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FRBのパウエル議長が、コストプッシュインフレの現状にも関わらず、利上げというデマンドプルインフレ対策をやったことは、筋の悪い政策だったんでしょうか?

A 回答 (2件)

FRBのパウエル議長は、インフレに対するFRBの政策について、デマンドプルインフレの対策として利上げを行うという立場を取っています。

これは、経済が過熱し、物価が急速に上昇している場合には、需要が供給を上回っているために価格が上昇していると考えられるためです。

ただし、現在のインフレについては、コストプッシュインフレという要因が大きく影響しているとされています。つまり、コロナ禍による供給不足や原材料価格の上昇などのコストが上がり、それが製品の価格上昇につながっているとされています。この場合、利上げを行っても需要を抑制することはできず、むしろ景気を悪化させる可能性があるため、筋の悪い政策と評価されることがあります。

ただし、インフレ対策は非常に難しい問題であり、FRBは常に景気やインフレの動向を注視し、適切な政策を取る必要があります。パウエル議長も、現在の経済状況を考慮しつつ、適切な政策を取るために努力しているとされています。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただき、お二方とも、ありがとうございました!

お礼日時:2023/03/14 22:40

利上げというのは、需要を抑える効果


がありますので
デマンドブルインフレには有効ですが、
コストプッシュインフレに対しては
その効果は間接的ですね。

コストプッシュインフレには、
原材料価格の上昇を抑えたり、生産性を向上させるなどの
供給面の改善策が必要です。

そんな訳で、筋が悪い、という指摘は
もっともだと思います。

しかし、物価の番人であるFRBとしては
他に適当な手段がなく
仕方が無い、という面もあると思います。
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