩雑になるので以下のように仮定します。
・「この人があなたのお母さんなんだね。」の話者=太郎
・「この人があなたのお母さんなんだね。」の聞き手=花子
「この人があなた(花子)のお母さん」らしい、と太郎が聞いた時点の状況について、
《話者(第三者)が「〇〇が」と言えるのは、【述部についての主格が何か、聞き手(太郎)が分からない場合】のみである。》
ということになります。
No.1
- 回答日時:
主格が何かわかっていても、述部だけ不明な場合も考えられます。
ご回答ありがとうございます。
なるほど。
おっしゃるとおりと思います。
今、「は」と「が」についてまとめているのですが非常に参考になります。
ただですね、
「私がお前の父親だ」
と言う場合、「お前の父親」についての話題は、(「お前の父親」が誰かということは分からない状況であっても)話者と聞き手の間ですでに共有されているはずなのです。
たとえば、
相手が
a:「僕の父は子供の頃に死んだ」
などと言った後に、
b:「私がお前の父親だ」
という発言があった。
つまり、
「お前の父親」に関して話している、ということについては両者の間ですでに了解されていた。
会話の中ですでに【活性化】されていたと言っても良いでしょう。
「お前の父親」は両者に共通の話題として認識されているのです。
しかし、b が発言するまでは、
「お前の父親」は誰か?(=「お前の父親だ」の主格は何か?)
という点について、聞き手は知りませんでした。
その後、
「お前の父親だ」の主格、それは私だ、という意味で、
b:「私がお前の父親だ」
という発言になります。
こうした状況が、
【述部についての主格が何か、聞き手(a)が分からない場合】
に該当します。
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貴重な例文を考えていただき誠にありがとうございます。
(子供の「この人、誰?」に対して)
1.この人【ハ】、あなたの本当のお母さんだよ。
:
この人について言うとね、(この人は)あなたの本当のお母さんだよ。
2.この人【ガ】、あなたの本当のお母さんだよ。
:
(想定されるシチュエーションの例)
ごめんね、今まで黙ってたけど、実は、私はあなたの本当のお母さんじゃないの。
あなたの本当のお母さんは誰かと言うと、この人【ガ】、あなたの本当のお母さんだよ。
「あなたの本当のお母さん」(の主格)は誰か?
について聞き手が知らない場合の表現です。
修正です。
✕
《「罪」という述部の主格(主体)として話者は何を指定しようとしているのか?》
ということは、聞き手にとって未知情報であるという想定の元、それは「己」だと指定している構図です。
〇
《「持っている(罪)」という述部の主格(主体)として話者は何を指定しようとしているのか?》
ということは、聞き手にとって未知情報であるという想定の元、それは「己」だと指定している構図です。