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There are three parts to this test.

上記は、TOEICの冒頭の一文です。
簡単な質問で申し訳無いのですが、私の認識では。このテストは3つの部分に分かれていますという意味で、なぜparts ofではなく前置詞がtoなのでしょうか。ofとニュアンスが異なると思うのですが、どのように違うのでしょうか。
辞書では、parts toがヒットしませんでした。

A 回答 (12件中1~10件)

まず,There is (are) ~.という文はexistential sentence(存在文)と呼ばれる,新しい情報の存在を知らせる構文の一種です。

新しい情報を知らせる際には,There is (are)+名詞 or +簡単な情報しか付記しない名詞句は,新しい情報を知らせるにしては説明が足りな過ぎて不自然に響きます。例えば,

There is a newspaper.
There is a dog that we don't like.

この様な文を聞いた場合,聞き手は必ずWhere?などという疑問を持つでしょう。(コンテキストから明らかにThere is a newspaper on the table.やThere is a dog that we don't like right by the gate.などと分かる場合もありますが…)

さて,御質問にあるtoを使った文は
There are three parts/ to this test.
と意味上,斜線のところで一旦切ることができますね。そして,that are assigned to this testという意味を簡略化したto this testで新情報伝達の説明を補完しています。to this testがなければ,宙ぶらりんな文になります。(既に色んなテストについて,それらが何部構成か話していて,「はい,では今度はこのテストについてですが」となった後であれば自然に響くかもしれません。それでもto the testとつけるのが自然でしょう。)

ではofを使った文はどうでしょう。
There are three parts of this test.
three parts of this testが意味上のひと塊で
There are [three parts of this test].
のように図式化できるのは,分かると思います。three parts of this testが一つの名詞句で,話し手,聞き手が共通に理解できるthis testにまつわるコンテキストが存在し,それを参照しつつ「このテストのうちの3パートがあります」という意味に聞こえるでしょう。日本語でも感じると思いますが,非常に宙ぶらりんです。「何に?」「どこに?」などと聞きたくなるでしょう。このようにofで処理すると,既に知っている「このテスト」の内の「3パート」が「ありますよ」と言っているだけで,中途半端な説明になってしまいます。「どこに?」「何に?」あるのと聞きたくなるでしょう。「このテストにはある(与えられている)」という意味をつけるためには,独立した前置詞句で,assigned/given to this testを意味するto this testなどを後から補うようにします。

もしかして,見方を変えて,ofはthree partsを修飾し,toは全体にかかっていくなどとお話すれば分かりやすいでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

いつものとおり更問お願いいたします。

>さて,御質問にあるtoを使った文は
There are three parts/ to this test.
と意味上,斜線のところで一旦切ることができますね。そして,that are assigned to this testという意味を簡略化したto this testで新情報伝達の説明を補完しています。to this testがなければ,宙ぶらりんな文になります。(既に色んなテストについて,それらが何部構成か話していて,「はい,では今度はこのテストについてですが」となった後であれば自然に響くかもしれません。それでもto the testとつけるのが自然でしょう。)
to the testとすると、全体のテストに対して割り当てられたという意味となり、存在文の新情報としては十分な情報として聞き手は?という状態にならないということでしょうか。すみません、存在文で聞き手が納得できる情報とは、具体的には場所とご説明がありましたがそれ以外も含め具体的にどのような内容が与えられないと、?になるのでしょうか?

>「このテストにはある(与えられている)」という意味をつけるためには,独立した前置詞句で,assigned/given to this testを意味するto this testなどを後から補うようにします。
to this testで、ネイティブはassigned/given to this testを補完して連想できるのでしょうか?それであれば、申し訳ないのですがこのtoは、到達、対象、方向等々様々な意味を持つのtoのどの意味のtoなのでしょうか?

>もしかして,見方を変えて,ofはthree partsを修飾し,toは全体にかかっていくなどとお話すれば分かりやすいでしょうか。
ofだと全体のtestに多く有るパートのうちの3パートという意味になってしまうということでしょうか?そしてtoなら全体で3パートという意味になるということでしょうか?

お礼日時:2024/03/19 09:42

それとbe動詞等の後ろにおかれる形容詞句の叙述用法もありましたね。

これは,ここでの議論には必要ないでしょうね。
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この回答へのお礼

補足有難うございます。

仰るとおり、そのケースもありますね。
きめ細やかなご説明痛み入ります。

お礼日時:2024/03/22 13:38

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このof grape juiceは副詞句なので、独立構造は理解できますが、形容詞句の場合で、独立している場合もありえますか。
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名詞に係っていくのが通常,形容詞句だと思いますので,そういった意味で独立していないとお答えするのが良いのかと思います。ただ,網羅的な質問というのは非常に答えにくく,頭の中に別の用例が浮かばないだけかもしれません。申し訳ございません。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>ただ,網羅的な質問というのは非常に答えにくく,頭の中に別の用例が浮かばないだけかもしれません。申し訳ございません。
私の質問がいつも、一般的に~やいつも~等網羅的な質問になりがちですみません。語学では例外のないものは無いということもよく存知ておりますので、ご安心ください。
今後とも宜しくお願いいたします。

お礼日時:2024/03/22 13:23

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以前、nikonikogambaroさんから名詞を後置修飾で限定する場合の冠詞がtheの場合の「最大性」をご教示いただきましたが、今回のようにbookを後置で限定する要素がなく、単数のthe bookの場合は、まるまるその名詞全体を表すという理解で宜しいですよね?
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この場合(the bookあるいはthe test)は,「目に見えている」本あるいはテストを指すtheで,聞き手が「ああ,目に見えている本ね」,「テストね」ということで同定できると話し手(書き手)が推測し使うものです。話し手は「全体とか言わなくとも,明らかに全体を指しているよね」と「感じ」ながら話しますし,聞き手も「全体と言っていなくても,これは全体を指しているよね」と判断して聞きます。(この辺の考え方は日本語と同じです。日本語で「本」に何々が書いてあると言ったら,「本全体を通して」何々が書いていると判断しますよね)

the + 名詞が必ず全体を示すとは限りません。それは認知の問題です。状況,聞き手により判断は違う可能性があります。

I ate the cake yesterday.
そのケーキを全部食べたと解釈する人もいるでしょうし,非常に大きなケーキで,聞く人によっては,その一部を食べたと解釈する人もいるでしょう。可能性として,その一部を食べたこともあり得るなと思う人もいるでしょう。

これはa(n)でも同じですよね。
I ate a cake yesterday.
まるまる全部食べたと解釈する人もいるでしょうし,上記と同じく一部を食べたことも考えられるなと思う人もいるでしょう。

コンテキストと一緒に考えることで多くの場合はどちらかが分かると思います。the bookとthe testは明らかに全部を指しています。

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ofは他の前置詞と異なり、一体として扱うということ、・・・
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もちろん,文によりけりで,前置の名詞にかかるのではなく,独立して意味を追加する場合だってありますのでご注意を。
The drink is made/ of grape juice.
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>もちろん,文によりけりで,前置の名詞にかかるのではなく,独立して意味を追加する場合だってありますのでご注意を。
The drink is made/ of grape juice.

噛み砕いて細く頂き有り難いです。
このof grape juiceは副詞句なので、独立構造は理解できますが、形容詞句の場合で、独立している場合もありえますか。

お礼日時:2024/03/22 10:44

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聞き手が存在文で?と思わない文章であれば成立するということですよね。(どの情報で十分なのかは、経験で判断するしか無さそうですね。)
toでネイティブは、全体に割り当てられたと理解するということをお教え頂き非常に勉強になりました。今後私もtoにこのような使い方がるということを念頭に英文をインプットしようと思います。(アウトプットはもう少し時間がかかりそうです…)
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ただ,このThere is (are) ...は 存在文で,それゆえ新情報の存在を知らせる文ですので,存在文の機能を感知しないことはありません。どの種のどの位の情報が追加的に必要かは日本語と同じ感覚で判断できると思います。
toは,「全体に割り当てられたというよりは」,単に「与えられた」という意味を持っています。
ちょっと文を作ってみますね。
In the library, I reached for a dusty book. "I see a lot of chapters to the book," I murmured to myself.
手に取った本に沢山の章が割り与えられているというのが見える(分かる)→「(この本には)沢山の章があるわ」
この本には沢山の章が与えられているという意味には,この本全体という意味が含意されています。
そういった意味で「全体に」という意味になります。toだから「全体」という意味になるわけではありません。「本」という言葉には「本全体」という意味が含まれています。同じことが「テスト」に言えます。「テスト」に3パート与えられているということは「テスト全体」に3パート与えられているということになります。

ofはtoとは次元が違う使われ方をしており,ofは既に分かっているテスト「の」3パートがあるよ,と言っているのに対して,toは3パートあるよと言いつつ,このテストには,と付け加えています。
forもあり得ると思います。「今日は皆さんのこれまでの学習の達成度を確認する目的でテストを行います」などの話をしたときに使える可能性があります。この場合は
There are three parts for the test = There are three parts (prepared) for test
と捉えられ,この場合も3パートあるよと言いつつ,このテストの目的を達成するために準備された,(という情報)を付け加えています。
duringもあり得ると思います。例えば,リスニングテストなどで There are three parts during the testと説明があるかもしれません。この場合は
There are three parts during the test = There are three parts (given) during the test.
という意味を表したりして,この場合も3パートありますよ(与えられますよ)と言いつつ,このリスニングテストをやる間にね,(という情報)を付け加えています。
これらは皆,「3パートあるよ」という文に対して後追いの形で情報付加をしているのですが,ofは,全く次元の違う使われ方で,three partsと一体化しており,three parts of the test,すなわち「この(その)テスト(に存在する)3パート」という意味のまとまりを構成しています。

まとまりのない説明になったかもしれません。引き続きがんばってください!
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>この本には沢山の章が与えられているという意味には,この本全体という意味が含意されています。
そういった意味で「全体に」という意味になります。toだから「全体」という意味になるわけではありません。「本」という言葉には「本全体」という意味が含まれています。

以前、nikonikogambaroさんから名詞を後置修飾で限定する場合の冠詞がtheの場合の「最大性」をご教示いただきましたが、今回のようにbookを後置で限定する要素がなく、単数のthe bookの場合は、まるまるその名詞全体を表すという理解で宜しいですよね?

ofは他の前置詞と異なり、一体として扱うということ、また、他の前置詞では様々な異なるニュアンスを独立して与えるということを学びました。

有難うございます。

お礼日時:2024/03/21 10:41

また,念のため補足です。


the testを「そのテスト」,「このテスト」と二つの表現を使ってますが大意ありませんので付け加えておきます。
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この回答へのお礼

補足説明有難うございます。

有標無標の論文まで読んで頂き、その論文内にslow learnerという表現がありましたよね。まさしく私のことを的確に表現していたので、ドキッとしました。
slow learnerなので、このようなきめ細やかな補足も実は助かります。
重ねて感謝いたします。

お礼日時:2024/03/20 10:51

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確認させてください。
頂いと補足は次の理解で宜しいでしょうか。
「existential sentence(存在文)≠「新しい情報の存在を知らせる構文」
「existential sentence(存在文)=「新しい情報の存在を知らせる構文の一種」
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There is (are) ... =「existential sentence(存在文)=「新しい情報の存在を知らせる構文の一種」
であります。「一種」としたのは新情報は多種多様な構文によって伝えられており,There is (are)にだけ限定できないからです。
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この回答へのお礼

補足説明ありがとうございます。

理解しました。

お礼日時:2024/03/20 10:47

No.3に対する御質問へお答えします。


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to the testとすると、全体のテストに対して割り当てられたという意味となり、存在文の新情報としては十分な情報として聞き手は?という状態にならないということでしょうか。すみません、存在文で聞き手が納得できる情報とは、具体的には場所とご説明がありましたがそれ以外も含め具体的にどのような内容が与えられないと、?になるのでしょうか?
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to the testという句を後置することで新情報伝達を補強し十分な情報量にしています。There are three parts(3部あります)というだけでは,ほとんど何も伝えていないに等しいです。テストを開いて,突然「3部あります。」と書いてあっても意味が分からないでしょう。単にthree partsが存在すると言っているだけで、充分でないので,「何には」とか,「何のために」とか,色々な情報を追加します。それにより,聞き手は,納得するでしょう。(多すぎても良くないと思いますが)。必要な追加情報は「場所」とは限りません。情報の種類,量はコンテキスト依存,スピーカー依存,リスナー依存etc.です。

繰り返しになりますが,TOEICの冒頭で唐突にThere are three partsとだけやるのは明らかに情報不足で不適当です。to the testなどのような語句があって初めて適切な文と感じられます。(これは「英語」の問題ではなく,「日本語」であっても,その他の言語であっても同じだと思います)

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to this testで、ネイティブはassigned/given to this testを補完して連想できるのでしょうか?それであれば、申し訳ないのですがこのtoは、到達、対象、方向等々様々な意味を持つのtoのどの意味のtoなのでしょうか?
====================
はい,瞬時に感じます。assign/give A to B(AをBに与える)のtoですから「到達」と表現するのが妥当なのでしょうね。

====================
ofだと全体のtestに多く有るパートのうちの3パートという意味になってしまうということでしょうか?そしてtoなら全体で3パートという意味になるということでしょうか?
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結果として間違ってはいませんが,少し図解して説明しましょう。

[three parts of the test]:そのテストのうちの3パート(ofが範囲を限定→範囲:このテスト。theが付いていないので,その範囲内の一部か全部かは分からない)
→There are [three parts of the test]/.
(このテストのうちの3パートがあります。)…> なに!?なんのこと?どこに?何言ってるのこれ?

[the three parts of the test]:そのテストのうちの3パート(ofが範囲を限定→範囲:このテスト。theが付いているので全部)
→There are [the three parts of the test]/.
(このテストのうちの3パート全部があります。)…> なに!?なんのこと?どこに?何言っているのこれ?

[three parts/ to the test]:3パート/そのテストに(three partsとto the testは独立している。範囲が限定されていないthree parts(とにかく何か分からないが3つのパート)。to the testでassigned/given to the testの意味を付加。
→There are [three parts]/ [to the test].
(3パートがあります,このテストに(与えられて))
→このテストには3パートあります。…> なるほど。このテストには3パートあるのか。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

いつも詳しく私にもわかるように噛み砕いて説明いただき感謝いたします。
There is/are...の存在文は、ofで限定すれば、一応文章としては成立していると思っていたので、それだけでは不十分だというご説明に驚かされました。
この存在文は、私の認識では、日本語でいう「昔々あるところにおじいさんとおばあさんが居ました。」のように話しの導入として新情報を持ち込む表現だという認識なのですが、日本語ですが、具体的な場所は示さず、「あるところに~」でも成立するので、英語でもおそらく「あるところに」でも存在文は成立しますよね。ただ、「あるところに」で話者は場所を特定する意志がなく意図的にぼやかしていることが伝わるので、それはそれで成立するのでしょうね。
長々ととりとめのない文章を書いてしましましたが、聞き手が存在文で?と思わない文章であれば成立するということですよね。(どの情報で十分なのかは、経験で判断するしか無さそうですね。)
toでネイティブは、全体に割り当てられたと理解するということをお教え頂き非常に勉強になりました。今後私もtoにこのような使い方がるということを念頭に英文をインプットしようと思います。(アウトプットはもう少し時間がかかりそうです…)

お礼日時:2024/03/20 10:46

お返事が遅くなってごめんなさい。



実はNativeにしたの3文、どれか間違っているか、使われないか、を尋ねたところ、3文とも使われるし、間違ってもいない。

ということで、私の of this test はおかしいという回答は間違いのようです。No.3さんもおかしいとはおっしゃっていませんが、聞き手に?を持たせてしまうと書かれているので、そちらのほうが合っているかもしれませんね。

そこで、No.3さんの回答にある、There are three parts (that are assigned) to this test. という考え方に私も賛同します。

と言うことで、訂正させていただきました。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

ご家族に確認いただき本当にお手数をおかけします。
いつも助かっています。

今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2024/03/19 14:28

すみません,後から読んで納得がいかなかったもので



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There is (are) ~.という文はexistential sentence(存在文)と呼ばれる,新しい情報の存在を知らせる構文の一種です。
===============
「existential sentence(存在文)と呼ばれる」は「新しい情報の存在を知らせる構文の一種」にかかります。「新しい情報の存在を知らせる構文」にかかっているものではありません。
(説明に影響を与えるものではありませんが…)
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この回答へのお礼

補足有難うございます。

>「existential sentence(存在文)と呼ばれる」は「新しい情報の存在を知らせる構文の一種」にかかります。「新しい情報の存在を知らせる構文」にかかっているものではありません。

確認させてください。
頂いと補足は次の理解で宜しいでしょうか。
「existential sentence(存在文)≠「新しい情報の存在を知らせる構文」
「existential sentence(存在文)=「新しい情報の存在を知らせる構文の一種」

お礼日時:2024/03/19 09:47

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