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広辞苑で調べものをしていると、時々説明文の最後に「日葡」って書かれているのですが、これってどういう意味ですか?教えて下さい。

A 回答 (5件)

日葡(にっぽ)辞書(日本語ーポルトガル語)にでてくる言葉という意味です。


日本で中世といわれる時代(平安時代が終わった後から江戸時代が始まる前)までによくポルトガル語を、今の英語をカタカナ言葉で日本語にしているように、日本語として使用していました。主に室町時代に書かれた文献に記されています。今でも残っている言葉がたくさんあると思います。(カステラや、バッテラなど)中世文学(平家物語など)を研究するうえでは、非常に重要な言葉です。
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「日葡」は日葡辞書をさしていますが、これは、その項で説明していることばが日葡辞書にも採録されている(どういうかたちで掲載してあるか)という情報をしめすものです。



 現在の辞書編集のような意識でことばを集めたものとしては同辞書は早い時期のものであるため、ことばの変遷を調べるときの大きな情報源なのです。

 こうした表示を典拠(てんきょ)表示といいます。広辞苑の巻頭にある凡例の欄に、この表示のしかたについて例を記してあります。
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葡萄牙=ポルトガルです。

つまり、「日本語-ポルトガル語辞書」。

「日葡辞書」の説明はNo.2さんの回答の通りですが、
この辞書の貴重な点は、室町時代の口語について語義、語法、用例を豊富に載せていることと、日本語の発音を忠実に(ポルトガル語の綴りで)音写していることです。国語史の研究には欠かせない資料です。

ちなみに、岩波書店から邦訳版が1980年に出版されています。
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にっぽじしょ【日葡辞書】


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《原題、(ポルトガル)Vocabvlario da Lingoa de Iapam》日本語辞書。二冊。イエズス会宣教師数名の共編。本篇は慶長八年(一六〇三)長崎学林刊。補遺は同九年刊。日本語をポルトガル語によって説明したもので、当時の口語を中心に約三万二八〇〇語を収録。重要な語には用法を示す。
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にっぽじしょ 【日葡辞書】

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