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発達の凸凹を修正して改善させて能力を均等にバランス良くしていく為には、どの様な考え方と生き方と工夫仕方が必要不可欠でしょうか?
何卒回答を宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

発達障害者にはたいていの場合、五感過敏があります。



五感の過敏がストレスになったりネックになったりして、学業や仕事、人付き合い、日々の健康管理などに著しい支障を来たすことがよくあります。

だからまずは五感の過敏をよく自覚し、自分の五感を保護したりケアしたりすることです。気合とか努力では無くて単純に物理的に、五感の刺激を避ける環境に身を置くことや、適切な障害補助具を使用すること、ケアをこまめにすること等が一番大事になります。

視覚、聴覚、嗅覚、皮膚感覚、味覚のそれぞれについて、自分の経験から、どういった刺激はストレスになりやすかったか、よく思い出し、具体的に書きだしてください。必要な場合は医療機関でそれぞれの検査を受けましょう。そして検査結果や自分の経験則に基づいて、障害補助具を購入したり、関連機関に相談に行ったり、自宅の室内環境を改善したり、食事内容、薬の内容や運動内容などを一つ一つ整えていきましょう。

それから、発達障碍者には動作性の困難が生まれつきある場合もよくあります。指先が不器用、反射神経・動体視力が弱い、平衡感覚が弱い、発声困難、などがそれです。

そういった自覚がある場合も五感と同様に、経験則をまずは書きだし、自分の傾向を自覚することが大事です。これも必要な場合は検査を受けた方がいいです。適切な訓練をすれば底上げできることも多いので、ただ放置しているのはよくありません。

学習障害があると判定されている場合は、学習障害の詳細を自覚することが大事です。学習障害のレベルや内容によっては、特定の作業を避けたり道具を最初から頼ったりする方が合理的です。

学習障害は、上に挙げた五感や動作性困難と連動性がある場合もありますので、先に五感や動作性の問題を適切にフォローアップする方が良いです。

発達障害は、脳神経系統、運動系統の不具合や偏りがベースにあるので、フィジカルの問題が色々あることを理解してください。

「精神論」でどうにかなることばかりではありませんので、やみくもに「精神論」を振り回すタイプの支援者・治療者はサッサと関係を切った方が良いです。大体そういう人は何の役にも立たないし、むしろ有害だからです。

ただ、発達障害の生きづらさゆえに、二次疾患として精神疾患や神経症を患ってしまうケースは非常に多いので、そのことを自覚出来ている場合は、精神科や心療内科に通院して、カウンセリングを受ける等のケアを続けることは大事です。

また、発達障碍者が生まれつき持っていることが多い、認知系の偏りとしては以下のようなものが知られています。

・白黒思考/0-100思考(両極端の二択思考)
・べき思考/強迫観念(絶対に〇〇じゃないといけないという思い込み)
・過度の一般化(少ない経験や事例だけで「全て同じパターン」と思い込む)
・空想の世界、イメージの世界に没入する(そのぶん現実を軽視・無視する)
・特定の趣味や関心事に関する非常に強い執着や過集中
・幾何学的な法則やバランスにこだわる(特定のバランス、比率にこだわる)
・ルール、ルーティンにこだわる(規則的な反復行動を好む)
・「覚える」が苦手
・「忘れる」が苦手
・同時に複数の情報系を処理することが苦手(マルチタスクが苦手)
・悪意、敵意、攻撃性、競争、意地悪、等の感情を理解するのが苦手
・好意、善意、仲間意識、愛情、親切、等の感情を理解するのが苦手
・パーソナルスペースが広い。人との距離を取り孤立することを好む

上の全てが該当する人もいますが、全てが該当するとは限りません。
それぞれ、レベル、程度問題でもあるので、軽微であれば一般人もそういった傾向は持っているので、気にしすぎなくてもよいこともあります。

しかしそのことで自分が非常に苦しんだり、困ることが多い、生活や人付き合いや仕事に支障が出やすい場合は、そういった自分の認知系の偏りを一つ一つ丁寧に理解し、自分なりに改善の工夫をしていく、場合によっては専門家のもとで認知行動療法などを受けて、コツコツ認知補正をする方が楽に生きやすくなります。

いずれにしろ、フィジカルとメンタルの両面から、環境を改善したり体質に合わせた暮らし方やケアをしたりすることが大事です。どっちか一方では、アンバランスで不完全になりやすいので気をつけてください。

そして世間には発達障碍の知識もないのに、ただやみくもにヘイトする、蔑視する、攻撃する、差別する、そういった一般人も存在しています。医師や福祉関係者にも、そういう人がしれっと紛れ込んでいることもあります。

そういう人は、何の助けにもなりませんし、迷惑で邪魔で有害なだけなので、そういう人とは安易に関わらないようにすることも大事です。身近にそういうタイプがいたら、出来るだけ素早くその人と距離を取って縁を切りましょう。縁を切れない場合もフルシカトしていく覚悟で、そういう人に本気で向き合わないようにしてください。

そして本当に正しい役立つ知識やスキルをあなたに与えてくれる人、あるいは「人間力」を持ってるタイプの人、を探して、そういう人に対してきちんと頭を下げ、心を開き、教えを請うたり、感謝をしたり、本心を打ち明けていくようにしましょう。

質の悪い人とは手を切る、質のいい人とは手をつなぐ、というような態度は、障害が無い人達にとっても大事なんですが、障碍者にとってはさらに大事なことなので、注意してください。
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発達障害についての質問ですか?


人は誰でも能力や個性に凹凸があります
それが「社会適合に問題障害となっているか?」という点が
診断に大切になるかと思います

たとえば、「よくモテる人」もいれば「あまりモテない人」もいますが
「全然モテないどころか、仕事でホウレンソウや挨拶すら高確率で無視される」だと、これは社会適合に障害があると考えられます

「勉強が得意」もいれば「不得意」な人もいますが、「ひらがなが正しく読めないとか、一桁の足し算引き算をよく間違う」レベルだと、これは障害だと考えられます

そしてこれらの「危険率からはみ出た有意な障害」は改善困難だと思われます
普通の人では発生しない事柄だからです
対人関係で言えば、劇的に顔の形が変わったり、声質が変わったりしないと無理かと思います
決して「ハロワが主催するコミュニケーションセミナー」へ通ったので
翌日から職場で一番の人気者になって、NHKの女子アナへ応募したら即採用されました、とかありえませんから
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