プロが教えるわが家の防犯対策術!

ブルース・リーのファンです。
彼の映画とか見てて「すごーい!カッコイイ!!」って、いつも感動するんですが、実際、拳法の使い手としての彼の実力って、どんなもんなんでしょうか?
なんかハリウッドの俳優さんたちで彼に弟子入りしてた人、多いように聞いたんですが。
あと、ぬんちゃくって、誰が、どういう経緯で考案したものなんでしょうか?
しょうもない質問みたいですが、教えてほしいです!!

A 回答 (15件中1~10件)

彼が起した流派(ジ・クンド?記憶があいまいです)が今でも有る筈です。


実力も其れなりに有ったようです。

売れる前に、TVドラマ(グリーン・ホーネット)で主人公の助手役で出ていました。

弟子で有名なのは、ジェームズ・コバーン(以前タバコのラークの宣伝に出ていました。
葬儀の時に棺を担いでいました。

ヌンチャクは中国武器だと思います。
他にも、さんせつこん(漢字忘れた・ヌンチャクは二本、サンセツコンは1m程の棒が繋がってる)
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この回答へのお礼

早速のアドバイス有難うございます!
彼が起こした流派、跡を継いでいるかたがおられたんですね~。
「グリーンほーネット」での彼の姿はテレビでチラッと見たことあります!若かったです!と言うか、そもそも若死にですよね…残念!!
実は私ジェームズ・コバーンも好きなんです。笑顔がニヒルで渋い!私も担いで欲しいくらいです。^~^;
中国武器って言っても、いろんなのがあるみたいですね、初めて知りました。

お礼日時:2005/06/04 20:42

ブルース・リーはジークンドーという拳法を創始しました。

目つきや金的など、人間の弱点を狙うかなり実践的な拳法です。 http://page.freett.com/jkd/
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この回答へのお礼

彼が創始した流派は「ジークンドー」と言うんですね。
実践的に使えるということは危険でもあるということなんでしょうか?
精神修養よりも実戦重視派ということですかね?
「人間の弱点を狙う」…こわーい!!
参考URL見せていただきました。カッコイイ!!
御回答、有難うございます。

お礼日時:2005/06/04 20:50

ジークンドーは今人気の総合格闘技のハシリのようなものです


http://www.sumire.sakura.ne.jp/~kakutou/jkd.html
「燃えよドラゴン」の冒頭でそのようなシーンが出てきます
ショートタイツにオープンフィンガーグローブで戦っています
オープンフィンガーグローブを発明したのはブルース・リーなんです

ジャッキー・チェンがインタビューで「あなたとブルース・リーどちらが強い?」と聞かれたときに「ブルースは格闘家、自分は俳優、比べられるものじゃない」と答えていました
ジャッキーは燃えよドラゴンにエキストラとして出演していますからその実力が分かっているんでしょうね

ヌンチャクの起源についてはこちらをどうぞ、結構ビックリしますよ
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/o-rhythm/nunchaku.h …

参考URL:http://www.sumire.sakura.ne.jp/~kakutou/jkd.html,http://www.bekkoame.ne.jp/ha/o-rhythm/nunchaku.h …
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この回答へのお礼

ブルースって拳法において一つの流派を立ち上げただけではなく格闘技世界全体から見ても先端行ってたんですね!
「オープンフィンガーグローブ」…よく憶えてないです、今度「燃えよドラゴン」見るときは注意してみます。
ジャッキーが「燃えよドラゴン」にエキストラ出演してたなんて知りませんでした。これも注意して見てみます。
でもブルースは俳優としてもいけてると思うんです。ジャッキーはブルースと比べると表情からして凄みの点で負けてるような…ジャッキーファンのかた御免なさいね!
私は映画のなかでブルースが敵を前にニタリと睥睨する顔見ただけでシビレますっ!!
ヌンチャクの起源に関する参考URL、なるほど!!驚きました。
民衆が使った道具って武器に至るまで、歴史の流れが込められてるんですね!とっても勉強になりました。
興味深い御回答、有難うございます。

お礼日時:2005/06/04 21:23

ドキュメント番組かなにかで、(格闘家として)デモンストレーションしている白黒の映像を見たことがあります。



横に人を立たせ、寸止めでジークンドーの説明をするのですが、そのハンドスピードはとてもスピーディーです。

あと防具を持たせた人にサイドキックを蹴り入れるのですが、トリックじゃないのか!?というくらい吹っ飛んでました。
「燃えよドラゴン」のワンシーンでもサイドキックを本気で打ち込み、受けた役者さんを後ろで支えていた人の腕を折ったという話もあります。

あと有名なワンインチパンチ
ワンインチ(約3センチ)の所からそのまま拳を突き入れる、というものですが、3枚重ねた木の板を突き割ってました。

全部、ビックリものでしたが、
指1本で片手腕立てしてる映像もビックリ(笑)

うろ覚えですので細かい数値などは違ってるかもしれませんが。。
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この回答へのお礼

そのドキュメント私も見たいです!!
約3cmの所から3枚重ねの木板を拳で突き割るって…つまり反動で勢いつけてやるのじゃないわけですよね?そのままズブっと、ですよね?信じらんない~!
「指1本で片手腕立て」って。彼の指は我々と違う材質でできていたのでしょうか~??
御回答を読んだだけでビックリです。そばで見たら、もっと信じられないでしょうね。
面白いお話を有難うございます!

お礼日時:2005/06/04 21:05

ブルース・リーは俳優の両親をもち、小さな頃からヤンチャで喧嘩ばかりしていたそうです。

そんな中、中国拳法の一種、詠春拳を習っていた様です。結局、ヤンチャ振りのおかげで単身アメリカに渡る事になり、大学で哲学などを学びながらジュンファンカンフー道場(漢字忘れました、ジュンファンはリーの本名です)を開きます。当時の中国人社会では、中国拳法を異国人に教える事は御法度だった様で、かなり批判を浴びたらしいです。その後、ジークンドーという独自の拳法へと昇華させていきました。以上、簡単ですが、何だかんだ言っても自分の流派を立ち上げていますし、俗に言うストリートファイトでの伝説的な話は様々ある様です。『燃えよドラゴン』の撮影中も、若く活きの良いエキストラからの挑戦をことごとく返り討ちにしていたらしいです。
質問の回答になっていないと思いますが、様々な国で学ぶ人がいる武術体系を築いた、位の実力ですかね?ちなみに、極真会館を築いた大山倍達も子供の頃に初めて教わったのは中国拳法の一種?の『借力』(しゃくりき)←オランダのドージョーチャクリキの語源にもなってます。です。本当の実戦という事になると、中国拳法がすごいのかもしれませんね。
長くなったので、ヌンチャクは割愛させていただきます。長文失礼しました。
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この回答へのお礼

やっぱ彼って子どもの頃からヤンチャしてたんですね!でも大学で哲学やってたなんて!文武両道ってやつですね、ますます惚れ直しました。^◇^*
しかし以前、香港の女性が「地元じゃ嫌われてるのに~」っていう話をしてたんで、なんでだろーって思ってたんですが中国拳法を異国人に教える事は御法度だった…これかな?原因は。
>撮影中も、若く活きの良いエキストラからの挑戦をことごとく返り討ちにしていたらしい

シビレますねえ!それより目の前で見たら恐いでしょうか。
オランダって柔道も盛んらしいですね。柔道は「柔よく剛を制す」とかって言うそうですが拳法では、どんなことを言うのでしょうね?
アドバイスいただき有難うございます!

お礼日時:2005/06/04 21:42

かつてジークンドーをやっていた者です。


まずジークンドーは厳密には格闘技や拳法ではありません、よって流派もありません。そのスタイルに近いものを取り入れていますがJKDは戦いの概念であり哲学とも言えます。

別のものなので格闘技や拳法と比較するのは無理があると思います。
例えば競技である格闘技でどんなに強くても実戦でビルジー(目つき)やジクテック(金的)など入れられるとどうなるかわかりませんし、グランドになっても噛み付きなどあれば関節技や寝技なども使えません。

すでに他の方がいろいろ説明されているのように超人的です。その身体的な能力も凄いのですが他にもあの時代に総合格闘技を思いついてやっているという先見性も優れていたのです。日本でも最近になってようやく総合格闘技が認知されましたが、それよりもずっと前にその原型を行っていました。

ヒクソン・グレイシー、バンナ、レコ、ハント、ミルコ、アーツ、角田など現在の有名な格闘家のほとんどがブルース・リー史祖の影響を受けています。
バンナが右利きなのにサウスポーで戦っているのはJKDのバイジョン(利き腕を前に出す構え)から取り入れているのです。他にもいろいろな戦術をJKDから得ているそうです。
これだけ世界のトップであり様々な技術を研究しているプロ格闘家が憧れ、尊敬している点から見てもいかにブルース・リー史祖が凄かったかがわかるかと思います。

>なんかハリウッドの俳優さんたちで彼に弟子入りしてた人、多い
とのことですがブルース・リー史祖は若くして亡くなっているので直接教えを受けて弟子でありインストラクターとして認定されたのはダン・イノサント史父(ダニーではなく正確にはダンです)、ターキー木村史父、ジェームズ・リー史父の三人しかいません。
ですからおそらく弟子ではなくJKDをやっていたということでしょう。

それとブルース・リー史祖が亡くなってから世界的に有名になってからはジークンドーは戦いの概念であり哲学を利用して戦いの哲学であるからジークンドーだという解釈して国内外で様々な団体がジークンドーの名を語っている場合がありますが、それらはブルース・リー史祖から直接正式なインストラクターの資格得ていない物です。ですからハリウッドの俳優さんたちもひょっとしたらそのようなところでJKDをやっていたのかもしれませんが。

日本ではブルース・リー史祖が正式にインストラクターに認定したダン・イノサント史父のイノサント・アカデミー認定の日本振藩國術館があります。
http://www.bruceleejkd.com/index_main.html
日本での最高位は元修斗のチャンピオンの中村頼永師父です。中村史父は佐山聡氏と共にヒクソン・グレイシーが日本で初試合を行った『バーリ・トゥード ジャパン』の立案者の一人でもあります。

No2の方が紹介されているテッド・ウォン氏は確かに生前ブルース・リー史祖の教えを受けてそういう意味では弟子とも言えるかもしれませんが、ブルース・リー史祖からインストラクターの資格はもらっていません。

参考URL:http://www.bruceleejkd.com/index_main.html
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この回答へのお礼

>まずジークンドーは厳密には格闘技や拳法ではありません、よって流派もありません。
>別のものなので格闘技や拳法と比較するのは無理があると思います。

えーっ!!そうなんですか?!

>例えば競技である格闘技でどんなに強くても実戦でビルジー(目つき)やジクテック(金的)など入れられるとどうなるかわかりませんし、グランドになっても噛み付きなどあれば関節技や寝技なども使えません。

「噛み付き」で子どもの頃、兄とケンカしたときのこと思い出しました。兄は大学時代、少林寺をやってたらしいんですが許せないことに!その日、道場で習ってきたばかりの技を私に試そうとするんですよ!いくら大柄とは言え、兄と十歳も離れている妹の私としては腕に噛み付くことしかできなかったんですが、これをやると「いくら少林寺でも、お前には通用せんわ!」と言って逃げて行きました…v^^;
なおブルース本人が正式なインスト認定を行ったかどうかという差異があるわけなんですね…なるほど。
ヒクソンを始めとするグレイシー一家の名は私のような者の耳にも届いております。
グレイシー柔術も、そもそもヒクソンたちの父上か、おじい様が日本人の指導を受けて発展させて行ったとか聞き及んでおります。

お礼日時:2005/06/05 20:59

ヌンチャクのことを書き忘れていました。


ヌンチャクはNo3の方が紹介しているようにダン・イノサント史父のフィリピン武術から来ています。
しかしヌンチャクは映画での演出を意識したものでしょう。
実戦では使えないのではないでしょうか、というより実戦で使うには普段からヌンチャクを持ち歩かなければならないですし普通は持ち歩きはしないですよね。

日本振藩國術館でもヌンチャクではなく私が習った範囲ではカリ・スティックとダガーでした。棒は道に落ちていることもありますし棒とナイフ(短剣)のほうが実戦的なのでしょう。
ただ基本的な動作は同じフィリピン武術のカリなのでカリ・スティックが出来るようになればヌンチャクも扱うことができるようになる人が多いです。
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この回答へのお礼

わざわざ恐れ入ります。
フィリピンって「バンブーダンス」とかサーフィンとか楽しいイメージが浮かんでき易いもんで「フィリピン武術」と聞いて、ああ、やはり、その国その国の武道というものが存在するんだなあと…。
ヌンチャク発生の経緯は他の御回答者様の参考URLで勉強させていただきました。これに絡んでもブルースの映画人としての眼の付け所の良さが窺えますね。商売上手でもあったということでしょうか、さすが中国人ですね。
中学生の頃、仲が良かったクラスメイトが(女の子です)プラスチックのヌンチャクをぶんぶん振り回しては、おのれ自身の頭を直撃していた姿を思い出します…本物だったら危険ですね。
映画での、あの動きは、まさに芸術的、映像美だと思います。

お礼日時:2005/06/05 21:12

下のNo6の書き込みのブルース・リー師祖の師祖が歴史の史になってました。

単純なミスで間違えました。
一度書き込んだら訂正できないのは少し不便ですね。
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この回答へのお礼

あ、気になさらないでください!ちゃんと置き換えて読んでますから。几帳面なかたですね!
さすがに御経験者だけあって、いろいろと感心させられました。
また今回質問して、よりいっそうブルースに魅せられました。頭良し、腕っぷしが滅法強い、商売の目先が利く、おまけにハンサム…すばらしいです!!
詳しい御解説、本当に興味深かったです。
有難うございます!!

お礼日時:2005/06/05 21:21

 ブルース・リーの実際の格闘能力についてですが、冷静に判断して「そこそこ強い」と思います。

かつてのありったけの映像(映画ではなく実際の練習風景等)などを掘り起こして、現役の打撃系格闘技者や指導する側の専門家等が見れば、妙な思い入れや偏見を持たない限りはおそらく同じ見解に達するはずです。
例えば映画の中でヌンチャクを振り回す芸術的なテクニックは見ていてとても格好良いのですが、格闘能力とはほとんど関係なく、それ自体が独立した「技能」であると思います。

突きや蹴りの速さ、強さについてはサンドバック打ちや対人ミット打ちを見る限り、同大の体格であるライト級前後の日本のプロボクサー、キックボクサーらの標準的な攻撃力のレベルには達していると見ていいと思います。(ガッカリしないでください、とても凄いことですよ!)
また近接した位置から板などを割る芸当は極真会の色帯の高校生でもできますし、指一本で「指立て伏せ」というのも訓練して慣れると普通の男ならできるようになります。ただし格闘技の世界ではこうしたことを必要以上にガンバっている人というのは実戦(格闘技の試合、道場での自由組み手等)となるとあまり強くなかったりするものです。「身体能力」は格闘技においては「基礎体力」であって、ないよりはある方が良いのですが、それだけでは強さを推し量ることはできないものです。

私がブルースリーの攻撃能力をなぜ空手やボクサーやキックボクサー等と比較するかというと、人間の繰り出す「突き(パンチ)」や「蹴り(キック)」というのは、人体の構造が誰でも一緒であるため“人を倒す”という目的を達成するための動作は、地球上のどこの誰がやっても同じ「動作」になるはずだからなのです。「空手の逆突き」も「日拳のストレート」も「ボクシングのストレート」も「ムエタイのパンチ」も足の歩幅から体重のかけ方から拳の軌道もほぼ同じです。これらと違う「動作」をしている場合は「流派が違う」「格闘技の種類が違う」からではなく、人を倒すための最良の動きが解るに至っていないだけなのです。
例えば100M走の「動作」は2千年前のギリシャ人でも現代の日本人でもほぼ同じですが、百年後のロシア人だけは腕をグルグル回しながら走る!などということはありえません。これは生物学的な人体の構造が普遍的であるためそこから導き出される目的ごとの動作に違いは生じ得ないからなのです。速く泳ぐためにはこういう水のかき方、高く飛ぶためにはこういう飛び方、ボールを遠くへ投げるためにはこういうフォーム、人を倒すためにはこういう殴り方など、人体の細かな動かし方やその時の各部位の位置関係に至るまでどこの誰がどのように研究しようとも遅かれ早かれ同じ解答に到達するものなのです。こうした観点からブルースリーの練習中の「動作」を見ると、あらゆる突きや蹴りがきちんと体重の乗ったクセの無い極めてまともな高いレベルの攻撃能力を有していると判断できるのです。かといって決して超人的なスピードや破壊力かというと決してそうでもありません。同じ分野で一流の人が到達し得る“標準的”なレベルです。(往年のガッツ石松の方がパンチ力はありますし、往年の具志堅用高の方がパンチは速いです)
ただしあくまでも打撃の攻撃能力についてであって、人と闘った場合の防御技術について、更にはそれらを総合した格闘能力、実践力というのは分かりません、というより防御技術、受け技というのは、同等のレベルの攻撃能力をもった者同士で対人相対訓練(ボクシングでいうスパーリング、相撲でいうぶつかり稽古、空手でいう自由約束組み手等)を長時間こなさないと、攻撃に対して体が反応できない=脳の中の「反応力」が強化されないものなのです。打撃系格闘技の専門的な相対訓練というのは一定期間それもかなりの長期間それだけに生活のほとんどを割いて探求しなければ防御技術、受け技というのは上達せず、彼の動きの詳細やジークンドーの技術解説類を深く調べると防御技術のレベルはあまり高くないことが分かります。こうしたことを書くとその組織に強い思い入れを持つ方々には「なんだこのヤロウ、知りもしないくせに!」と無条件に反感を持たれてしまうでしょうが。(技術解説書というのは分解写真がごちゃごちゃあって素人には良く分からないと思いますが、見る人が見ればその技術を創設した人物の到達点が類推、判断できるもので、例えば極真会の大山倍達氏と比べ、そこから離れた十数人に及ぶ有名な弟子たちの出版した技術解説書を全部じっくり調べると、師匠の大山氏を技術的に越えていると判断できるのは私の見る限り芦原英幸という人物ただ一人だけ、というようなことが分かる人には分かってしまうものなのです。ちなみに私は芦原氏という人物に面識も思い入れも関わりも一切ありませんが、純粋に科学的思考力で技術解説書からそう判断できるのです。)

俳優として忙しい日々を送った20歳台から30歳台にかけてのブルース・リー氏は、生まれ持った運動神経の良さに加え、自己の身体能力や攻撃能力を極限まで鍛えぬいた東洋人として史上最も世界に影響を与えたスーパースターだったと思います。
客観的に判断して「一流に近い打撃系格闘家レベルに達した俳優」だったと評することができると思います。
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この回答へのお礼

素人目には何につけても凄い!!と思うばかりなんですが、さすがに専門家の視点から教えていただき眼からウロコです…。やっぱり経験者や専門家の分析って冷静ですね。
>映画の中でヌンチャクを振り回す芸術的なテクニック

これなんですが、このカテゴリの別のスレッド内でブルースはダンスの名手でもあったという回答を目にしまして思わず膝を打ちました。社交ダンス(それも動きの派手なチャチャチャ)の素養に裏打ちされた面があったのかも。確かに彼の動きには、ある美意識を感じさせられます。(私も彼にリードされて踊ってみたかった♪^o^*)
>近接した位置から板などを割る

これ女性でもできるんですか?やはり痛いですよね。コツがあるのでしょうか。
「身体能力と実戦能力は別物」ということですか、他にも置き換えて当てはめられそうな事例がありそうですね。
「無駄のない最良の動き」というものは畢竟、定まった共通点を持つものだということですね、そして攻撃能力と防御能力は活用の範囲が別だということ。こうしたことは結局、大脳や生理学的見地に行き着くわけですね!
「ジークンドー」が実戦方面に重きを置いていたと言うことには違いないようですね。
天性の運動神経の良さに努力を重ねて鍛え抜いた彼だからこそ畑違いの映画の世界においてもカリスマの位置に立てたんだと思います。
でももし俳優の道に進まず格闘家一筋であったなら、また評価は違ってきたでしょうか…。
実に勉強になりました。「科学」にまで及ぶとは想像していませんでした。
御回答、有難うございます!!

お礼日時:2005/06/08 22:15

No9さんの書き込みを見て専門家と仰っているだけに、なるほどと思うところもあり興味深く読ませていただいたのですが少し同じ言葉でも違う解釈をされているようなので私が使っていた言葉の意味を少し説明させていただきます。



まず私が言っている実戦とは競技である格闘技ではなく市街地での戦いです。競技ではないジークンドーは市街地での戦いを想定したものであり早い話がルールなど存在しない護身の世界と同じです。つまり相手が複数でも急所を攻撃しても武器を使っても反則などない戦いです。

>ブルース・リーの実際の格闘能力についてですが、冷静に判断して「そこそこ強い」と思います。

とのことですが先ほど書いたようにブルース・リー師祖が追求したのは競技としての格闘能力ではなく何でもありの路上での実際の戦闘においての強さでした。それこそが最強だと思ったのかもしれません。小さい頃から無数の喧嘩に明け暮れてその中から実際の戦いで強いのは急所を徹底して攻撃すること思ったのでしょう。
ですから一日に目つきや金的を千回、二千回と練習したそうです。その点で見ると競技として格闘技の試合をやればルールに守られて勝てるかもしれませんが、実戦でいきなり目つきや金的を打たれると一発で勝負が決まってしまいます。十発殴られてもこちらの一発が入れば勝てるのです。
そのような格闘能力で見ると普段は反則をしないように目つき、金的の急所攻撃を習っていない格闘家と急所攻撃を毎日何千回も練習していたブルース・リー師祖とどちらが実戦で強いでしょうか。

競技は別にして実戦で素手で人を倒すための最良の動きは目つきと金的攻撃であり、その急所攻撃をいかに早く先に相手にいれるかだと思います。ですからジークンドーの基本攻撃はパンチとキックではなく目つきと金的なのです。ただし格闘技も何も経験していない人は時に予測もつかないような変則的な動きをすることがあり良い動きを研究してもある程度は仕方がない部分がありますが。

それとブルース・リー師祖がなくなってしまった今となっては身体能力がどのようなものであったかは確実に証明する手立てがなくなってしまいましたが、個人的にはそのスピードが一番凄かったと思います。いろいろ映像が残っていますが一部の映像ではブルース・リー師祖の動きが早すぎて当時のフィルムでは写らなかったのでわざとフィルムの速度を遅くしていたそうです。

>彼の動きの詳細やジークンドーの技術解説類を深く調べると防御技術のレベルはあまり高くないことが分かります。

それはそのとおりだと思います。ジークンドーは相手が攻撃してきたものを受け流して自分が先に攻撃するのです。そして一発当たれば勝負がつきます。だから防御よりもいかに先に相手に攻撃するかが大切にしているようです。
それとジークンドーが出来た当時は打撃系格闘技は主に空手など直線的な攻撃が多かった時代で、まだ格闘技の技術が上がっていなかった時代です。
その頃は現在のような技術レベルではなかったのです、今もまだ格闘技の技術は発展途上だと思います。

それとヌンチャクやハイキックなどは実戦では実用的でなくあくまで演出上でのことだとブルース・リー師祖も言っています。

また、ブルース・リー師祖は強盗などには拳銃を使うとも言っています。結局はどんなに強くても世界一の格闘家でも拳銃にはかなわないのです。
それが現実だと思います。
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この回答へのお礼

格闘技における実戦というのは二種類あるわけですか。
「ジークンドー」は、やっぱりブルースのヤンチャ時代が下地になってるんですね。
>早い話がルールなど存在しない護身の世界と同じです。つまり相手が複数でも急所を攻撃しても武器を使っても反則などない戦いです。

これ実人生についても言えそう…。
>ブルース・リー師祖が追求したのは競技としての格闘能力ではなく何でもありの路上での実際の戦闘においての強さでした。

この二種は結局のところ比較不可能なものなのでしょうか。
根底には思想の違いが絡んでいそうですね。「ジークンドー」の土台に「哲学」が陣取っているということで実に面白い展開を孕んできそうです。
「勝たなきゃ意味ない」ある意味、身もフタもないという言い方もできそうですが…キビシイ世界ですよね。
>格闘技も何も経験していない人は時に予測もつかないような変則的な動きをすることがあり良い動きを研究してもある程度は仕方がない部分がありますが。

あのこれ…私の兄への「噛み付き」のことですか~?^^;
>一部の映像ではブルース・リー師祖の動きが早すぎて当時のフィルムでは写らなかったのでわざとフィルムの速度を遅くしていたそうです

「早く見せるための加工」ばかりとは言えないわけですね!
「攻撃は最大の防御」これが「ジークンドー」の骨子であると見なして宜しいでしょうか。
現実、勝ってナンボであるなら拳銃でも何でも使えるものは使うのじゃ!ということですか?
まさに「現実」そのものですよね。ああ…
なんか世界のカラクリを思ってしまいました。「哲学」ですね!
たびたびの御教示まことに有難うございます!!

お礼日時:2005/06/08 22:46

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