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現在、私は特養で1年ほどの介護職員です。以前にも、こちらで
食事介助のことで質問させて頂きましたが、もう少し突っ込んで
話を聞いてみたいと思い、今回質問させて頂きました。

【質問】≪ 食事介助で口を開ける道具について ≫
  食事介助が必要な方で、スプーンで食事を口の前に
  持っていっても、口を開かない方がいます
  そのような方については、時間的な制約などもあり、
  もう一つのスプーンで口を開き、食事を口の中に
  運んでいきます。最近は、口を開けないと食べてくれない方
  については、口を開けるのは仕方がないかもしれないと
  考えています。
  しかし、スプーンで口を開ける場合、口の中を傷つけて
  しまう可能性や、歯が残っている方には、その歯に
  負担・ダメージを与えてしまう可能性があります

  口を開ける道具として、スプーン以外に、もう少し
  安全で、周りから見ても不自然でないような代替の
  器具・道具はないでしょうか?

A 回答 (5件)

再びkirakira777です。

補足ありがとうございました。
その補足していただいたことを読んでいて感じたのですが、
「口を開く」ための努力はされているようなのですが、
「口を開いてもらう」ための努力をされていないようですね。
熱がある人に対してのお世話に例えれば、頭を冷やしてあげてはいるけど、
熱が出ている原因に対しては何もしていない、ということです。
まぁ、たとえ対症療法だとしても、
頭を冷やしてもらえるのは気持ちがいいものなので許せます。
でも、「眠ってしまったら甘い飲み物を口に含んで刺激を与える」なんて、
わざと誤嚥させようとしているようなものです。

覚醒のリズムはどのようになっていますか?
薬剤の影響があるかもしれませんので、いつどのような薬を飲み、
何時から何時まで眠り、何時頃なら起きている、
というようなことを関係するスタッフで協力して調べてみる必要があるでしょう。
その上で何をしなければいけないかを考えてみてください。
薬剤(種類や量、服用回数・時間など)を変更するといいかもしれません。
外出や口腔ケア等の働きかけで、覚醒している時間が増えるかもしれません。
どう努力しても食事の時間に起きていていただけない、
でも、「この時間ならだいたい起きている!」という時間があれば、
その時間に食べてもらうのもアリでしょう。
「その人だけにそんなこと出来ない」と思われるかもしれませんが、
どうにかして出来ないか、まずは考えてみてください。
理想の介護は個別対応だと思います。
もちろん「理想」にしか過ぎないことも現実にあるかと思いますが、
だったらその「理想」にギリギリまで近づけてください。

それから、どうしても「口を開いていただく」ことが出来なくて、
それでも口からの食事しか出来ないのだとしたら、
「ここを刺激すれば口がパカッと開く」という部位があります。
上の歯と下の歯の合わさっているあたりで「Kポイント」といいます。
うまく説明できないので、摂食嚥下障害関係の本で探してみてください。
藤島一郎先生が書かれた「口から食べるQ&A」には載っていたと思います。
(タイトルが間違っていたら済みません。ちょっとあやふやです。)
閉じた口の端からスプーンの柄ぐらいのものが差し込めれば大丈夫です。
(くれぐれも痛くないようなもの、痛くないような力でやってください)
これも「口を開ける」ための方法ではありますが、
スプーンのすくうほうでグイグイこじ開けるよりはいいでしょう。
それから、そもそもミキサー食を食べておられる方なんかでは、
「らくらくごっくん」や「タベラック」などを使うとうまくいくことがあります。
介護用品のカタログ等でお調べください。

ちなみに開口器ですが、
あれは口をしばらく開けておかなくてはいけないときに使うものです。
ご自分で口に水を含んで試されるとお分かりかと思いますが、
口を開けたままでは飲み込むことは出来ません。
顔を上に向ければ流し込めるでしょうが、それこそ誤嚥の危険性・大です。

以上、思いついたまま本当に長々と書いてしまいましたが、
どうか施設全体で勉強していただけるようお願いします。
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この回答へのお礼

大変詳しく説明をいただき、ありがとうござます。
大変参考になりました。

もっと勉強をして、より良い介護を目指していきたいと思います。

※「口から食べるQ&A」にKポイントについて載っていました。食事介助の他の面でも大いに役に立ちそうな本です。

お礼日時:2005/04/26 23:04

なかなか大変なお仕事、お疲れさまです。



うちの自閉症の息子が歯科の治療を受けた時に、「開口器を使いました」と言われたことがありました。
実物を見たことないのですが、口を開いて固定するものだと思いますので、そういうものを使うとスプーンよりは安全じゃないのかなと思います。開く角度も調節できるんじゃないでしょうか。ただ、少し高いかもしれませんね。
少しでも参考になれば幸いです。
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こんばんわ。


この文章だけでは、口を開けてくださらない方の事が伝わりにくいのですが、その方は、食事のとき、どのような状態なのでしょうか?

たとえば、昼夜逆転されていて、食事時に眠ってしまいそうになるから、とか、何かの病気の後遺症などで、口を開けることが出来ない、とか…。

食事を取る環境はどうでしょうか?
ベットの上で食事をしているなら、どこか談話室のようなところで、他の方と一緒に召し上がるとか…。

また、その方の口の中はどうでしょうか?
荒れていたりしたら、痛くて、食事を食べられる状態ではありませんし…。

もしかしたら、ご本人が、食事を食べる意思がないのかも知れませんし、食事を取る必要性は十分理解できますが、口を強制的に開ける…というのは、今まで聞いた事がないです。
無理に食べさせると、誤嚥の原因となり、肺炎や窒息など起こしかねません。
食事を取ることが出来ないのなら、経管栄養法など、他にも方法がありますので、その方のご家族を含め、お話し合いをすることが必要なのでは…と思いました。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

> 昼夜逆転されていて、食事時に眠ってしまいそうになるから、とか、
> 何かの病気の後遺症などで、口を開けることが出来ない、とか…。
ANo.1のkirakira777様の補足に書かせて頂いた二人については、一日中ほとんど眠っている(眠ったように見える)状態です。

> 食事を取る環境はどうでしょうか?
車椅子に移動していただき、食堂で食べます。

> 荒れていたりしたら、痛くて、食事を食べられる状態ではありませんし…。
痛い場合、表情に出る方々なので、痛いということはないようです(※)。口の中も荒れていることは無いと思います。ただ、口腔ケアは、おいしく食べてもらうための条件の一つですし、他にも多くのメリットがあるようなので、大切にしていきたいと思います。

※ 断定的にはいえないので、いろいろな可能性をすぐに捨てずに検討していきたいと思います。

補足日時:2005/04/26 22:26
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私も、先の方と同意見です。



あなたは、まだ特養で働き1年ですよね。
1年でその様なお考えになるというのはいかがかと思います。医療福祉の現場で働く人間としてとても知識の無い人間としか思えません。

特養は、その方にとっては「住まい」ですよね?
その住まいで、無理やり食事を取らされるケアと言うものは必要なのですか?
施設ケアマネには相談したのですか??
先輩までも同じことをするのですか??

どうしてその方は口をあけないのですか??

人間を人間と扱えない人間が、人間と一緒にいないでください。ましてや知識も無さ過ぎです。

それほどまで栄養を取らせたいなら、胃ろうをご検討ください。

この回答への補足

返答遅れて申し訳ございません。
ご回答ありがとうございます。

> 先輩までも同じことをするのですか??
私自身も、先輩に「この人には、こうやるんだ」と教えられ行っています。
施設の職員"全員"が「スプーンで口を開けて」食事介助をしています。
この方法が定着してしまったのは、施設の仕組みやシステム以外にも、
比較的最近できた施設(3~4年くらい)で、ちゃんとした指導が
できる人がいなかったこと(これまでの多くの看護士含めて)も、
影響しているのかもしれません。

> 施設ケアマネには相談したのですか??
施設の長は、「口を開けて」いるのは知っていると思います。
見て見ぬふりなのか、どうかはよくわかりません。
施設の方針として、口から摂取できれば、胃ろう等の方法よりは
良いと考えているのかもしれません。

> どうしてその方は口をあけないのですか??
下記kirakira777 様への補足を、ご参照お願い致します。

> 知識も無さ過ぎです。
私自身の知識不足以外にも、おそらく施設の職員全体として、知識
を必要としていると思います。文章だけでは、実際の状況などわかり
にくいと思いますが、何か具体的なアドバイス等いただけますと助かります。

> それほどまで栄養を取らせたいなら、胃ろうをご検討ください。
施設の方針、ご家族の方針等あり、胃ろうという手段は現在とられて
おりません。

補足日時:2005/04/24 23:21
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「そんなことはキレイ事だ。

わかってるけどそういうわけにはいかない。」
と言われることは覚悟してます。
でも、出来れば施設全体でもう一度考えてみてほしくて、
あえて発言させていただくことにしました。

もしその方が自分の親だとして、
もしくは障害を持った自分の子どもだとして、
そのようにして食べさせられている姿を見たらどう思いますか?
「時間がないから」と言われて納得できますか?
フォアグラを作るためのアヒルじゃないんですから、
無理やり口を開けて食べさせるなんて・・・。

なぜ口を開けてくださらないのかについてはどうお考えですか?
あくびやくしゃみ、その他の場面での開口はどうですか?
最近は「口を開けるのは仕方ない」と考えられているとのことですが、
これまでにどういう対処をされ、
どのような結果だったのでそう考えるようになられたのでしょうか?

「時間がない」という介護者側からの理由はとりあえず置いておき、
(それ抜きでは話にならないとお思いかもしれませんが、
ゆっくり時間がある施設なんてほとんどないでしょう。
その点についてはどこも同じです。)
まずは客観的に観察した情報と、これまでの対処について教えてください。

この回答への補足

返答遅れて申し訳ございません。
ご回答ありがとうございます。

> 最近は「口を開けるのは仕方ない」と考えられているとのことですが、
> これまでにどういう対処をされ、
> どのような結果だったのでそう考えるようになられたのでしょうか?
質問の内容と反するかもしれませんが、「スプーンで」口を開けるのを
やめる際の、最終的な目的は、「口を開けるを止める」よう
施設全体で対応していくことです。その第一歩としてスプーンを
使うのを止めたいと考えた次第です。
最初特養に入った際に、私も驚き、何とか変えられないかと、
こちらのOKWEBで質問させて頂きました。
回答が一つも得られなかったため、YAHOOの知恵袋で質問したところ、
いくつか回答を頂きました。「本当の介護(食事介助)とは何でしょうか」
という文で始まっています。「本当の介護」で検索すれば
出てくると思います。考えたくないことですが、
質問の仕方で、回答の方向も変わってきますね。

> まずは客観的に観察した情報と、これまでの対処について教えてください。

口を開いてくれない方は数人いらっしゃるので、既往症はそれぞれ
違います。全員の情報をすべて書いていくと煩雑にもなりますので、
少し限定させて頂きます。二人の方は、一日中眠ったような状態
(眠ったように見える状態)で、口の中に食事が入ると、一応噛んで
飲み込んではくれ、胃ろう等は取られておりません。
眠った状態となるのは、脳梗塞または痴呆症が原因のようです。
医者からは、「自分の意志で寝ている」との診察もあったようで、
今ひとつ詳しくわかっていないようです。

時間のある際は、甘いものをくちびるに持っていくと、たまに
口を開けてくれ、その隙に入れることは可能ですが、食事全部で
これをやると、おそらく数時間となってしまいます。
二人はきざみ食なのですが、噛んでいる途中に、完全に眠ってしま
ったりして、誤嚥の危険性は高いです。(実際吸引の頻度は高いです)
そのような際は、甘い飲み物を口に含んで刺激を与えたり、
他の方法で刺激を与えたりして、食事を再開させていますが・・。

補足日時:2005/04/24 22:24
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