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こんにちは。

マクロ経済を勉強したいと思っているのですが、ちょっと行き詰っています。

当方、建築学科卒でかつ文系就職したのでバリバリの理系というにはかなり程遠いのですが、それでも一応帝大の工学部(理科は物理と化学で受験)ですので、高校数学物理程度の基礎はできているとは思います。

そういう者として思うのは、どうも経済の本というのは、自然科学の学問に比べて、数多くの「コトバ」が定義付け曖昧のままあちこちで踊っている印象を受けるのです。例えば、次元分けだったり、独立変数と関数の関係だったり、集合(A⋂B や A⋃Bなど)だったり、その他様々の概念やその関係性のすべてが曖昧のまま、なんとなく適当に現れては適当に語られていて、どうも厳密性に欠け、コトバ同士がついたり離れたり、異次元同士が交わったり比べられたり、なんだかまるで禅寺のお坊さんの説教を聞いてるような、そんな印象を受けてしまいます。

言い換えれば、パキッとした図式化がないといいますか、絵とかグラフがないんですよね。

例えば、思うに日本の高校生程度の理系的なアプローチでも、

3次元関数があったとして、変数 X と変数 Yの独立変数ふたつが決まれば、Z座標が一義的に決定する、とか。これはグラフ化が可能ですよね。

あるいは例えば、質量保存則が成り立つので、ある閉じた系のなかで化学反応が起きても、その前後でトータルの質量は変わらない、とか。これも図にして概念把握できますよね。

しかし一方で、経済の本には、こういうパキッとした図式化や厳密性をともなった解説がどうもない。初心者用の解説本にもそれがない。

経済初心者として私が欲しい解説をちょっと述べると、例えば、ある架空の都市があるとします。この都市は鎖国をしていて、他の都市と交易がありません。閉じた系です。

でも、農業があって、漁業があって、木こりがいて、大工がいて、食堂があって、運送屋がいて、食堂があって、学校があって・・・・都市内(閉じた系のなか)で完全に経済が回っているとします。皆幸せです。

では、その系のなかで、
健全な経済とはどういう状況を指すのか、とか、
健全なインフレとはどういうことなのか、とか
最適通貨発行量を導き出すための独立変数は何と何で、その関数は何なのか、とか
この都市にとって系を開いて外貨を稼ぐというのはどういうことなのか、とか・・・

そういう初歩的な問いなどに代表される様々な経済概念を、初歩的な式や図やグラフを用いて明快に解説してくれているような解説書が欲しいと思っているのです(例えば「このグラフとこのグラフの間の斜線部分が『健全なインフレ』だとか」)。

思うにこういうのって、高校一年生レベルの数学物理であって、決して大学レベルの高等数学を使う話ではないと思うんです。どこかにないもんでしょうか?

英語版しかなければ、それはそれで頑張って読みたいと思ってます。
どうぞ、よろしくお願いします。

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