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タイトルのように、全体的に暗い雰囲気の小説で、孤独な主人公がある出会いをきっかけに成長していく物語の小説を教えていただけませんか?
具体的な質問ではなくてすみません。

A 回答 (4件)

はじめまして。


お好みに合うか分かりませんが、ライトノベルをひとつ紹介させてください。

『リバーズ・エンド』(全5巻、+特別編1巻)著・橋本紡
イラスト・高野音彦 電撃文庫(メディアワークス)

14歳の男の子が主人公です。彼の元に唐突に届いた1通のメールがはじまりでした。送り主は同じ年の女の子。二人はやがて互いを大切に思うようになりますが、二人の出会いは悲劇を招いてしまいます。そして、1つの都市がそこに住む人々を抱き込んだまま消えてしまいました・・・二人を残して。残された二人は海へ向かいます。「海が見たい」と女の子が言ったから、大怪我をしてもうすぐ死んでしまう彼女が望んだから。男の子にできるのは、海に行くことと微笑むことだけだったから。
第1巻のあらすじはこんな感じです。第2巻以降は、スクールと呼ばれる場所で心を閉ざしている主人公と特別な理由でそこに収容されている少年・少女たちとの交流とそこで行われている事がメインになってきます。

こんな感じですので、話は暗いです。なにせ、第1巻で主人公はたくさんのものを失ってしまうのですから。ほかの登場人物も傷を持ったキャラクターがほとんどで、どうしても暗い場面が大きく割合を占めています。絶望し、それを抱えながらも前に踏み出せるようになるという主人公の1年を全5巻で描いています。特別編はその後日談になっています。

「出会いがきっかけ」「成長物語」には当てはまっていると思うのですが、いかがでしょう?
一応作者・橋本先生の公式サイト載せておきます。
長々と失礼いてしました。

参考URL:http://home.att.ne.jp/theta/bobtail/index.html
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「暗黒童話」/乙一氏


「名探偵に薔薇を」/城平京氏
などがいいのではないでしょうか。
暗い雰囲気であれば、
本当に乙一氏がお勧めです。
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ご質問を見て、遠い昔に読んだ一人の作家を想い出しました。


佐々木丸美。少々鼻につく所もあって熱烈なファンというのではなかったのですが、
それなりに興味深い世界で、続けて何冊か読んだものでした。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~halfway/sasaki.htm#w …

もう一人。 原田 康子。奇しくも共に北海道出身です。
生まれ育った風土が色濃く作品に反映されている例かもしれません。

http://www.infomarine.co.jp/banka/2.html
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「暗いところで待ち合わせ」(著・乙一)オススメです!失明して自分だけの世界で生き抜くことを決心した女性が自宅に侵入した殺人事件の容疑者と共同生活をするうちにかわっていくお話です。

主人公の目が見えないので全体的にうすぼんやりとした雰囲気です。泣けます。
もうひとつ乙一さんで。「しあわせは子猫のかたち」(「失踪HOLIDAY」収録)です。うまく世界と噛み合うことが出来なくて、明るい世界を拒否した青年が、引越し先でであった女性と子猫の存在から少しずつやわらかくなっていくちょっと不器用なお話です。
乙一さんのお話は成長するものが多いような気がします。もしお気に召しましたら、他の作品も読んでみてください。きっと素敵ですよ。
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