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戦場カメラマンって戦時国際法に守られているのでしょうか?

A 回答 (2件)

守られているような、全く守られていないような、どちらにもとれるでしょう。


戦場カメラマン、
戦闘を行っている軍を統制している国や団体の意向にそった取材をすることを目的とした従軍カメラマンと、
全くのフリーランスで自分の信念で撮りたいものを撮って発信することを目的としているフリーカメラマンの二種類に分かれます。
国際法で報道関係者は保護する規定があり、民間人でありながらも、軍人と同じ扱いになるとされてます。

前者の戦場カメラマンの場合、対立するどちらかの立場の軍の管理保護下に入り、兵士と一緒に行動して写真を撮ります。
その軍隊が負けて捕虜になった場合は、兵士と同様に国際法によって相応の扱いを受ける権利はあります。身分証明書で立場を主張することが可能ですし、活動そのものが政府の管理下にありますので、戦地にいない者にも現状を把握されやすく、その者に何かあれば国際問題になりかねず、保護されやすいとは思います。

後者のフリーカメラマンの場合、行われている戦闘に批判的な立場でカメラを向ければ、捕虜になって、拷問され、殺される覚悟も必要でしょう。たとえPRESSと大書されたジャケットを着ていたとしても、軍人とは別扱いになることを期待するのは無理があります。戦場では誰も守ってくれません。駆けつけてくれる警官もいないのです。
つまり個人での活動のときは、戦時国際法なんて意味がありません。
ジャーナリストたるもの、その覚悟はしていると思います。

たとえ、前者の従軍カメラマンであったとしても、戦場で国際法がきちんと守られるとは考えにくく、むしろ、守られないことのほうがはるかに多い、戦場の現実を考えれば、場合によっては処刑されるかもしれない覚悟も必要でしょう。
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戦争を取材する記者を従軍記者と言い


軍に国際法条の不正はないか?なども取材します

日露戦争にもフランスやイギリスの従軍記者が
日本の旗艦戦に乗船し世界に報道していました

本来はカメラマンも記者も守られます
しかし、流れ弾に当たったり船が沈むことも覚悟しなければなりません
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