プロが教えるわが家の防犯対策術!

大学受験で英語をそれなりに頑張った典型的な日本人
(TOEIC600〜800くらい、英検準1級くらい、センターや共通テストで8割か9割以上とか、それくらいのレベルで、読めるけど書けない、話せないみたいな人)

が、以下のそれぞれの期間、海外留学で真面目に勉強したら、会話力的にはどの程度の伸びが期待できますか?

3か月
6か月
1年
2,3年

個人差があるのは承知ですが宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

在米の隠居爺です。


若いころに思うところがあってこの国に渡ってきました。
当時の私の英語力は大学入試までの学校教育で平均的なものでした。
まだネットも携帯電話もなく、海外に行くにも格安航空券などという言葉さえない時代でした。

それでこの国に来て最初に出会ったのが『 How ya doin'』でした。
当時の日本の辞書にはこれは載ってなかった。

私はかなり田舎で暮らすことになりましたが、幸いなことに、一緒に仕事をすることになった当地の相棒が私の英語を訓練してくれました。

やったことは『仕事とトイレと寝てる間以外はずっとしゃべっていろ』ということでした。
しゃべることは何でもよかった。
見たこと、聞こえたこと、感触や味やにおい、思ったこと、想像したこと、などなど何でもいいからともかく話すのをやめるな、でした。

そうして話していると、時々彼はいろいろ言ってきます。

それはこう言うんだ『xxxx』
私はそれをまねて『△△△△』
ちがうちがう、こうだ『xxxx』
もう一度それをまねて『〇〇〇〇』
ちがうちがう『xxxx』
またまねて『xxxx』
そうそう、もう一度
またまねて『xxxx』
もう一度
『xxxx』
もう一度
『xxxx』

もうこれの繰り返しです。

スーパーマーケットに行くと、商品のラベルや説明書きを読めばいいから楽だった。
通勤の車の中ではラジオから聞こえるニュースの一節をまねたり、家でテレビを見ているときは出演者のセリフを真似したり・・・

それが慣れてくると、しりとりをしたり、類似語や反対語を言い合ったり、州名や国名や地名、タレントやスポーツ選手、スポーツのチームの名前を言い合ったりもしました。

こんな生活で大事だったのは、日本語に全く触れなかったということと思っています。
使った本と言えばアメリカ人にとっての国語辞典である我々が言う『英英辞典』だけでした。

彼曰く
言語を覚えるのは勉強じゃない。
言葉は赤ん坊でも覚える。
親が言うのを真似し、親が喜ぶことを覚え、親が喜ばないことは覚えない。
教科書も使わないし辞書も使わない。
辞書を使うのは高度な知識を言葉にしなければならない時になってからだ。

なんとなく使えるようになり、聞こえるようになるのに2~3か月はかかったように思います。
それに、この訓練は半年近くやりました。

ほかに、日常生活でのコミュニケーションのとりかたとして、銀行のバンカーとのやり取り、お店のレジやレストランの店員、空港カウンターの職員などとのちょっとしたあいさつや雑談の仕方なども教わりました。
また、ビジネスでのあいさつ、会議進行、取引先へのアポイントの取り方、上司への報告、部下への指示の出し方、会食、伝票処理、報告書作成、電話応対、メール交換など、様々な生活常識も教えてもらいました。

ここまで入れると、一通り覚えるのに1年、実際に使って身についたのは2~3年後だったように思います。

このぐらいになると、夢も英語でみるというのを実感しました。
日本に来た時も、とっさに何かしないといけないときに出る言葉は英語になっていました。

ひとつ面白いエピソードがあります。
日本に出張することになった時のことです。

長旅を気遣ってくれた秘書さんは、日本行きの国際線の飛行機が出る空港までの国内線はファーストクラスをとってくれました。
搭乗が始まって私の席に行くと、私の隣席はもうそこのお客さんが席についていました。
私は頭上の棚に荷物を上げながら隣席の客に挨拶をしました。
その時に油断をしてたんです。
ついいつもの調子で南部なまりの挨拶をしてしまったんです。
日本で言えば、薩摩弁か津軽弁であいさつされたようなものです。

国内線とはいえファーストクラスですから、多分相手は東洋人の私を日本人か中国人か韓国人と想像し、東洋なまりの挨拶が来ると思っていたことでしょう。
それが思いっきりなまった南部なまりだったわけですから、驚いた彼は目が点になって固まってました。

私もすぐにそれには気づき、荷揚げを終えて席に着くとすぐに標準語であいさつしなおし、私のなまりの理由を説明しました。
アメリカの人は話し好きですから、その時はこんなことをきっかけに雑談を楽しむことができました。

私の場合、完全に耳から入った言葉で訓練を受けましたから、こういう具合になまったらなまったまんまの言葉を覚えちゃうんですね。
なので、標準語の英語を話すのはしっかり考えながら話さないといけなくなっていました。

その後はアメリカ各地で仕事をしましたから標準語を話すのにも慣れました。
ただ、リタイアが近づいたころから今暮らす南部に戻ったので、私としては何とも住み心地のいい感じで暮らしています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。非常に参考になりました。貴方のようになれるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2023/04/27 19:49

海外在住です。


本当に個人差があり、当人次第です。
私の場合、日本の大学で英語で授業を受けていました。
だからこちらで生活していくのはなんとかできました。
一年後に現地の大学に入学し、ネイティブの学生と勉強しました。
しかし、10年以上暮らしていても、現地の人と結婚していても、いつまでもカタコトしか話せない人もたくさんいます。
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23年で、


ネイティブスピーカーに成れます。
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