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A: I hope I'm not interrupting you.
B:Not at all.

上記は、昨日のNHKEテレ語学番組「フィーリングリッシュ」の一文です。
ここで、I hope否定文で、「…でなければいいのですが」と相手を気遣う表現になるとのことでした。
出典:https://www.nhk.jp/p/feelenglish/ts/EVP436RWLJ/e

ここで不思議に思ったのが、I think that節の場合、~ではないと思う。との意味の英文は、I think否定文にはならずに、I don't think that節のようにthinkを否定するのが自然な表現だと学んできました。このため、極力S(主語) V (動詞)that節で、that節が否定文の場合は、S don't/didn't V that節のように、最も前にある動詞を否定するように心がけてきました。
しかし、hopeの場合は、I don't hope I'm interrupting you.とはならずに、提示したthat節(今回の場合thatは省略されています)を否定しています。

次に、Bさんは、not at allと次の否定文の省略形で答えており、hopeを否定していません。
◯(You are) not (interrunpting me) at all.
✕(You do) not(hope)at all ...

つきましては、次の点ご教示願います。
①S V that節の表現を否定する場合に、Vを否定する表現とthat節以降を否定する表現のどちらをVがとるのかの分類と傾向(Vの意味できまる?では、どの意味の場合にどちらの構造をとる?)
②①の表現が異なる動詞それぞれの返答の方法
例えば、I hope+否定文なら、hopeではなく、that節の動詞の肯定ならYes、否定ならNo(hopeの肯定否定で答えない)
I think that節の場合rthat節ではなく、thinkの肯定ならYes、否定ならNo

A 回答 (13件中11~13件)

私の研究領域は破格表現といい規範文法(≒学校文法)を逸脱するが母語話者の多くが使用する表現や,破格表現,方言など規範文法を逸脱したものを取り込むための文法(記述文法)であります。

しかし,しがない研究者ですので・・・

> thinkもhopeも共に、do not V that...とV 否定文の表現がある。
ただし、日本語の~でないと思うとの意味は、I don't think that節の表現より近い表現である。

はい,両方ありますが,thinkはどちらも従属節の内容を否定しているのに対して,hopeはhopeを否定しているもの(I don't hope that ....)と,従属節の内容を否定しているもの(I hope that ... not ....)になります。

I don't think that ....のほうが一般的と言われますが,実際に母語話者にこの質問をするとどちらも可という答えが返ってきます。I think that ... not ....では従属節の意味内容が強く否定されていると解釈して問題ないと思います。

>この肯定文の付加疑問文は、次のどちらになるのでしょうか?(あるいは、意味によって使い分ける?)
You think they are seeing us today, aren't they?
You think they are seeing us today, don't you?

どちらも可です。

I don't think they are seeing us today, are they? (NOT *do I?)と書きましたが,正確に言えばdo Iもあり得るとは思います。例えば,自問自答する場合とか。ただ,基本的には従属節の内容を否定している意図で発話される場合が多いと思われます。その場合は,その焦点を取り出して付加疑問するのです。

ちなみに蛇足になりますが,母語話者はHe did, did he?などのように肯定-肯定とする場合などもよくあります。付加疑問はHe did. Did he?のような本来分離したものが思考のスピードにより,一文にまとまったものと私は考えており,それであれば色々な組み合わせはありなのかなと考えております。

>A: I hope that it's not true.
B: I hope not. (NOT *I don't hope so)
確認ですが、Aは、初出で、Bは返答ですが、AB同じ意味でAは省略していない文との理解で宜しいでしょうか。

はい,その通りです。BのようなI hope not.やI don't think so.などのような省略形をPro-formと呼んでいます。pronounを考えると覚えやすいかもしれません。

>guessは、thinkと意味は変わらず、より砕けた口語表現との理解なのですが、意味は変わらないのになぜ、guessは否定の移動がおこらないのでしょうか。

うゎ,これは難しいですね。統語論の専門家の先生などに聞くと明快な答えが返ってくるかもしれません。ごめんなさい,分かりません。

時々,後から読み返しておかしなことを言っていることがあります。参考程度にしておいて下さいね。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

No.3のご回答を頂いていたのを飛ばしてしまい、No.4を先に読んでしまったため、御礼のコメントがNo.4よりも後になってしまい、申し訳ありません。
しつこい更問で申し訳ないのですが、もう少しだけ質問させてください(本当にごめんなさい)

>I don't think they are seeing us today, are they? (NOT *do I?)と書きましたが,正確に言えばdo Iもあり得るとは思います。例えば,自問自答する場合とか。
これまで、
①疑問に思っていたのですがネイティブは心の中で自問自答している場合、付加疑問文やI wonder...の表現を使っているのでしょうか。
②また、自問自答する場合のI wonderと付加疑問文の違いはありますか。

>ちなみに蛇足になりますが,母語話者はHe did, did he?などのように肯定-肯定とする場合などもよくあります。
③肯定ー肯定の付加疑問の意味は、肯定ー否定や否定ー肯定の付加疑問文と異なりますか。
④否定ー否定の付加疑問文も有るのでしょうか。その場合の意味はどうなるのでしょうか。

>私の研究領域は破格表現といい規範文法(≒学校文法)を逸脱するが母語話者の多くが使用する表現や,破格表現,方言など規範文法を逸脱したものを取り込むための文法(記述文法)であります。しかし,しがない研究者ですので・・・
破格表現という分野をご研究されているのですね。私は、いつも文法に照らして英語を読解しようとしてしまい、文法に逸脱した表現に出会うと疑問に思ってしまうので、一部分の浅い所だと思いますが、nikonikogambaroさんの研究分野の領域の質問をさせていただくことが有ると思いますので、お助けいただけると有難いです。

お礼日時:2024/02/12 10:20

追加になりますが,「信ずる行為」にguessは入りません。

移動はせず I guess they are not seeing us today.のままです。このため,I don't guess they are seeing us today.は「本日会うと思っているわけではない」となります。
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この回答へのお礼

追加のご回答有難うございます。

guessは、thinkと意味は変わらず、より砕けた口語表現との理解なのですが、意味は変わらないのになぜ、guessは否定の移動がおこらないのでしょうか。
nikonikogambaroさんのお考えで結構ですのでお答えいただけると有難いです。

お礼日時:2024/02/11 17:41

私の研究領域ではないのですが,レスが付かないようでしたので,限定された知識から自信がないですが,お話します。



ご質問の文法はtranferred negationやraised negationなどと言います。元々,従属節にあったnotなどのnegative marker(否定を表す言葉)などがthinkなどの主節の動詞を否定する位置に移動 (transfer, raise)することを指します。

さて,ではどのような動詞の際に移動する傾向があるかというと
think, suppose, expect, imagine, believeなどが思いつきます。そうです信ずることを表す動詞です。ただし,移動しないものは間違いかというとそうではなく,例えば,I think they are NOT seeing us anymore.などと言って「(例えば,彼らは怒っているから等で)絶対にもう会いに来ないと思うよ」という強い信念を伝える場合もあります。

2番目のご質問に関しては,解答にはなりませんが,次の付加疑問や従属節の省略文を考えてみれば解答のヒントが得られるような気がします。すなわち,

I don't think they are seeing us today, are they? (NOT *do I?)

この手の文では,通常,従属節に伝達したいことの焦点が当たっているということです(ここでは「彼らは今日会わない」という否定の意味[否定の移動が起きているが,否定の意味は従属節に残ったまま])。ですのでdo Iではなく,心象にある従属節部分の意味「今日は会わ『ない』」を基に,付加疑問はare theyとなります。

A: I hope that it's not true.
B: I hope not. (NOT *I don't hope so)

I don't hopeは否定の移動の結果できた表現ではないので,文字通り,「~を期待(希望)しているわけではありません」(≠「~ないことを期待(希望)します)を意味します。Bが言いたいのは後者です。後者はI hope ... not ...の形でフルの文では表現されます。焦点は従属節(の否定)に当たっています。返答なので省略形を使い,I hope not.となります。

お尋ねの表現も同様に焦点の当たった従属節の否定を取り出した返答になっているものと考えられます。

下手な文章でごめんなさい・・・
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

貴重なご回答で、とても勉強になりました。
おそらく文法をご研究されている方かなと想像します。
今後とも、ご助言いただけると有り難いです。

>ご質問の文法はtranferred negationやraised negationなどと言います。元々,従属節にあったnotなどのnegative marker(否定を表す言葉)などがthinkなどの主節の動詞を否定する位置に移動 (transfer, raise)することを指します。
英語圏でも、否定が移動しているという分析がなされているのですね。驚きです。
私なりに、nikonikogambaroさんのご回答をまとめると次のようになりました。間違いがあればご指摘いただけると有難いです。

thinkもhopeも共に、do not V that...とV 否定文の表現がある。
ただし、日本語の~でないと思うとの意味は、I don't think that節の表現より近い表現である。

更問させてください。
>2番目のご質問に関しては,解答にはなりませんが,次の付加疑問や従属節の省略文を考えてみれば解答のヒントが得られるような気がします。すなわち,
I don't think they are seeing us today, are they? (NOT *do I?)
この肯定文の付加疑問文は、次のどちらになるのでしょうか?(あるいは、意味によって使い分ける?)
You think they are seeing us today, aren't they?
You think they are seeing us today, don't you?

>A: I hope that it's not true.
B: I hope not. (NOT *I don't hope so)
確認ですが、Aは、初出で、Bは返答ですが、AB同じ意味でAは省略していない文との理解で宜しいでしょうか。

お礼日時:2024/02/11 17:38

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