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物理基礎

この問題では、AB間で物体にはたらく力を出さなければなりませんが、なぜ-μmgsなのか分かりません。

-μmgだとなぜダメなんでしょうか?

仕事なので反対向きの力-μmgに距離(今回でいうとS)をかけなければならないという考えであっていますでしょうか?

また-μmgと-μmgsの違いはなんでしょうか?

回答よろしくお願いします。

「物理基礎 この問題では、AB間で物体には」の質問画像

A 回答 (7件)

AB間で物体にはたらく力(の水平方向成分)は、-μmgs ではありません。


-μmg で合っています。
その力を受けながら(水平方向に) S 移動するのだから
物体の受ける仕事が (-μmg)S になるのです。
だから、物体の力学的エネルギーの変化が (-μmg)S だと判ります。
各文字につく単位を考えて、話を整理してみましょう。
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追加





話しを簡単にするためにマイナスは取り除きます


1キログラムのスイカを持って

マンションの階段を登ることをイメージしてください。

スイカを運んでいるときは

1キロのスイカに働く重力は約10ニュートンですから

これに対抗して腕はスイカを10ニュートンの力で持ち上げ続けなければなりません

でも、一階から2階まで運ぶのと

一階から10階まで運ぶのでは

疲労の度合いが違います

なぜでしょう

それは、同じ10ニュートンの力をだすにしても

それを出し続ける時間(正確には距離)

が異なるからです

この苦労の分量が仕事です

大雑把に言って

力と仕事の違いは

このようなことです

で、先ほども申したとおり、

仕事はエネルギーの受け渡し量(エネルギーの変化の分量)を意味していますから

物体のエネルギー(の増減)を考えるときは

力(μmg)で考えるのではなくて

(物を運ぶ)苦労の分量

すなわち仕事(μmgS)を考えることになります
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ちなみに、仕事に向きは関係ありません


単にエネルギーの増加または減少を意味します
すなわち
+μmgはエネルギーの増加
-μmgSはエネルギーの減少
です
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まずは向きを意識します


図の水平線に沿って右向きにX軸を設定します
X軸の原点はAと同じ位置にします
物体の移動方向と正の向きを一致させるようにしました
さて公式により、物体の受ける摩擦力は
μmgです
向きは左
これを一言で表すなら
(物体の受ける摩擦力は)-μmg
となります
先ほどの設定により
右向きの力はプラス扱い
左向きはマイナス扱いですから
μmgの前に-がついたわけです
ここまでが力(摩擦力の話し)

次は、この摩擦力が物体にした仕事についてです
公式は
力がした仕事=力×移動距離(変位)
ですね
これに、先ほど決めた向きを意識して数値を当てはめます
摩擦力は左向きなので
マイナス扱いで当てはめ
仕事=(-μmg)×変位
変位は右向きなのでプラス扱いで当てはめ
仕事=(-μmg)×S
=-μmgS
となります
これが、摩擦力が物体にした仕事です

ところで、仕事とはエネルギーの受け渡しの分量のことを指します

摩擦力が
-μmgSの仕事をしたなら
この分量のエネルギーが受け渡されて
物体は-μmgSのエネルギーを摩擦から受け取ったことになります
これを
物体は-μmgSの仕事をされた
と表現します
仕事をされエネルギーを受けとれば
物体のエネルギーの総量はその分増加しますが
今回は、-が付いてるので
★物体は摩擦から(負の)仕事をされ
μmgSだけエネルギーを失った
ということになります
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。とても分かりやすかったです。

お礼日時:2023/11/23 06:14

物体は回転せずに「滑る」という前提なのでしょうね。

(質問者さんにいってもしょうがないけど)

問題で扱っている現象は

(1)最初「バネの弾性エネルギー」だけが存在する。

(2)ばねが伸びると、それがすべて物体の「運動エネルギー」に変わる。

(3)AB間を通過する間に、摩擦力のする仕事によって運動エネルギーが減少する。(摩擦力は、運動を妨げるような働きをする。エネルギー的には「摩擦熱」という「熱エネルギー」になった分運動エネルギーが減る、つまり摩擦力は「負の仕事」をした)

(4)残った運動エネルギーで斜面を登り始め、最高点で「運動エネルギー」がすべて「位置エネルギー」に変わる。

というものです。

つまり
 高さ h での位置エネルギー = 最初の運動エネルギー - 摩擦力のした仕事
            = 最初のバネの弾性エネルギー - 摩擦力のした仕事     ①
ということです。

ここでの「摩擦力のした仕事」が
 摩擦力の大きさ × その力で動かした距離 = μmg × S
であり、「物体がされた仕事 = 負の仕事」なので「マイナス」が付きます。(①の式は、すでにマイナスにしている)

つまり
 μmg:摩擦力の大きさ
 S:その摩擦力で動かした距離
 μmgS:摩擦力のした仕事の大きさ
ということです。(負の仕事なので、それぞれに「マイナス」を付けたものが「-μmg」「-μmgS」です)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。もうすぐテストなので頑張ります。

お礼日時:2023/11/23 06:16

No.1 も書いてますが、この問題はエネルギー保存則を使って解く問題です。



① 縮んだバネが蓄えたエネルギーが、点 A 到達時点での運動エネルギーに変換される。
② 上記①の運動エネルギーは、AB 間を通過する際の摩擦力によって一部が失われて、点 B に到達する。
③ 点 B 到達時点の運動エネルギーは、点 C 到達時点での位置エネルギーに変わる。

では AB 間を通過する際に失われるエネルギーはどれだけだろうか? という問題です。
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力ではありません。

これは力学的エネルギー保存ですよ
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