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地域活性化できますか?
地方創生できますか?
理由も踏まえて答えよ。

A 回答 (3件)

日本の人口は減少していますからね。



それに、人口が都会に集中する
というのは世界的、いや人類史的傾向です。

よほど、やる気のある有能な人材が
出ないと、活性化も創世も出来ません。

ざっと見渡してみると、そういう
地方はあまり無いんじゃないですか。

そもそも地方議会って、死んで
いませんか?


私見ですが。

例えば関東地方。

群馬県の端っこから、都心まで
30分ぐらいで行けるようになれば
地方は活性化出来ると思います。

住むのは群馬県でも、仕事は東京。
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この回答へのお礼

ふむふむ。

お礼日時:2023/11/01 09:50

はい、私が今暮らしている町は、半世紀にわたる創生・活性化に励んだところと聞いています。



今現在のこの町の状況はその結果の姿のようで、田舎の小さい町ですが、若々しく活気があり、過去・現在・未来のどれもが上手くかみ合って回っているのが実感できます。

ゆとりがあって清々しい田舎の環境と、便利で文化的で躍動感のある都会の要素の両方が同時に手に入るという点も気に入って居を定めました。

ここに来てもう十年以上になりますが、暮らしていてとても快適で満足しています。
子どもたちもここを故郷にすることに賛成してくれ、私とカミさんはここを永久の住処にするつもりでいます。

町興しってこうするもんなんだ、うまくやればこうなれるんだ、というのの手本のような気がします。



私はプロファイルに記した通りの在米の隠居爺です。
カミさんも私も日本のド田舎の生まれ育ちで、家督を継ぐ立場でもないので自分たちの田舎に帰る場所はありません。
なので、我々の生き方は自分たちで作り上げることにして、いろいろ考え、若いころに当地に渡って来ました。

幸い早くに安定した生活が出来るようになり、ネットが普及し出したころからは、今で言うリモートワークを組み入れて仕事が出来るようになりました。

それを利用し、我々はかなりの年月をかけて『どこに暮らすのが良いか』を実際に暮らしてみるということを通して考えてきました。
そこでは、アメリカの中でも、都会や田舎、地理的環境、文化や経済レベル、人種構成などの違うかなりの土地を経験してきました。

一方、仕事柄、取引先に深く入り込むことも少なくなく、先方の事業所のある土地に行き、家やアパートを借りて何か月かの長逗留をすることもよくありました。
そういう所も含めると、中南北アメリカのほか、北西南ヨーロッパ、東南アジア、大洋州のかなりの土地での『暮らし』を経験しました。

今暮らしている町は、そんな経験を通して自分で作った『住みたいところに求める要件と評価基準』に照らして探し、選んだところです。



ここは森に覆われた2~300キロ四方の広大な平野の真ん中にあります。
大都会は遥か彼方で、どっちの方向にも5~60キロは離れている隣町との間に人は住んでいません。
文字通り『森の中にポツンとある』この町は、半径5~6キロの範囲に約6万の人が暮らすコンパクトな町です。

日本ならさしずめ、シャッター街の過疎の町とか、ヨボヨボの年寄りばかりの限界集落なんて言われそうですが、ここは違います。
住民の平均年齢が30台と言う若々しく活気にあふれたところです。

それもそのはずで、世界的に権威のある大学ランキングで毎年東大に比肩する評価をもらっている優れた総合研究大学を中心にした町だからです。

しかし、この町は昔からそうだったわけではなかったと言います。

当地は昔、タバコの産地でした。
それが世界的な喫煙習慣の衰退を受け、町は将来性を失いました。
それを憂いた町の有志は、町に昔からあった小さな大学を核にした町興しを始めたといいます。
その企画は以下のように大胆かつ壮大で大真面目なものだったようです。

  世界中から優れた学者や学生が来たくなる大学にする
  その人たちが安心して勉強・研究に専念できる町にする
  大学の研究成果や輩出する専門家が定着できる地域にする
  大学の研究成果や輩出する専門家を求める企業が進出しやすくする

そのために、町と大学は州や国に熱心に働きかけて大学を振興させ、街の都市計画を練って50年後でも陳腐化しない町づくりを始めました。

その活動は地道に続けられ、大学は世界中から3万もの優れた学生を集めるマンモス大学に成長し、現役のノーベル賞受賞者まで輩出するほどになりました。

都市としてみた町は、都市計画がよく出来ています。

街は、キャンパス・住宅地・商業地・医療地区などが分けられてそれぞれがゆったり機能的に作られています。
それぞれの地区は森の中という立地を生かして森で仕切られているため、ある地区の喧騒が他の地区に入ってくることはありません。

住宅地内を廻る道路も各地区を結ぶ道路も、無味乾燥な碁盤の目ではなく、ゆとりを感じるなだらかな曲線を描くように配置され、道路は将来の拡幅の余裕を残したうえで、隣接する地区への騒音に配慮して、その両脇には防音のために森が残されています。

大学が成長した結果、町には大学の研究成果や大学が輩出する人々の獲得を狙い、世界中の企業や研究機関から人がやってくるようになりました。
そのために、町の外には全米のみならず、南北アメリカや欧州の主要都市までの直行便が毎日運航される空港も整備されました。
高速道路は今、片側3車線化の拡幅が進められています。

街と大学の繁栄に連れて市内では交通混雑が起きることから、町では早くから強力なパーク&ライド政策がとられてきました。
つまり、町に来る人は町の外縁部に設けた大きなショッピングモールなどの商業施設の駐車場に誘導し、そこから街の中へはバスで入らせるのです。
そのために、町はそのバスを早朝から深夜まで、街中を縦横に頻繁に運行しています。
それもタダで。

お陰で、町の中の移動はすごく簡単で、町への来訪者も、市民も、学生や大学関係者も、皆とても重宝し、この町を住みやすい街にするのに大いに役立っています。

この他にもこの町の良いところはいくらでも挙げることができます。
以下はその一例です。

  世界的に優れた(充実した)医療体制(医療機関)が手に入る
  エネルギーを含む独自の生活インフラを持っている
  一般市民が日常的に利用可能な文化施設が充実している
  一般市民が参加できる活動が活発である
  大学より下の教育文化活動のレベルが高く内容が充実している
  町の周辺部への知的レベルの高い産業の誘致が進んでいる

私とカミさんの町探しは、別にアメリカだけを目的地にと限ったわけではありませんでした。
日本や他の国でもかなり慎重に詳しく調べました。
しかし、日本も含め、他にはここほど満足できそうなところは見つかりませんでした。

以上が『地域創生・活性化ができている』という実情の紹介でした。



さて、いわゆる地方活性化とか創生とか町興しのような活動についてですが、私の私感を言わせていただければ、そこに使う『核』には『永続性』『文化的』『広範性』のあるものを選び、その活動にはしっかりした理念・目的・目標・ロードマップを掲げ、それに必要なことをシステマティックに長い年月の間にぶれずに抜け漏れなく進められる『忍耐力』『維持力』が求められると思います。

日本の街おこし活動の多くに成功が見られないのは、これらのどれかが欠如しているからではないかと思います。



私の町が選んだ『大学』はそれがあったと思います。
しかし、日本にもかつて大学を核にした都市開発がありましたが、それは成功しなかった。

それは『つくば』です。

つくばは日本の『国』が主導して建設が始まりました。
その時期は、私が今暮らす町の町興しが始まったのと同じ時代でした。

ただ、そこには大きな違いがありました。
私の町では、その町の人々が『創生・活性化』を求めていました。
それに対し、つくばにはそれがなかった。

つくばを作りたかったのは国の役人で、役人はつくばには住んでいない。
そして、建設されたつくばという町に移り住んできた人々は、言われたままに大学の移転に伴って移り住んできただけの大学の教職員や学生たちです。
彼らには『町をこうするんだ』などという理念などあるはずもなかったでしょう。
つまり、つくばには『町をどんなレベルで維持すべきか』などと言うことさえ考える人は居なかったと思います。

その違いは、半世紀たった今の姿に大きな違いになって表れてきていると思います。



役人たちがまともな理念もなく始めた計画は、都内の貧相なウサギ小屋と変わらない団地群をならべ、これまた都内の道路と変わらない細い道路を無味乾燥な碁盤の目にならべた町を作るというものでした。

余裕があったはずの田舎の土地にもかかわらず、出来たのは時代錯誤のちんけな町で、何の魅力もありませんでした。

後にそこに都心までの鉄道が開業すると、都内に通うサラリーマンが流入してきました。
その結果、学研都市と銘打っていたはずの町は、いつの間にか安っぽい衛星都市に成り下がってしまいました。

この地を誰が『活性化した土地』と呼ぶでしょう。



他にも、日本各地には様々な町興しが見られます。

その中には、たとえば、『B級グルメ』のように、恒久的な排他性・優位性のない、一時的な人気頼りのものを核にしようとしているものが見られます。

また、『インバウンド相手の観光ビジネス』や『アニメ』のように、人気の根源や永続性があいまいで、繁栄を維持するポイントもつかめないものを町興しの核にしようとしているものも見られます。

これらは、それが地域の他の産業に出来るだけ多くの好影響を及ぼしてほしいという『すそ野』や『波及効果』の点でも核としてはインパクトが小さいように私は思います。



いま日本を外から見ていると、どんどん進む円安に国が何も手出し出来ていない様子に、衰退の一途と言うのを感じます。

無能なのは地域だけでなく国もそうなのかと感じてしまうのは私だけでしょうか。
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この回答へのお礼

ほ〜。

お礼日時:2023/11/01 09:50

はい。


そのために、住民は住民税を支払い、
選挙で議員を選んでそれらを協議してもらい、
行政がそれを実行する、
と言うようになっているのです。
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この回答へのお礼

なるほど

お礼日時:2023/11/01 09:50

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