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「里山」 という言葉をよく聞きます。私は「里山」といわれる所で育ちましたが、そこでは「里山」という呼び方はしていなかったと思います。
広辞苑第一版第二十五刷(昭和42年12月1日)には「里山」はありません。
昔からあった言葉でしょうか・・・

A 回答 (2件)

里山は広辞苑に載るほど語義がはっきりしたものではないからだと思います。

現在のように里山が強く意識されたのは環境問題が発生してから、つまり日本が高度成長期にはいった1960年代以降でしょう。しかし、日本のどこかには里山という言葉を使っていたところがあるはずで、そのような人々にとっては古くからの呼び名となるでしょう。

里山を持つ村人にとっては里山という特別の意識はなく、単なる裏山だったり、村の中にある入会(いりあい)の山に過ぎません。そこでは代々、人々は薪をとったり、牛馬の草を刈ったり、山菜や薬草を探し、又箒や釣竿の竹を切ったりする共同管理の山だったのです。里山は野獣と人間の境界地であり、野獣は里山を見るとこれから先は人の住む危険地帯と悟っていたものと思われます。

里山は日本独特のものといわれ英語でもSatoyamaと呼ばれています。

参考URL:http://bochibochi9.hp.infoseek.co.jp/syoukai.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
英語でもSatoyamaと呼ばれてるんですね!。朝から「里山」について考えていたら、思い出したのですが、松本に里山辺、入山辺という地名があります。
そこは里山の辺り、入山の辺りです。
家では「山里」でなぜいけないのか・・・などと常々話しておりました。
とても勉強になりました。

お礼日時:2005/04/15 21:41

当っているかどうか分りませんが、参考URL「未来をひらく言葉 025」の


今森光彦さんの発言がヒントになりそうです。

参考URL:http://www.satoyama.gr.jp/word/word_2.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
「里山」は新しいことばなんですね・・・
テレビの番組などで当たり前に使われていても、私にはどうも耳障りなことばでした。
その趣旨や取り上げられ方には賛成なのですが・・・
もう、定着して力のあることばなんですね。
(はじめて、教えて!gooに質問してみました。すぐに教えていただいたので、感激しました!!)

お礼日時:2005/04/15 16:26

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