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最近では周術期の血栓予防のため、弾性ストッキングなどを用いるようですが、脳・冠動脈・腹部などの血管撮影の際にもこれが有用なのでしょうか?実際に多くの施設で施行されているのでしょうか?

A 回答 (3件)

当院でも消化器科、循環器科、放射線科において血管造影の際に弾性ストッキングの使用は行っていません。



確かに大腿動脈を長時間強く圧迫することによる深部静脈血栓症の危険性については指摘されており、強すぎる圧迫や不必要に長時間の圧迫はしないような流れにはなってきているようです。

長時間砂嚢による圧迫を行って、静脈血栓による肺塞栓を生じた事例において、医療側の過失が認められた判例があったようです。

医療者用のサイトなので、直接リンクは避けますが、CareNet.comからリスクマネージメントというコーナーで上述の事例をみることができます。

http://www.carenet.com/index.aspx
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この回答へのお礼

ありがとうございました。やはりそうですよね。手術の際はともかく、1-2時間で終了する血管撮影ではあまり必要がないのではと思っています。

お礼日時:2005/05/21 00:09

脳・冠動脈・腹部などの血管造影というのは動脈で、深部静脈血栓症というのは静脈です。


弾性ストッキングというのは足の静脈には有効ですが、動脈には効果はありません。
動脈造影の時の血栓予防にはヘパリンの注射を行っております。
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この回答へのお礼

ルチンでヘパリンを使われているのですね?参考にします。ありがとう御座いました。

お礼日時:2005/05/21 00:07

自分の勤めている病院では



脳外科(女子医系)
循環器(群馬大系)
腹部IVR(自○医科大系)

だれも使っていません 
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この回答へのお礼

早速のレスありがとう御座います。そうですか。参考になります。

お礼日時:2005/05/19 22:30

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