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今日(4/10)のニュースを見ていて疑問に思ったのですが、

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>ダブル日食…中南米で「金環」、南太平洋では「皆既」
>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050409-00000 …
>環日食は太陽の見かけの大きさが月の見かけの大きさを上回る現象。
>今回、南太平洋上では、太陽が月の陰にすっぽり隠れる皆既日食も起きた。
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[皆既日食]と[金環日食]と2種類あるようです。
そこでその違いを調べたら、

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>皆既日食、金環日食
>http://www.live-eclipse.org/
>通常の日食では、月のみかけの大きさが太陽より大きいと太陽面を
>完全に覆う「皆既日食」に、また、逆に、月のみかけの大きさが太
>陽より小さいと太陽面が環状に残る「金環日食」になります
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という記述を見つけました。

[皆既日食]と[金環日食]の両方が起こりうるのは、
月の見かけの大きさが変わるから、という答えでいいんでしょうか?
月の見かけの大きさは、なぜ変わるんでしょうか?

A 回答 (3件)

こんにちは。



> 月の見かけの大きさが変わるから、という答えでいいんでしょうか?

だいたい,それで良いと思います。実は太陽も見かけの大きさが変わるので,それだけとも言えません。
でも話がややこしくなるので,月の見かけの大きさが原因で,皆既日食や皆既月食になると考えても良いです。

> 月の見かけの大きさは、なぜ変わるんでしょうか?

地球と月の間の距離がいつも一定ではないからです。
同じ物でも遠くにあるときは,見かけ上小さく見えますね。
それと同じ。月が近くにあるときは大きく見えて,月が遠くにあるときは小さく見えるのです。

ではなぜ,月が遠くなったり,近くなったりするのでしょうか。

月は地球の周りを回っていることは知っていますよね。
その月のまわる道(軌道(きどう))がまんまるな円ではなく,すこしつぶれた楕円(だえん)形をしているからです。

参考URLのページの真ん中より少し下あたりに
図入りでそのことについて説明してくれています。
よかったら参考にしてみてください↓。

参考URL:http://gate-stfwww06.comet.go.jp/visual2/hoshizo …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
丁寧な回答、すごくわかりやすかったです。

(参考URLの写真も説得力がありました)

お礼日時:2005/04/11 10:56

見た目の大きさが地球や月が楕円軌道を描いているのはすでに回答のあるとおりです。



昨日の場合はこの二つが(ほぼ?)同時に観測できたことではないでしょうか?

今回の場合はおそらく「月が太陽より大きく見える」地点と「月が太陽より小さく見える」地点のほぼ境界にあったため参考URLにあるとおり「今回は見る場所から月までの距離のわずかな違いで、月の見かけの大きさが、太陽より大きくなったり小さくなったりし、皆既日食や金環日食が生じた」のではないでしょうか?

参考URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/ne …
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この回答へのお礼

昨日の例は、
>「月が太陽より大きく見える」地点と
>「月が太陽より小さく見える」地点のほぼ境界
のケースだったから、
皆既日食や金環日食の両方見れたと! なるほど。

よくわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/04/11 10:59

地球・月・太陽の距離が一定ではないためです。

一般に公転軌道はそれぞれ楕円形です。
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この回答へのお礼

なるほど楕円軌道のため、距離が変わり大きさが変わるのですね。腑に落ちました。すばやい回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/11 10:53

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