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獲得形質は遺伝しないというのが、この世の常識でした。でも最近、そうとは言い切れないとの発言がちらほら出てきました。ルイセンコやラマルクの言ってたことが正しいということでしょうか?そんなのあり得ますかね?まあ、私は獲得形質は遺伝するなんて一切、信じないですけどね。

A 回答 (5件)

線虫などを使った実験によって、一部の獲得形質が遺伝する場合もある事自体は確認されているようです。



【参考URL】
京都大学 > 最新の研究成果を知る > 獲得形質は遺伝する? -親世代で受けた環境ストレスが子孫の生存力を高める
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2017- …

 その場合も、別に遺伝子の塩基配列が後天的に変化するわけではなく、核内でのエピジェネティックな変化が、獲得形質の継承に関わっていると考えられているようです。
 エピジェネティックな変化とは、遺伝子のオン、オフを制御するためにDNAに起こる化学的な修飾によって生じる変化の事です。
 遺伝子は細胞核内のDNAの内、タンパク質を作り出すのに使用されている部分の事です。
 タンパク質の合成が行われる際には、酵素の働きによって遺伝子の塩基配列をコピーしたものから不要な部分を取り除いたメッセンジャーRNA(m-RNA)が作られ、このm-RNAを鋳型にして、対応するアミノ酸と結び付いたトランスファーRNA(t-RNA)が結合する事で、遺伝情報に対応したアミノ酸配列を持つタンパク質が合成されます。
 細胞核内のDNAはDNA単独で細胞核内の水溶液中に浮かんでいるわけではなく、多数のヒストンと呼ばれるタンパク質粒子に巻き付いています。
 ヒストンに巻き付いたままでは、DNAの塩基配列からm-RNAを作り出すための酵素がDNAの螺旋構造に沿って移動する事が妨げられますから、タンパク質を合成する際には、巻き付きが緩んだり、巻き付きが解けたりしてからm-RNAの合成が始まります。
 つまり、使用頻度の高い遺伝子は使用頻度の低い遺伝子と比べてヒストンとの結び付きが解けやすくなっているわけです。
 また、DNAの一部にメチル基が結合するメチル化が起きると、メチル化されている箇所で遺伝情報のm-RNAへのコピーが阻害されタンパク質の合成が妨げられるため、遺伝子としては不活性化されます。
 このようなヒストンタンパクとの結び付きの程度や、メチル化等によって遺伝子の発現の頻度が変化する事が、エピジェネティックな変化であり、このエピジェネティックな変化は後天的な要因によって生じる事もあり、その後天的なエピジェネティックな変化が獲得形質を作り出す原因となる場合もあります。

【参考URL】
遺伝性疾患プラス > 学習コンテンツ > 遺伝子の働き > エピジェネティクスとは?
https://genetics.qlife.jp/tutorials/How-Genes-Wo …

 獲得形質の少なくとも一部が遺伝するのは、そうした獲得形質を作り出す原因となっているエピジェネティックな変化の一部が子孫に遺伝するためではないかと考えられているようです。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。

お礼日時:2023/07/12 17:46

ネオラマルキズムで調べてごらん。

一種の修正主義。
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この回答へのお礼

調べてみます。

お礼日時:2023/07/12 17:47

勉強ってのは自分が検索や本を読まないと知識がつかない



何が好きか、が遺伝する(性格が遺伝する)以上、何を獲得しようとするか、は遺伝すると言えると思います
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この回答へのお礼

そうなんですか…、

お礼日時:2023/07/11 20:16

あくまでも個人的感想です。

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この回答へのお礼

ですか…

お礼日時:2023/07/11 20:06

何を獲得しようとするか、は遺伝すると思うので


医者の子はやはり科学に関心がある
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この回答へのお礼

意識が遺伝するってことですか?そんなの有り得ますか…

お礼日時:2023/07/11 19:58

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