
安易な抗生物質投与による耐性菌について
日本は抗生物質をかんたんに処方すると聞いたことがあります。また抗生物質は安易に使用しない方が良いと聞きます。私の感覚で言うと、抗生物質を使っていると自分自身が耐性がなくなると理解していたのですが、ウイルス自体が耐性をもつと言う観点で人類にとって良くないからという趣旨なのでしょうか?正直に言うと自分1人の問題でそれはどうにかなることでないので、それなら抗生物質を使うべきとは我慢せず普通に使った方がよいと思うのですがこの考えはおかしいでしょうか?あるいは何か欠けているところがあれば指摘いただけると嬉しいです。
A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
感染症による疾患の場合、発症形態が似ている事から細菌性か
ウィルス性かの判断が俄に付かず、確認の意味で抗生剤を処方
する事も間々あります。
ウィルス性か細菌性かの検査は、血液検査や培養検査など患者
への負担や時間を要しるので、取り敢えずは抗生剤を処方して
改善の有無でどちらを判断する方が、患者への利益に繋がると
言う判断も有ります、、。
日本で抗生剤が良く使われるのは、長年の習慣や思い込みによ
り、ウィルスに対しても抗生剤が有効であると言う認識があり、
風邪でも何でも抗生剤を処方しておけば患者が安心すると言う
悪習から乱発していた経緯もあります、、。
また日本の医師は、兎に角患者の症状を抑えて上げたいと言う
対症療法を基本に学んでおり、細菌に依る感染症に対しては安
易に抗生剤を処方するという思考になっているとは思います、。
しかし、今現在の医療界では必要の無い感染症に対しては抗生
剤の処方は極力行わないようにしています、、。
ご回答ありがとうございます。実務的な判断での使用については勉強になります。なんにせよ、患者の状態を見て処方すべき時は躊躇なく処方できる医師が患者にとってもっとも求められるのだろうなと思いました。
No.4
- 回答日時:
誤解していることが1つあります。
ウイルスは菌ではありません。したがって、
>ウイルス自体が耐性をもつ
菌ではないウイルスは、抗生物質を投与されてもまったく影響しません。
ここが大きな間違い。
耐性菌とは、最初抗生物質が効いていたバクテリアや雑菌、その他の菌の中で、その抗生物質への耐性をつけてしまって、薬の効果をダメにしてしまう特定の菌を指します。
まれに、とりあえず抗生物質といった感覚の処方があることは私も否定しませんが、現在は耐性菌の研究も進んでいるので、炎症など抗生物質が有効な症状で、耐性菌が原因の場合、抗生物質を取り換えるというのも当たり前に行われています。なので、本当に必要な場合は利用して早く改善を図るべきだと考えます。
ご回答ありがとうございます。
ある菌がいたときに、Aの抗生物質を使えば効くはずなのに、効かない→耐性菌の可能性→他の抗生物質 ということですね。処方は禁止しない限り完全に無くなることはないと思うので結局そのあとの菌も耐性菌になりうるのかなと思いました。
ウイルスと菌をごちゃ混ぜにしていた点についてご指摘いただき助かりました。ありがとうございます。
No.2
- 回答日時:
>日本は抗生物質をかんたんに処方すると聞いたことがあります。
以前は、診療報酬目当てで風邪でも抗生物質を処方していました。
現在は、耐性菌の問題や院外処方により簡単には処方しません。
>また抗生物質は安易に使用しない方が
抗生剤を安易に使用して、その薬剤に対する耐性菌が問題となり
安易には使わない方が良いと言うことになりました。
>抗生物質を使っていると自分自身が耐性がなくなる
抗生剤を使用することであなたの耐性が無くなるわけでは
有りません。あくまでも細菌がその薬に対して耐える力を
獲得します。
>ウイルス自体が耐性を
抗生剤は、ウイルスには全く効きません無力です。
細菌に対してそれぞれ適切な抗生物質があります。
細菌とウイルスは全く別物ですので誤解無きよう。
なお、先に書きました風邪の多くはウイルス感染
によるもので、これに抗生剤投与は全く無意味です。
>正直に言うと自分1人の問題でそれはどうにかなることでない
いいえ、耐性菌の問題は一人一人の問題です。
耐性菌が出来ると言うことは、新たな脅威が起こるわけです。
一人一人が気をつけなければなりません。
>それなら抗生物質を使うべきとは我慢せず普通に使った方がよいと思う
ようは、適切に抗生剤を使いまた医師の指示通り薬を飲むこと
自己判断で薬を中断しないことです。
最後に、耐性菌が問題となった背景には、安易に家畜飼料に
抗生剤を混ぜて与えたことです。抗生剤を与える事で病気に
なりづらくよく太り肉の歩留まりが良くなるため大量に投与
していました。この安易な抗生剤投与が世界的な耐性菌問題と
なっています。
ご丁寧な回答ありがとうございます。医師が適切に判断して処方するなら飲もうと思いました。個々の問題は当然のことながら、耐性菌について誤った知識を持っていなければ、医師が必要と言っているのにそれを本当に必要な時に拒んだりするリスク、要は本当に必要な人が投与できることも大事だと勝手に思いました。
No.1
- 回答日時:
自分が重病にかかった時、切り札の抗生物質が、おっと効かない!
あわてて緊急手術とか、死亡とか、甘受しますというなら、
良いと思います。
日本人だけ年寄りの多くが10錠以上飲んでいる薬漬けです。
糖尿病の薬+高血圧の薬+副作用抑える薬・・・と親父もそうでした。
諸外国は、長くて1カ月で終了と聞きます。
日本の医者と薬屋の儲けが優先の結果でしょう。
ありがとうございます。
そのような現状の中、自分1人が我慢していても前段のようになる可能性があるのですよね。
選挙に似ているような気がします。
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皆さんありがとうございました。最後に医師や知り合いの看護師に確認したところ、耐性菌は個人個人にできるものだということがわかりました。そのため、人類とかそういうレベルでなく個人レベルで気をつけなければいけないということで、ネットではあまりそこまで書かれておらず当初と認識とあまり変わらないことがわかりました。