
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ナイル川の氾濫時期はだいたい7月ごろと決まっています。
これはエチオピア高地での雨季の影響です。
それに対して 一番明るい恒星シリウスが「太陽と同時に東の地平線から昇る(=「ヘリカルライジング」)」のが、ちょうどこの時期にあたります。
古代エジプト人は、シリウスのこの現象を見て、ナイルの氾濫の到来を予測しました。
古代エジプトの暦(太陽暦)はこのシリウスの動きに基づいており、シリウスの再出現(ヘリカルライジング)を1年の始まりとしました。
したがって、古代エジプト人はシリウスという星を観察することで、ナイル川の氾濫の時期を知ることができたのです。これは天文学と自然現象の結びつきを示す歴史的な例として、非常に有名です。
ここでは 星座ではなく シリウスという恒星で説明しましたが、まぁ星座でも同じことが言えます。
No.6
- 回答日時:
人は自分の経験をベースにして、知らいない場所や経験に思いを馳せます。
「季節の変化は、光の変化とともにやってくる。」
これは、20歳のころに感じた私なりの季節変化の法則ですが、日本の同じところに10年、20年と住んでいれば、冬は寒く夏は暑い、から、冬は乾燥して夏は湿気が多い、から梅雨の季節や夕立などなど、多くのことに気づきますので、古代エジプト人もそうだったろう、と思います。
次は、ネット検索によりエジプトの気候などについて調べた結果です。
今から4500年以上前の古代エジプトの気候は、乾燥した砂漠気候でナイル川流域のみ肥沃な緑地だったようです。そうすると、気温や降雨量は現在と大きな差はないようですので、調べてみると、雨がほとんど降らない地域だということがわかります。
緯度は、小笠原諸島付近ですので、かなり暑い地域だったこともわかります。
日本の近年の例でいうと、下流域は良く晴れているのに上流域が大雨で、何の前触れもなく洪水に見舞われるという事象で、ナイル川の氾濫は日本人の想像をはるかに越えていると感じました。
以上から、古代エジプト人にとって、ナイル川の氾濫時期を知ることは、死活問題だったと思われますので、天文学なども非常に発展していたと推測されます。
ウィキペディアによると、氾濫が収まった後に、土地の区画を確定する作業も重要だったという記述があります。
蛇足ですが、月のない夜だと真っ暗闇になるので、当時と今も星の数や星の光の強さに大きな変化がないとすると、乾燥した気候だと星が良く見えるので、圧巻の夜空だったろうな・・・と思います。
No.5
- 回答日時:
そのカッコ書きにあるように、あくまで「氾濫時期」がわかるに過ぎません。
星を見て暦を知ることで、雨季がわかるということです。
星を見て「明日氾濫が起きる」とかがわかるわけではありません。
No.3
- 回答日時:
昨今は異常気象で崩れつつありますが、現代日本で6月は梅雨で、9月は台風の季節とか言うのと同じです。
理科の時間に春の大三角とか冬の星座の代表はオリオン座…とか習いませんでした?
星座盤で◯月◯日◯時の星空をみたりとか?
地球は自転しながら太陽の周りをまわってますよね。
地球自身がクルッと一周するとのが1日。
太陽の周りを一周して元の位置に戻るのが1年。
太陽が時計の中心にあるとして、地球が1の位置にある時見える星座は、地球が7の位置にいった時には見えなくなります(昼間だからね)
つまり太陽に対して地球がある位置に来たときに見える夜空の星の並びというのは毎年同じ。
日本でも昴(プレアデス星団)が夜明けに真南にきたら種を蒔くとか、日没後に鼓星(オリオン)があの山にかかったらこの魚が捕れるとか、地域ごとに生活の目安にしてました。
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