
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
No.2へのコメントについて。
> 同時確率分布表を作って
必要ないでしょう。
No.6が教えて下さったように、P( )と書くと関数や述語と紛らわしいからProb( )と書くんだ、という流儀も広く行われている。(ま、ここではご質問に倣ってP( )を使うことにするが。)また、事象の集合を書く代わりに、P(Q(x,y) ∧ R(x,y)) のように書くことも多い。このQ(), R()は述語です。すなわち、x,yに何か具体的な値を代入すると、命題になる。さらに、これを事象の集合で表すなら P({(x,y)|Q(x,y)} ∩ {(x,y)|R(x,y)}) と書けば良い。もちろんP({(x,y)|Q(x,y) ∧ R(x,y)}) と同じこと。
ところで、述語と集合をごっちゃにして"∧" と "∩" を混同する人がときどきいて、 でもまあ、意図はわかるので大抵は大目に見てもらえる。これはP( )のカッコ内では "∧"も "∩" も","で済ませる、という悪習があるための混乱だろうが、要するにワカットランということがバレるわけで、あんまり好ましくないなあ。
…というのはさておき:
この問題に限らず一般に、「Xの値がxであるという条件のもとでYの値がyである確率」という条件付き確率 P(Y=y | X=x)は
∀x∀y( P(Y=y | X=x)P(X=x) = P(Y=y ∧ X=x) )
を満たす。これを利用します。
もしX,Yが独立なら(No.6の通り)
∀x∀y( P(Y=y ∧ X=x) = P(Y=y)P(X=x) )
だから、
∀x(P(X=x)≠0 ⇒ ∀y( P(Y=y | X=x) = P(Y=y) ))
である。そして逆に、これが成り立つならX,Yは独立である。
言い換えれば、「X,Yが独立」とは「(P(X=x)≠0であるどんなxについても、P(Y=y | X=x)は変わらない(yだけで決まる)」ということ。(直感的にも明らかだと思うが。)
で、「この問題の設定ではそうなってるかどうか」を考えるんです。せっかく同時確率分布表を作ったんなら一目瞭然だが、いや、同時確率分布表なんかなくても簡単ですよね。
No.7
- 回答日時:
#3です。
重複があるのを忘れていました。すみません。
【相関係数行列】
__________x1________x2________x3
x1 1.0000000 0.5249568 0.3064516
x2 0.5249568 1.0000000 0.5249568
x3 0.3064516 0.5249568 1.0000000
x1 x2 x3
1 1 2
1 1 2
1 1 3
1 1 3
1 1 4
1 1 4
1 1 5
1 1 5
1 2 2
1 2 2
1 2 3
1 2 3
1 2 3
1 2 3
1 2 3
1 2 3
1 2 3
1 2 3
1 2 4
1 2 4
1 2 4
1 2 4
1 2 4
1 2 4
1 2 4
1 2 4
1 2 5
1 2 5
1 2 5
1 2 5
1 2 5
1 2 5
1 2 5
1 2 5
1 3 3
1 3 3
1 3 4
1 3 4
1 3 4
1 3 4
1 3 4
1 3 4
1 3 4
1 3 4
1 3 5
1 3 5
1 3 5
1 3 5
1 3 5
1 3 5
1 3 5
1 3 5
1 4 4
1 4 4
1 4 5
1 4 5
1 4 5
1 4 5
1 4 5
1 4 5
1 4 5
1 4 5
1 5 5
1 5 5
2 2 3
2 2 3
2 2 4
2 2 4
2 2 5
2 2 5
2 3 3
2 3 3
2 3 4
2 3 4
2 3 4
2 3 4
2 3 4
2 3 4
2 3 4
2 3 4
2 3 5
2 3 5
2 3 5
2 3 5
2 3 5
2 3 5
2 3 5
2 3 5
2 4 4
2 4 4
2 4 5
2 4 5
2 4 5
2 4 5
2 4 5
2 4 5
2 4 5
2 4 5
2 5 5
2 5 5
3 3 4
3 3 4
3 3 5
3 3 5
3 4 4
3 4 4
3 4 5
3 4 5
3 4 5
3 4 5
3 4 5
3 4 5
3 4 5
3 4 5
3 5 5
3 5 5
4 4 5
4 4 5
4 5 5
4 5 5
全120行
No.5
- 回答日時:
二元表を作っているのであれば、m×n分割表の独立性の検定の応用じゃないかしらね。
No.3
- 回答日時:
独立の定義は「内積=0」です。
本当はもっとスマートに数式で証明できればいいんですが、悔しいけど列挙法でいくと、
x1 x2 x3
1 1 2
1 1 3
1 1 4
1 1 5
1 2 2
1 2 3
1 2 4
1 2 5
1 3 3
1 3 4
1 3 5
1 4 4
1 4 5
1 5 5
2 2 3
2 2 4
2 2 5
2 3 3
2 3 4
2 3 5
2 4 4
2 4 5
2 5 5
3 3 4
3 3 5
3 4 4
3 4 5
3 5 5
4 4 5
4 5 5
面倒なので書かないけど、これを中心化(あるいは基準化)して1列と2列の積和(内積)を計算して0になれば直交。
基準化した行列のXTXは、相関係数行列のn倍だから、相関係数行列を見ても良いです。相関係数が0ならば直交。
【相関係数行列】
__________x1________x2________x3
x1 1.0000000 0.5188232 0.3757962
x2 0.5188232 1.0000000 0.5188232
x3 0.3757962 0.5188232 1.0000000
相関ありますから独立(直交)ではありません。
No.2
- 回答日時:
「ⅹ∩Y」とお書きだが、これはたとえば X=3, Y=5 なら 3∩5 ということ。
なんだこりゃ意味不明。てことは、「P(ⅹ∩Y)=p(x)・p(Y)なら独立で、≠なら独立ではない」とお書きなのも明らかにおかしい。ナニがいけないかというと、 "P(A∩B)"と書くときのAやBは(事象を表す)集合でなくちゃならない。(そして、「事象の独立の定義」が「事象A, Bは独立 ⇔ P(A∩B)=P(A)P(B)」というのなら正しい。)ところが、X, Yは集合ではなくて確率変数だから、"P(Y)"とか書いても意味不明。ただのナンセンスです。
そして、この問題は(「事象A, Bは独立か」を尋ねているのではなくて)「確率変数X, Yは独立か」を尋ねているんだから、「事象の独立の定義」を持ち出したってしょうがない。「確率変数の独立の定義」を書かないとね。
これで、理解がかなり進みました。ありがとうございます。
補足のところで、同時確率分布表を作って解いてみました。これで合ってるでしょうか。
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この表を使って、p(x=1、Y=1)=8/120 p(x=1)・p(Y=1)=64/120・8/120
この場合はp(x=1、Y=1)=1/18 ≠p(x=1)・p(Y=1)=8/225
で、独立ではない。と、判定するのですか。