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かんとんヘルニアを半年放置するとどうなりますか?

A 回答 (1件)

嵌頓ヘルニア(かんとんヘルニア)とは、鼠径部で脱出した腸がもとに戻らなくなる状態を意味します。

この嵌頓という状態になると、腸は脱出口で締め付けられ血流が途絶えます。嵌頓を起こした結果、嵌頓状態に陥った腸は腐り(壊死)、穴が開きます(腸管穿孔)。その穴から腸の内容物がもれだし、腹腔内(お腹の中)にひろがります。そして腹膜に炎症が起こり、“腹膜炎”という病態に進行します。

この腹膜炎を起こすと、腹部全体に激しい腹痛が生じ、吐き気、嘔吐、腹部膨満感などを伴う場合があります。また状態によっては命に危険が及ぶ可能性もあり、緊急手術を行う必要があります。

すなわち、嵌頓ヘルニア(かんとんヘルニア)はすぐに手術しないと死んでしまうゆえ、半年も放置することは不可能です。
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