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古代日本では、祭も政も「まつり」と読んで、祭政一致でしたね。

質問は、古代中国でも、祭も政も「〇〇〇」と読んで、祭政一致でしたか?

A 回答 (2件)

殷周時代の青銅器見たことありますか?


アレは神へ供献したり神と会食するための器です。
漢字の元となった甲骨文字は、神に政治や軍事を占ってもらうために発達しました。
このように、古代においては中国も政祭一致であったのですが、その後は徐々に分離します。
秦が天下統一すると、祭祀は祭祀で政治は政治と完全に分離して、法による支配というのが貫徹されました。
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございます。
政祭一致について、証拠として青銅器などがあるのですね。
おそらく言葉に関しても、分離する前は、共通(共有)な(一致した・未分化の・混沌とした)言葉があったのでしょうね。

お礼日時:2023/01/22 10:40

中国語(漢字)と日本語をごっちゃにしてはいけません。


日本で祭も政も「まつり」なのは、日本語のまつりという概念に祭も政も含まれている、それらを同じ「まつり」という概念と認識しているという事です。
一方、漢字で「祭」と「政」というように、別の字を用いているという事は、これらが別の概念であるということです。

今では日本でも政治と呼んで、これを「まつり」などと言うことは少なくなったのは、概念として別物という認識が広まっているためでしょう。逆に今でも天皇家が農家の真似事をしたりするのは、この「まつり」そのものと言えます。

まつりの語源は「たてまつる」だったような気がしますが、違うかもしれません。少し調べるとなかなかに面白かったような記憶があります。

概念の話は少し難しかったかもしれませんが、例として「みる(見る)」という日本語の概念を挙げておきましょう。日本語の「みる」を英語でいうと see, look, watch などが該当します。なので「seeる」と書いて「みる」と読んだり、「lookる」と書いて「みる」と読んだり、「watchる」と書いて「みる」と読んだりしているわけです。これらは記述こそ違えど、どれも日本語の「みる」という概念、つまり日本語としては同じ言葉なのです。英語ではなく中国語を使うと「見る」「視る」「観る」「診る」などになります。日本語の概念というのがお分かりいただけたでしょうか。
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございます。
中国では、別の字を用いているから祭政一致ではなかった、ということですね。

お礼日時:2023/01/23 11:30

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