街中で見かけて「グッときた人」の思い出

複雑性PTSDを治せた方、完治までいかなくともだいぶ良くなった方、いらっしゃいますか?
治せなかった方の意見でも大丈夫です。

家族(25歳)が幼少期からのトラウマで複雑性PTSDだと思われます。
精神科にも少し通ってはいますが最近PTSDのフラッシュバックがひどいようです。

治し方、治す方法、いい病院やカウンセラーなどなんでも大丈夫です。教えてください。

A 回答 (8件)

No.6です。

コメントを読み安心しました。主なアドバイスはもう書いたのでそれ以上ないんですが、あなたのコメントを読み、私の方で少し補足したくなったので、補足をして回答を終わりにしたいと思います。

まず妹さんは精神障碍者、発達障碍者というカテゴライズには抵抗があっても、HSPなら進んで受け入れているようで少し安心しました。

先の回答で個人的にはHSP概念に言及することを余りおススメしない、と書いたのは、HSPの概念は、精神医学的には発達障害の概念、心理学的には、発達障害に隣接している愛着障害の概念とほぼ同じであり、それは例えば「ブラックコーヒー」と「砂糖入りコーヒー」ぐらいの違いしかないからです。ブラックコーヒーは苦すぎて飲めない、という人が、砂糖をドバドバ入れてHSPという、少しマイルドな概念を提唱しているに過ぎない、というのが、シビアな実情かと思います。

またHSPは精神科で診断されるようなものではなく、あくまでも民間で広まった概念ということもあり、精神科受診を嫌う人達には受けるのですが、
民間人のうさんくさいカウンセラーやセラピストが「HSPの人に相応しいセラピーができますよ」などと言って、自費診療でバカ高いお金を巻き上げて、当たり障りないことを言ういい加減なカウンセリングを行う、みたいなことも実際あるようです。

精神科の診断は欲しくないけど、誰かに悩みは聞いてほしい、いろいろ相談したい、という感じで、占いやスピ系、新興宗教などにも絡め取られてゆきやすいです。

一方、発達障害という概念の場合は、医学的(精神医学だけではなく、脳科学や遺伝学方面からの)研究も着実に進んでいますし、公的医療機関の診断や支援を受けられますし、行政支援も受けやすいです。

実際に公的な支援を受けたり、医学的根拠がしっかりしたデータを得たりしやすいのは、「自称HSP」と名乗るだけではだめで、ASDとか発達障害とかいう診断をもらう必要がある、ということです。

妹さんの治療が横道にそれないように、支援の幅が広がるように考える場合は、HSPではちょっと心もとないと私は経験的には感じたもので、個人的にはおすすめしないと先の回答に書いたのは、大体そういう事情です。

しかし、今はHSPという概念が妹さん自身の心にしっくりきているなら、それ以上のことは何も言わず、HSPの概念に基づいた話を家族でシェアするのが一番いいと私も思いました。もし本人が発達障害の疑いを抱き始めたら、専門機関を一緒に探すなど、よく相談にのってあげてください。

一緒に料理をすることに関しては、非常に良い支援の方法だと思います。
一番いい方法がそれだ、といってもいいぐらいです。もちろん、妹さんやあなたの状況に応じて、互いに楽しめる範囲で無理なく行うことが大事ですが、とてもいいプロセスを踏んでいるように思います。

薬は頓服ということで、これも安心しました。しかし今後も暫く不安定な時期が続くと思われますので、薬以外の気持ちの落ち着け方を10通り、家族で一緒に考えてリストアップして壁に貼っておこう、とか、薬を使わないカウンセリングや身体療法もいろいろあるみたいだし図書館でそういう本を探そうか、というように少しずつ、薬以外のアプローチを増やしていってください。

ご両親と妹さんの距離感も、まさに、あなたが今懸念している通りのことを私も懸念しました。自分のケースでも、両親との距離感こそが最も難しかったです(私は最終的に両親と絶縁しています)。ご両親はやはり、医師や心理士のカウンセリングを受ける等、多少、第三者からのコメントを得る機会を作った方が良いような気はしますね。妹さんとご両親の同居も、本来的には良くないでしょうね。

今のあなたは両親と妹さんの調整役みたいな感じが割とあると思いますが、その役目を代理出来る、あるいは一部を肩代わりできるのは、医者、心理士、福祉関係者などです。あなた自身が疲れすぎて、自分の負担を下げたくなったときは、妹さんと両親の間に軽く割って入れるような人、あるいはそういったアプローチに詳しい医師や心理士、福祉関係者等を探そうとしてみてください。

それから、妹さんの友人や、今はいないかもしれませんが、妹さんに恋人が出来れば恋人も、今のあなたが行っている役目を上手に果たす可能性があります。そのことも少し、覚えておいてください。

バトンタッチできる相手には役目をバトンタッチしていいし、複数名で負担を分散していく方が結局うまくゆきます。しかし、妹さんもご両親もあなたを信頼し慕っているみたいですので、もう暫くは調整役をあなたが請け負っている方が総合的には良いのだろうな、とも(あなたが潰れない範囲でですが)思いました。

また、妹さんには私と似たASD傾向があると仮定して話をしますが、ASDの人は「忘れる」という作業がもともと苦手な場合があるようです。私がそういうタイプです。五感過敏ゆえにか、五感刺激を伴う苦痛等の記憶が非常に鮮明に長く続く場合があります。すべてにおいて「忘れる」という機能が生まれつき、弱いような気もします(発達検査でも、そういう結果が出ました)。

トラウマ体験は定型発達者にとっても深い傷になり、フラッシュバックを繰り返すのですが、記憶力の高いASDがトラウマを刻んでしまうと、PTSDはさらに長期化・重症化しやすいようです。

私の知る限り、薬を使わないトラウマの再処理作業では、主に、言語による処理、視覚イメージによる処理、それと身体刺激による処理、の3通りはあります。それらを適宜、組み合わせてトラウマ処理を行う感じです。

しかし一般的に、家族や友人間で誰かのトラウマ体験をシェアしようとする場合、殆ど言語処理に偏ると思います。あなたの御家族が妹さんの話を聞いて、あの時は悪かった、ごめんね、と妹さんにきちんと言葉で謝る、というような作業ですね。

しかし、それも言語優位のASDの場合は1回や2回では済まないです。
何度も何度も執拗にそれを言語化したり、周りにもっとよく話を聞いてほしい、ちゃんと聞いてほしい、と訴えたりします。PTSD症状が激しい時期は落ち着いた話し方ではなく、感情的に泣いたり怒鳴ったり、沈黙が長く続くといったこともあります。だから周りも、最初はよくても、だんだん話をきくのが苦痛になってしまうことがよくあります。

もうその話は何度も聞いたじゃないか、もう十分、こっちは謝ったじゃないか、これ以上何をしたらいいか分からない、お前にはもう、付きあいきれない!そんな風に、当事者に寄り添えなくなることがあるわけです。

そして、とうとう誰もその人の泣き叫びや同じ話の繰り返しに付きあいきれなくなった時、つい先日までは丁寧に話を聞いていた人が急に手のひらを返したようになり、いい加減にしろ!と怒りはじめたり、その人を無視したり、見捨るような言動をした場合、事態は一気に悪化します。脅かすようで申し訳ないのですが、最悪の場合は自死がありえます。

医療機関とか自助会、家族会と普段からしっかり繋がっておくほうがいいというのは、そういう時に安全ネットになるからです。そして上手なプロの聞き手は、話し手の感情の起伏をコントロールしたり、もっと良い方法、適切な処理を段階的に教えてゆくこともできます。

家族だから、あの子をよく知っているから、愛情があるから、というだけでは、到底そこまでは無理だと思います。この辺りは、命に係わることもあるので、十分よく認識しておいてください。

プロもピンキリではありますが、やはり一般人よりは関連知識をよく知っているし対応も慣れていますし、第三者だからこそ冷静に対応できることもあります。困ったら相談に行くというよりは、きちんと安全ネットを張るためにも、医療機関への相談は後回しにせず、出来るだけ早めに行った方が良いと思います。それも一か所ではなく、複数の病院、クリニックをキープしておく方がいいです。

また、私の場合、私は言語優位&視覚優位が拮抗するタイプのASDですが、昔から絵を描いたり文章を綴ったりして自分で無意識にトラウマの処理をし続けているようなところもありました。

そしてある時期は、ブログを書いて読者を得たり、詩を書いて多少の仕事になることもあったので、自分の場合は家族や友人に十分たくさん話を聞いてもらえなくても、医者が事務的な3分診療しかしない人でも、文学や芸術が自分を支えてくれて、どうにかギリギリ、しのいでゆけた時期が結構ありました。

妹さんがどういうタイプか分かりませんが、文学や芸術に触れることで心が落ち着いたり、自分でも創作を好むHSPやASDは多いので、そういう活動を好む場合は、なるべく家族も支持的に、協力的に応援してあげるといいかなと思います。

動物や植物に触れることも、HSPや発達障害者だと、癒し効果を非常に高レベルで感じる人が多いです。機会があれば、そういう場所に一緒に行ったりするのもいいと思います。

常に親にその話をしなければ気が済まない、常に姉を頼らないと気が済まない、泣き叫びや薬でしか自分をコントロールする術を持たない、という感じになってしまうと絶対に手詰まりになるので、トラウマ処理は、必ず第三者の助けを借りつつ、また本人にも色々な方法を示唆しつつ、少しずつ進めてゆくように心がけると良いと思います。長くなりましたが、良い方向に向かわれますように。
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この回答へのお礼

本当にありがとうございます。
HPSについては私も同感で、誤魔化しでしかないと思っていますが、やはり今の妹にはこれ以上もこれ以下も認知させられません。
HPSを逆手にとった悪徳業者は私も懸念しています。
妹だけでなく、親も悪徳業者に騙されないよう、私がしっかりと確かめながら、妹がいつか発達障害について前向きに考えてみようとしてくれた時、私もしっかりと相談に乗れるように今から私自身知識をつけていこうと思います。

妹のPTSDについてはまさにそうで、以前からこのトラウマとは別の話でも、何度も何度も同じ会話を繰り返さないと納得がいかないことが多々ありました。何度も繰り返すことは覚悟はしていますが、私たち支える側に限界が来ることが私自身今1番怖いことです。
支える立場である私たち家族が潰れてしまっては本当に本末転倒です。

この返信が1000文字以内しかできないことを毎度の返信で悔やんでいます。
もっと伝えたい感謝が沢山あるのですが…伝えきれなくて申し訳ないです…。
これまで、ここまでしっかりと第三者に相談したり対話することがありませんでした。
私にとってとても重要で貴重な時間でした。
第三者の意見をいただくことがどれだけ大切か、身をもって実感しました。
できることなら相談したいけど誰にすれば良いかわからない、どこでできるかわからない、自分たちだけで抱えるしかないと相談することを諦めていました。
私たち自身のためにも、私自身、医療機関や福祉機関に相談できる環境を作ろうと思いました。
親は頑固で、なかなかそういった場所に自分から相談には行きたがりません。
しかし、こちら側が潰れる時は一瞬だと思いますし、潰れてからじゃ遅いと心底思います。
また親にも話し、親自身が相談のために医療機関などにいくことを説得してみます。
たぶん無理だとは思うので、一旦私だけでも医療機関等に行ってみます。

ご自身の貴重な体験、お話いただき本当にありがとうございました。
正直、私自身これまで何度、妹を見捨てたい、逃げたいと思ったかわかりません。
ですが、私が妹の発達障害やPTSDに気づけたこれを機に、向き合おうと思えています。
そんな中でまた心が折れそうになっているところでした。
未来が真っ暗ではないんだなと思えました。
私に希望をくれて本当にありがとうございました。

お礼日時:2024/08/26 13:08

認知行動療法は良いと思います。

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No.5です。

補足コメントありがとうございます。妹さんとは良好な関係ということで安心しました。失礼な邪推をしましたことお詫びして訂正します。

幾つか基本的なアドバイスをします。
既に行っていることもあるかもしれませんが、まだ取り組んでいなかったり、何らかの理由でそれを避けている場合は再検討してみてください。

・家族全員で「家族療法」を長期的に受ける
(家族療法について無知な場合はネット検索して基本情報を学んでください。家族療法にも様々な方法があります。出来るだけ多くの情報を得て、その中からあなたの家族に相応しい方法を探してください)

・家族療法を取らない場合も、家族全員が個別にカウンセリングを受ける
(妹の保護者、付き添いとしてではなく、自分自身をクライアントにしてカウンセリングを受けるという意味です。その場合、担当医療機関や担当カウンセラーは家族別々の方が良いという考え方と、同じ方が良いという考え方があります。あなたの家族の場合はどちらがいいかは家族で話しあってください)

・妹さんと一緒に過ごす時間の中で小さな課題を見つけて確実にクリアしてゆくように支援する
(妹さんに外出を避け引きこもる傾向がある場合、一緒に散歩しようと誘いかけたり買い物に付き合ってと誘いかけたりして、外出を促すように働きかけてゆく。妹さんが家事を一人で行うスキルに乏しい場合、簡単な家事から少しずつ教える時間を積極的に取る。等)

・妹さんの「精神障碍者」「精神病」に対する無知や偏見、コンプレックスを訂正するような働きかけを進んで行う
(感情的な口論にならないように、最初は「身障者を主人公にしたハートフルな映画を奨める」というふうに、少し遠回りのアプローチから行う方が無難かもしれません。また、特にご両親など身近な人達が、精神病や精神障碍者を普段どう思っているのかも子供の価値観には大いに関係します。今までに、親が精神病を忌避したり蔑視したりするような発言を妹さんの前で行ったことがあったかどうかも顧みてください。また、妹さんや身近な人が、実際に精神障碍者から危害を加えられた等、何らかのショックや損害をハッキリ被ったことが今までにあったかどうかも振り返ってみてください)

・妹さんが現在通院している医療機関の医師や担当心理士と直接面談する機会を作る
(妹さんと同席でも、別々でも構いませんが、複雑性PTSDや家族療法に対応できる医師かどうかを判断するには、直接面談する以外の方法はありません。また、私の感想としては、妹さんが発達障害を持っている可能性もあるんじゃないかと思います。そういった心当たりが家族や本人にもある場合は、発達障害に詳しい医療機関を探すことも検討してください)

同居については、現在は同居するほかない事情があるということなので何とも言えませんが、まずはご両親があなたと別居できるようになるのはいつなのか、どういう条件が揃った時なのかをご両親と具体的に話し合い、きちんと確認しておくと良いでしょう。妹さんの支援をすることと、両親と同居することは全く別問題であることを、お互いしっかり認識しておくためにです。

妹さんは今のところ一人暮らしをすることは難しいようですが、アルバイトは20才~現在まで行えている、ということなので労働意欲は一定レベルで維持できているみたいですし、本人の基本性質としては自尊心が高く「障碍者扱い」は望んでいない様子もあるのであれば、健常者と同等の自立心は持っているんじゃないかと思います。

今は、妹さんの自立心や独立心は旺盛であったとしても、実態は全く伴っていないというチグハグな段階なので、最低限の経済保障や衣食住の確保を家族が行っているのだと思いますが、基本的な家事労働や金銭管理等をいつまでも親や家族が必要以上にやってしまうと、病気や障害があろうとなかろうと、その人は自立できなくなってしまいます。

病状の波があると思うので性急なアプローチは危険ですが、妹さんが「やれば出来るはず」の作業まで親やあなたが肩代わりしないように日々、よく気をつけてください。そういう見極めや適切な働きかけをするのは、家族だけでは難しいことが多いので、そのためにも医療機関や行政機関、民間の福祉機関などと普段から密に連携したり、家族会や自助グループに繋がって似たような境遇の人達から知恵を借りたりすることが大事です。第三者目線でジャッジする必要があることは多いので、外部の助けを沢山借りようとしてください。家族内で全てを解決する、しなければいけない、できるはずだ。という考えが最も危険なので、そうなっていないかどうかは、日々よく気配りしてください。

また、ここに書かれた情報から受ける印象としては、あなたの妹さんは発達障害を持っている可能性も結構あると思います。

真面目過ぎるほど真面目≒神経質で頑固で融通の利かない点があり、周りの価値観や雰囲気にうまくとけこめなくて不登校になったのだとしたら、ASDの可能性が結構あるように思います。軽度であれば本人や周囲が延々無自覚なケースも多いですが、発達障害の人は過半数が五感過敏を併発しており、五感の過敏性が、不登校や周りへの打ち解けづらさ、生きづらさの本当の原因になっているケースも多いです。

ASDの人にも色々な個性があり軽度~重度まで様々ですし、生い立ちや年齢でも障害特性の出方が変わるので決めつけることは出来ないのですが、私自身がASDなので、ちょっと似た感じかもしれないなと思いました。

仮に、妹さんが発達障害ゆえに様々な生きづらさを抱えて精神症状を発症している場合、現在出ている症状の改善緩和とともに、そもそもの特性である発達障害や感覚過敏に対する正しい理解と支援が必要になってきます。

また、複雑性PTSDであると仮定した場合ですが、複雑性PTSDは臨床的には100%の確率で解離性障害を併発します。しかし、複雑性PTSDと解離性障害を同時に診断できる医療機関は少ないので、専門医が常駐している医療機関を探すことも大事になります。

今どういう診断を受けているにしろ、投薬メインであれば治らないでしょう。今はパニックやフラッシュバックなどの症状が激しいせいで、やむを得ず一時的に投薬により症状を抑えなくてはならないのかもしれませんが、アルバイトに通えているということから考えても、もはや継続服用しなくてもよいレベルなのではないかと思います。

いずれにしろ、トラウマケアの基本的な考え方は、安心安全な環境を確保して生活すること、カウンセリングや認知行動療法、身体療法、家族療法など投薬以外のアプローチを各種組み合わせながらトラウマの再処理を行うこと、そして本人の本来の個性を回復させ、本人の意志や希望に基づいた将来像を立て、支援することです。

安心安全な環境の確保という点では、当座は現状維持で良いかと思います。しかし、妹さんもいずれは自立した生活をする必要はあるはずなので、本人とよく話し合いながら、家事スキルを身に着けるように支援したり、貯金する方法やお金の使い道を教えたり、外出や社交の幅を広げる手助けをすることを考えていくのは大事です。ご両親が妹さんの面倒を見る事にも限度があるはずですが、ご両親もあなたも、いまはただひたすら妹さんの言いなりのようになってしまっているのだとしたら、共依存という状態に陥っている可能性があると思います。

家族だけでどうにかしようとせず、専門家にこまめに相談したり、書籍やネット情報で有益な情報を得たりしながら、つねに第三者と連携しながら支援を進めることが大事です。

あなたと旦那さんの関係については詳細分かりませんが、当面は今の状態で暮らし続けるしかないのであれば、月に何回かは、夫婦だけの時間をきちんと作る(近所のレストランに外食に行く、近所のビジホに一泊する、等ささやかでいいので、いったん親や妹さんと別の場所で二人きりでゆっくり過ごすような時間を計画的にこまめに設定する)、義実家の協力が得られる場合は義実家にも頼る等、あなたと旦那さんが息抜き出来る場所を自宅以外に見つけてゆくことから始めるのがいいのかなと思います。

発達障害に関しては、今は判断できない時期かもしれませんし、私の思い過ごしかもしれません。ご家族から見てそのような傾向は特にないというかんじであれば、あまり気にしなくてもいいかなと思います。

しかし、今の治療法は投薬中心みたいなので、投薬だけでは、うわべの錯乱や興奮を一旦鎮圧出来ることがあっても、根本的なトラウマケアは出来ないことをよく理解しておく方がいいです。

妹さんが精神科や精神障害に対する嫌悪感が強い原因もハッキリ分かりませんが、やはり、そういう偏見があまりに強いと、治るものも治らなくなりますし、社会人としても問題になるかと思います。

個人的にはあまりおススメ出来ないんですが「HSP」という概念があります。「繊細で生きづらい人達」の一部は、自分達をHSPとカテゴライズして自己理解を進めていくようです。

妹さん自身、既に自分をHSPだと名乗ったり、そういう本を読んだりしている可能性もありそうですが、もしHSPという概念だったらすんなり認めたり興味を持つ場合は、まずHSP関連のセルフケア本などを家族みんなでで(妹さんと一緒に)読みながら、そこに書かれているセルフケアで、家族で協力し合って行えそうなことを行っていく、という方法もいいかもしれません。

とりあえず色々思いつくことを書きました。この内容に関して、さらに補足を求める場合、疑問点がある場合はコメントで書いてくだされば補足します。
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この回答へのお礼

お詫びなどとんでもないです。
とても驚きました。
私自身、もともと妹が発達障害であると疑っていましたし、たしかに、HPSならすんなり受け入れてくれています。
ここまで的確に予想できる方、とても貴重です。

アドバイスもありがとうございます。
知らなかった方法もあれば、ちょうど今自分がやっていることに近いものもあり、間違いではなかったと、少し安心しました。

自立に関しては、今は特に感情の起伏が激しいためにそこまで辿り着けず、妹自身、焦っています。
ただ、落ち着いている日もあるので、その時は自分から私と料理がしてみたいと、声をかけたりしてくれます。
妹は今まで両親と離れたことがなかったです。
今の状況だと、場合によっては妹が私たちの家に1人で居候している、と捉えられるほど、妹と両親が離れることがあります。
妹が自立するための練習ができるとてもいい機会だと家族全員口を揃えており、妹の調子がいい日は様子を見ながら練習ができたらと思っています。
私も以前から、やりすぎな両親と一度離れる機会を作れないかとは考えていました。
これを機会に少しでも自分でやれることを増やし、自信になればと思っています。
必ず様子を見つつ、無理だけは絶対にしません。

第三者の目線、確かに必要だと思います。
ここまで妹を見てきた私たち家族が1番対処法を分かっていますが、専門家ではもちろんないので、医療機関の方などの意見は重要だと思います。
本当に困った時は私1人でも、病院の名前は知っているので相談しにいこうと思います。

薬に関してですが、その通りで、震災が起きる直前まではほとんど服薬は辞めており、どうしてもの頓服として使用していたようです。

今回の件で、私もやっと、トラウマは絶対に放っておいてはいけないもので、このトラウマは私たち家族が真剣に向き合わない限り減らせない、うやむやにしてはいけないと実感しました。

最近妹がフラッシュバックした時、私と母で、しっかり妹の話を聞き、母が過ちを認め、ごめんねと、私もその時助けられなくてごめんねと、時間をかけて話し合いました。
その後、妹から、前に話したフラッシュバックはもう思い出しても怖さがだいぶ減ったと。
こうして、少しずつ、何度も繰り返して、妹が少しでも快適に生きられるように私たち家族が向き合うべきなんだなと思います。

お礼日時:2024/08/25 20:47

No.4です。

コメントをありがとうございます。多少わかりました。
しかし不明瞭な点もありますね。
特に、あなたと妹さんの実際の関係性が不明です。

あなたは妹さんの精神状態や人生を心配し、不登校を許さなかった親に対して泣きながら説得を試みたこともあったりと、昔から妹思いだったようですが、妹さんと仲がいいんだったら、診断名や現状の悩みなどは、妹さん本人に直接訊けば正確なことが分かるだけでしょう。

それなのに、なぜそうしないで、いちいち「親」に訊いているのですか。

親御さんだけではなく、妹さん自身も、あなたに迷惑をかけられない、これ以上、姉を巻き込みたくない心配させてはいけない、と考えるタイプで、それゆえに、あなたには何も教えようとしない可能性もあるかもな、とは思います。

もしくはあなたに対しても、妹さん側としては、強い不信感や怒りや恨みがあったり、何か愛情や信頼だけではない、非常に複雑な思いがあって、親だけではなく、あなたに対しても安易に心を許せない、心を許したくない、頼りたくない、と感じている可能性もありそうです。

今まで普通に姉妹仲が良ければ、妹さんがお姉さんを信用し、普通に心を開いているんだったら、自分のことを真剣に案じる姉から病名を訊かれたら、まあ、病名くらいはスッと教えるんじゃないかな、と思います。

然し、現状そうではないようですので、その点が特に気になりました。

失礼ですが、あなたの妹思いの気持ちが空回りしている可能性も実際あるんじゃないのかな、と私は思っています。妹さんから自分がどう思われているかについて、あなたはどのように認識しているのでしょうか。

妹さんは今でもフラッシュバックが出ることがあり、親に対する恨みや怒りや恐怖などを激しく出すことがあるみたいですね。あなたに対してはどうなんでしょうか。

あなたには普通に穏やかに接して妹らしく無邪気に甘えたり、他愛ない冗談を言ったり、普通の姉妹として過ごせる時間が長いのでしょうか。妹の方から悩みを訴えてきたり、一緒に何かをしようと持ち掛けてあなたを慕う行動はありますか。

妹さんとあなたの間に、心の絆があるのかないのか、あなたの書いていることからは、そこが見えてこないのです。

>私は結婚しており、実家も出ていますが、妹の精神状態はもちろん親の精神状態も心配で、今は親と妹と一緒に生活をし少しでも共有できる人数を増やし、負担が減るようにしています

本当にそれが妹さんのストレスを下げることになっているかどうかですね。

親は、妹さんの面倒を見るのが大変だと思います。

だから、お姉さんのあなたが時々、実家に帰って来て、家事を手伝ったり、妹の様子を気に掛けたり、親と普通に話し相手になってあげたりすれば、親の負担は減るし、親は口では遠慮していても、たぶんホッとするだろうし、助かるだろうし、やはり嬉しいんじゃないかと思います。

でも、妹さんはどうなのでしょう。妹さんは本当に、あなたが実家に出入りすることや、あなたが両親と自分の件について話をしたりすることで、妹さんの負担は減っている、妹さんの気持ちが楽になっている、と本当に言えるのでしょうか。

観ようによっては、あなたの態度が妹さんの心の負担をさらに増やしてしまっている恐れもありそうです。あなたとしてもそんなことは望まない筈ですが、距離感や認識を誤ると、事態は良くなりません。

私はあえて、最も意地悪な角度からあなたの書いている文章を読んで回答を書いているかもしれません。あなたは不愉快に思ったり、的外れだと思ったかもしれません。

しかし当事者としては、当事者と家族の思いには、しばしば、深刻な「ずれ」が生じてしまうこと、それがさらなる状況の悪化を生むことなどを、体験しているので、安易に楽観的な見方をすることはできないのです。

失礼なことを書いてしまったかもしれませんが、敢えて、あなたの存在やあなたの態度が今の妹さんにとって「心の支え」になっていない可能性を一番重視して書きました。

いまいちど、冷静に、自分と妹さんの関係を見つめ直してみてください。
もし、私の回答に対する訂正や補足説明を求められる場合は、遠慮なく、その旨を書いていただければ、私の方でも訂正や補足を入れたいと思います。

然し私が提示している疑問、あなたと妹さんの仲がどうなのか、妹さんはあなたをどう思っているのか、という点について、率直にお答えしていただけないのであれば、私からの回答は、これで終わりにしたいと思います。
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この回答へのお礼

丁寧に回答していただきありがとうございます。

私と妹ですが、妹は私を頼りにしているようです。
私が実家を出た後も、親では収拾がつかない時は私が呼ばれ、落ち着かせていましたし、妹自身からも私がいると安心するとよく言われます。

病名に関しては妹の性格上、妹自身認知していない状況です。
プライドが高いためか、幼少期からのトラウマの延長線なのか、精神疾患の話やその病名をひどく嫌います。
そのため、現時点では妹自身は、小学校時代のトラウマがある、もともと自分は繊細で生きにくい性格だ、という自分の解釈で、精神病には絶対になりたくないと言っています。
私たち家族もできるだけ病名等には触れないようにし、生きやすくなれる方法を探そうねとしています。

こちらとしても正直疲弊し切っています。
本人が1番苦しいのはそうだと思うし、親も苦しいはずです。
分かってはいますが、私は私の人生を生きたいと思ってはいけないのかなと、私もとても苦しいです。
もちろん親や妹にはこんな弱音は言ったことはありません。困らせるだけだと思うので。

いま一緒に住んでいるのも、事情があって私と旦那の家にみんなで住んでいる形です。
私はまだいいです。
ですが、旦那まで巻き込んでしまっているのも心苦しいです。
旦那は仕方ないことと、優しく接してくれていますが、自分の家なのにある程度自由が制限されるのは少なからずストレスなはずです。
私も今は妹を優先しないといけないという気持ちと、旦那が少しでも快適に過ごせるように気を配りたい気持ちが共存できない現状に大きなストレスを感じています。

少しでも早く現状を良くしたいのは心底思っていますが、みんなが苦しい中、無理をするわけにはいかないのでゆっくり少しずつ確実に良くなれることを毎日願っています。

お礼日時:2024/08/24 11:11

複雑性PTSDの当事者です。


精神科初診が28才と遅かったこともあって発症時を精確には特定できませんが、45才の現時点では、寛解といえる状態かなと思います。

当事者として色々助言できることもあるかなと思うのですが、質問に書かれている基本情報があまりにも乏しいので、具体的な助言まではしづらいです。

「複雑性PTSDだと思われる」という書き方をしていらっしゃいますが、普通に仲が良い家族なら、当事者に直接、医者からは何と診断されたのか?と病名を尋ねれば済む筈ですが、あなたはそうしていないようですね。

あなたと当事者が家族であるにもかかわらず、そのような大事な会話をきちんと交わせていないのはなぜでしょうか。

そういった家族内のコミュニケーション不全こそ、家族内の誰かが複雑性PTSD等の深刻な神経症を発症する最大の原因になっていることが非常に多いです。

また、既に本人は通院中であるなら、当事者と主治医の許諾があれば、家族であるあなたが診察に同席し、医師と直接会話することも場合により可能です。

同席を希望しても当事者や主治医から断られたのであれば、なぜ断られたか理由を教えてください。同席して主治医と既に面談したが、不満が残ったのでここに質問しているという場合、主治医に対して何を尋ねどのように回答されたか、あなたにはどのような不安や不満が残されているのかをもう少し詳しく教えてください。

また、もしあなたが当事者の気持ちやプライバシーに遠慮して、まだ一度もそういった提案や申し出をしたことがない場合は、本人や主治医と、もっと率直に、この問題についてよく話し合ってみた方がいいと思います。

診察室にまでは同席をゆるされない場合も、別室で家族と医師が談話することは大抵の場合、許可されるし、医師や心理士の方でも身内としっかり面談することについて歓迎することが多いようです。

幼少期のトラウマの詳細やその後の様子をよく見知っているのは大抵の場合、家族です。
当時幼かった本人の口からはうまく聞き出せない事実や、当時の客観的な状況などは、家族が進んで医師や心理士に伝え、情報を補完したほうが、医師や心理士としても治療が進めやすくなるので、家族の面談は歓迎することが多いです。

しかし、あなたが虐待親本人であるとか、家族内の虐待を知りながらも当事者を見捨てるような行動をとっていた等、あなたが当事者にとっての加害者や、加害者的存在だったと認識されている場合は、話は全く別になってきます。

つまり、あなたが当事者にとっての加害者、敵なのか、それとも支援者、味方なのかによって、あなたが取るべき行動が大きく変わることに注意してください。

今あなたが書いている内容から私が書ける助言はその程度です。
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この回答へのお礼

当事者の方から丁寧に回答いただきありがとうございます。

症状があるのは私の妹です。
事の発端は、小学校の頃、真面目すぎる妹が友人たちの不真面目な部分に耐えられなくなり、不登校気味になりました。
当時不登校は珍しかったためか、焦りからか、親は両親共に妹の腕を掴み、引っ張り出し、だんだんと怒鳴るようになり、無理やり学校に連れて行っていました。
妹は学校も親も怖くなり、毎日泣き叫び、外出できなくなり、完全に不登校になりました。
親は妹が学校に行けない理由を当時は理解できず、呆れ、地獄のような家の中でした。
私は妹が毎日泣き叫ぶ姿をみて、親を説得しようと泣きながら話したこともあります。

しばらく同じ状況が続き、妹が壊れていく姿がひどく、さすがの親も対処法を調べ、妹を精神科に連れ出しました。
親も少しずつ自分の行動に反省し出しました。

精神科からの薬と親の改心でゆっくりですが、パニックのような症状は少し減りました。
それでも中学や高校は行けず、通信制に。
なんとか高卒認定はもらえました。
アルバイトも20歳ごろからなんとか見つけ、幸い妹の状態を理解してくれる場所で今も少しずつ働けています。
量はだいぶ減りましたが、今でも薬は必要です。

私も将来を考え妹の状況を親に何度も聞きましたが、親は私が心配することじゃない、迷惑をかけられないと断固として病名や状況を話してくれません。

正月の震災で被災し、日常が崩れ、妹の精神状態も崩れたこのタイミングで、不登校当時のフラッシュバックが増えました。
その状況をみて私なりに調べ、たどり着いたのが複雑性PTSDでした。

今は親も改心していますし、妹のフラッシュバックが起こっても、親は全て受け止め謝ることに専念しているため、延々泣き叫ぶまでではありませんが、1日に数回は泣き、過呼吸になり、当時のことを訴えます。
私は結婚しており、実家も出ていますが、妹の精神状態はもちろん親の精神状態も心配で、今は親と妹と一緒に生活をし少しでも共有できる人数を増やし、負担が減るようにしています。

今はこれを繰り返すしかないと思っていますが、こうすることで和らいでいくのでしょうか。
妹を責め続けた親と、助けられなかった私のせいです。
少しでもトラウマを和らげて、楽に生活ができるようにしてあげたいです。

お礼日時:2024/08/23 12:42

神経症の中のパニック障害と同じと思います。

トラウマと考えている状態を避けたいがためにトラウマに取りつかれていると云った意味です。

神経症には様々な症状が在りますが、全ての症状には特別な意味はありませんが、当の本人にとってはそれが最大のトラウマと感じているだけです。

この理由は当の本人が一番避けたいと思っている内容がトラウマと云った事実ですが、避けようとしなくて受け入れる事が出来た時点でトラウマがトラウマでは無いものに変化します、それが完治です。

その為の方法は森田療法による不問と云った方法です。トラウマとしているもの、詰まり症状になっている事を口にしない生活を守ると云った方法です。

たったこれだけを守る生活で貴方のトラウマは消えて跡形もなくなります。是を実感する事が完治と云ったものです。

貴方が治った姿を書いて置きますので参考にして下さい。

不問と云った生活態度が醸成される頃『トラウマが出るとか出なくなったと云った事に、貴方は一喜一憂しなくなっています。』

ついでにフラッシュバックが如何とか言う事も無くなっています、その理由はトラウマもフラッシュバックでさえも、在ろうが無くなろうが別に何とも思わなくなっています。』

結果的にフラッシュバックとかトラウマとかが無くなったとしてもちっとも嬉しくなくなっています、その理由は貴方が嫌う事によって絶えず貴方が意識に挙げて呼び寄せていた事が分かります。

この意味は症状としていたものを貴方が受容した事を意味します。

神経症の場合では症状別な治療方法はありません。症状を受容出来た時点が完治した時と云えるだけだからです。
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その病名で治療してる人はほとんどいないはずです。


普通のPTSDの話をすれば治療で治ったというより年月で軽快したという人が多いようですよ。
(潜在して解離性障害やうつ病など別の疾患を引き起こしている場合あり)
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古典的な治療方法ですが、アナフラニールの点滴は即効性があって、非常によく効きます。

フラッシュバックが酷いようでしたら医師に所望してみましょう。
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