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チーグラー法とは正式名では「チーグラー・ナッタ触媒」を用いた重合法です。
この時の触媒はアルキルアルミニウム・チタンでした。初期のチーグラーナッタ触媒は低圧下で重合が可能という利点があったものの、課題として出来上がるポリマーの分子量分布(分子量の分布幅が狭いほど素性が良い)とシス・トランス異性体の比率がありました(ポリマーの場合シンジオタクティクス等名称が変わりますが)。
この課題を解決するために様々な触媒が検討され、現在主に用いられているのはメタロセン触媒と呼ばれるものです。これは金属陽イオンをCp環(C5R5,R=H,アルキル)と呼ばれる五員環芳香属性を持つ有機化合物陰イオン(アニオン)でサンドイッチ状に挟んだ物です。
触媒の金属には当初チタンやジルコニウム等が使われましたが、より高活性の触媒を求めて希土類(ランタノイド)を用いたりしています。
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