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エッセイや紀行文で会話を書く場合、カギカッコは必須でしょうか?以前はカギカッコなしの会話文(間接話法?)もしばしば見かけた気もするのですが、最近の傾向として、カギカッコをつけるのが普通でしょうか。

また、カギカッコを付ける場合、小説でなくても、改行は必要でしょうか?会話の多いエッセイや紀行文でカギカッコの改行を多用すると、やたらと長くなってしまい、かえって読みにくくなるのでは、という気もするのですが、いかがでしょうか。

A 回答 (3件)

何で読むのかにもよるでしょう。

表記が固定の印刷物と 画面で折り返しの変わるネット作品では、変わるでしょう。
カギカッコを使用せず、行頭位置を下げる方法や、書体などを変える方法もあるでしょう。
最近の傾向を気にするよりも、自分が"これがいい!"と感じる方法がいいのではないでしょうか。
空白行を作るにしても、1行の文字数を決める、書体を決めるのと同じように、行数が多くなるのを忌避するか、行数よりも読み進むときの感覚を重視するか そのような視点もあるでしょう。
エッセイだと、言葉を強調するために「カッコつき」を利用することも多く、地の文章中の「括弧付き」と発言部分をクリアにするとかの配慮で、発言部分は地とは異なる行に配置することもあります。 紀行文でも似たような配慮をすることもありそうです。
発言部分を、括弧付きとし、行頭と行末も、地の文の行頭・行末とは違う仕様にするなら、発言部分の最終部では「。」を付けないという、個人ルールもいいのではないでしょうか。 自分の出したい視覚的イメージも大事だと思います。
「エッセイの会話文のカギカッコ」の回答画像3
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。大変参考になります。

お礼日時:2023/11/11 00:45

「必須」などということはありません。


また「改行するかどうか」などという「小学生の作文の書き方」みたいなものは存在しません。

それが会話の一部であることをはっきりさせたいのかぼやかしたいのか、何をどのように伝えたいのか、文章全体の雰囲気をどのようにしたいのか、といった作者の意図で表現方法や表記方法を決めればよいだけです。
「読者に誤解を与えないように」「きっちり明確に」書くこともあれば、「読者にあいまいに伝える」「読者を混乱させるように」「ぼんやり不明瞭に」書く、さらにはわざと「読者に誤解させるように」書くというテクニックもあり得ますから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2023/11/11 00:49

カギカッコは必須ではありません。



長線を使用したり、カギカッコと組み合わせる用法もあります。

改行も必須ではなく内容により長線と組み合わせ簡略に表記することもあります。

山本周五郎の『大炊介始末』の例を挙げておきましょう。原文は縦書きです。

 「騒ぐな」と高央の声がして、「みぐるしい、騒ぐな、おれは何もしな  い」
 休息の間へ続く襖があき、大炊介がこちらへはいって来た。兵衛はぞっ 
 とした、大炊介は白の小袖に白の袴をはき、右手に短刀を持っていた。
  ――自殺するつもりだ。
  と兵衛は直観した。白の衣装と右手の短刀とが、そのまま「死」を示す 
 ように思えたのである。大炊介はうしろを振返って、誰も来てはならぬと
 云った。
  「若殿、――」という声がした。
  「よし、はいれ」と大炊介が云った。「主殿ははいれ、他の者はならん 
  ぞ」
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2023/11/11 00:48

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