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なんで日本にはデジタル人材が足りないんですか?

A 回答 (11件中1~10件)

長年、コンピュータ業界で仕事をしています。


日本でコンピュータ産業が産声をあげた頃は、汎用機が全盛でパソコンなんてありませんでした。
その頃は、いわゆるデジタル人材ってのは、「コンピュータという神に仕える神官」って感じで、尊敬されるところもあったものでした。

でも、お仕事としてのソフト開発は、COBOLなど使っていて、多くのプログラマが必要であり、いわば人海戦術的な部分がありました。
とはいえ、開発が一段落すれば、多くのプログラマは不要になります。
となれば、「必要な時に採用し、不要になれば、簡単に切れる人材が欲しい!」となりますよね?

そこで、「楽して儲かる仕事」として「人材派遣業」が大繁盛となったのです。当時有名どころとして「CSK」という人材派遣会社が悪名をとどろかせていたものでした。
まあ、「人材派遣業」で儲かるなら「プログラム技術なんてどーでもいい、人材を育てる必要もない!!」となります。
また、コンピュータをいじっている人たちを「根暗!」「オタク!」って、一般の人(特に女性達)が蔑む傾向も強かったですからね。
日本がデジタル人材不足になるのも当然でしょう。

元々、日本企業ってのは、理系を冷遇する傾向がありますから。
そのため、半導体、家電、液晶などの技術者がリストラされて、海外企業に転職し、日本の技術が奪われたということもありましたからね。
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この回答へのお礼

大変興味深いご意見、ご解説の数々、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2023/01/05 17:11

今の子は


英語、プログラム、応用、略習ってない。

与えた物しか出来ない
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「ムラ社会」で、「みんなと同じ」ことを重視して「群れる」ことを好み、「独創的」で「他人と違う」発想をすることを「意図的に避ける」社会だからです。


「他人と違う」ことを排除し、イジメの対象とする社会から脱しないとダメでしょう。「出る杭は打たれる」「目立つものは叩かれる」社会。
「みんなと同じがよい」が「みんなと同じでよい」になって、泥臭い、汗をかく「努力」バカにする、「孤立・自立すること」を恐れる世相になっていますからね。

「ゆとり教育」はそういう「独創性」を重視しようとしたのでしょうが、指導者や社会がそれをうまくリードできませんでした。
でも、サッカーでヨーロッパで活躍する、野球でメジャーリーグで活躍する、ピアノでショパンコンクールやチャイコフスキーコンクールで優勝・入賞するなど、「自分の道」を見つけた人は世界に飛び立つ成果を出しています。その前の世代にはあり得ないほどの。

デジタル人材がいないわけではない。
ふつうにプラグラムを組める、そこそこに仕事ができる人はたくさんいる。
でも、世の中や社会を変えるような「あっ」といわせるものを創り出せる人は少ない。
そういうことなのでしょう。
それはデジタル、ITの世界にとどまらず、政治、経済、産業界、家電や自動車などの製造業でも同じでしょう。
「独創的な発想」で新しい社会、世界、製品を創り出す人が少ないのです。
それは、今に日本が上に書いたような社会だからでしょう。
「政治が悪い」「教育が悪い」というよりもたちが悪い、一人一人の心の中の問題。
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アジアの多くが20年前から


小学校英語、パソコン、IT義務教育になったのに
日本では、パソコンの入力の仕方程度 
しかも ゆとり教育 全盛期の世代 教育レベル低さ

世界が馬から自動車へ移動したのに
若者が馬を乗る教育され世の中に出ていく
そして馬で良いじゃんと言うくらアホですわ
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先見の明をもった指導者が


いないからです。

欧米などは、トップが決めて
下が従う、というトップダウンです。

だから、優秀な指導者が輩出しやすく
また、デジタルが有望だ、となれば
準備も出来ます。

しかし、日本は下でワイワイやって決め
上がそれを承認する、というボトムアップの国です。

だから方向転換が遅い訳です。
皆を指導出来る人が、トップに立たないで
根回し上手な人がトップになります。

少子高齢化でもそうです。

こんな問題は、半世紀以上も前から指摘
されてきたことです。
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ITに対する国民の理解度が低い(寛容度が低いと言った方が近い)



会社の上層部、政治家は文系で占められてるのも一因。

50年前にはディジタルと発音したり、書いたりしてた。
いつの間にかィが無くなり、デジタルになってる。

マスコミも文系で占められてるからね。
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ワープロができるまで、誰でも使える日本語タイプライターがなかったからです。



「デジタル人材が不足している」のは実は「デジタル人材を必要と考える経営者が少ない(今まで少なかった)から」でもあります。今更日本でデジタルトランスフォーメーション:DXなんて言っているのは欧米から見れば50年、その他の国から見ても30年遅いのですが、欧米人が50年前にDXに気が付けたのは、タイプライターを使っていたから、です。

タイプライターというのは「コピーができる」のです。これがDXの基本です。昔の手打ちタイプでもカーボン紙を挟めば3枚ぐらい同時に書類を作れます。欧米でこれができるようになったのが19世紀

 またタイプは遠隔印刷ができます。電気タイプライターでキーボードは目の前、印字する部分は外国にあっても通信できるなら、e-mailと同じ、これをテレックスといいますが、国際通信でこれができるようになったのが1920年代

 ついでに、通信の内容を録音しておけば、何度でも同じ文章をタイプできます。コンピューターがなくても「通信信号を記録する」ことで電磁記録が取れるようになったわけです。

そしてようやくコンピューターが生まれますが、欧米人は「コンピューターができると《何が便利になるのか?》をすでに知っていた」のです。

ところが日本語は特殊なタイプライターを使える専門家以外は、1990年ぐらいまでほぼ手書きでした。ワープロが普及したのが1980年代後半、IT革命が1995年ですから、日本人にとっては「ワープロもパソコンも同じぐらい未知の機械」であり《何ができるのか全く知らない》ものだったのです。

だから1995年の若手社員でも「パソコンとは何をするものなのか?」という教育を受けていません。そこから30年ほどたった現在、60歳前後の「会社経営者」がちょうどこの世代ですから、この30年間日本の経営者は「コンピューターとはなにか?普及すると社会の何が変わるのか?」を全く理解できていなかったわけです。

だから、いまだに「DX」という言葉を知っていても「それが行われると、社会の何が変わるのか?」を50代以上の人たちは理解できません。コロナ禍で「DXの具体的な事例」を見て、ようやく「大変だ、日本は30年遅れてる」と気が付いた程度になるわけです。

でも実際は「タイプライターが無かった」20世紀初頭からずっと「デジタル化とは何か?」という点で日本人は遅れてきたのです。

とはいえ、日本はいつでも10年程度で追いつきます。なので今すぐ始れば10年で追いつきます。問題なのは「そのような効果を意識できないジジイ達が邪魔すること」だけです。
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一にも二にも、金で支那の千人計画に魂を売った日本学術会議


のせいですわ。
また、余りにもお人好しが過ぎて未開の蛮族に懇切丁寧な技術
指導や経済支援を行った結果、南鮮に優秀な人材を奪われてし
まい、ありと汎ゆる特許を侵害されてしまったからですわ。
ホントですわ(激怒)!!
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デジタルで鍛えられるはずの人材が使い捨ての消耗品にされているからです。


ITの人材って実際の就労状態は多くが派遣ですよ。
そんな中で革新的な技術が生まれるとも思いません。
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実際にICT関連の仕事をしている経験から言うと、国民性と思われます。


理屈っぽい人はICTに向いていない。
素直に学べる人はどんどん新しい技術知識を取り入れるけど、新しいことに抵抗感がある人は学ばない。
謙虚さが問題ですね。
戦後の日本はそうでは無かったはずなのに。
後進国の人たちは世界に追いつくために必死なので新しい技術を学ぼうとしている。だから、追いつかれ、追い抜かれている。
日本の技術はもう古い。
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