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現在、火力発電所と、原子力発電所が電気のほとんどをまかなっていますが、経済性からみると原子力発電の方がよいとされていると聞きました。
原子力発電はなぜ経済的なのですか?
火力発電はどこが経済的ではないのですか?

どちらも環境リスクが高いと私は思います。
次世代エネルギーとなりうるのはなんだと思いますか?
個人的には太陽エネルギーが次世代エネルギーだと思っていますけど…利用方法までは。。。
原子力も次世代エネルギーとなりうるんでしょうか?

A 回答 (9件)

じつは、発電方式による経済性比較を一般論的に論じることは難しいことです。



経済性を考えるために必要な要素はおもに次のものがあります。
1.建設費
電力会社が建設するような大きな発電所は、建設だけで千億円単位の巨大なものです。 このうち、用地の取得費用は場所によって地価は大きくちがいますし、反対運動がおきて、取得に長い年月がかかったりすれば、それによる様々な費用負担が発生します。
また、資金をいつ、どの様にして調達するかは金利負担に大きく影響しますので、これらを含めた建設費はそのときの経済状況によって違ってきます。
原子力発電所などは地元へのさまざまな対策がとられますが、この経費は電力会社が直接支出するものと、国などが各種の補助金で支出するものがあります。これらは建設費に普通含まれませんが、実質的に建設に伴って必要となる費用です。
2.償却費
古い水力発電所や火力発電所ではとっくに償却期間を過ぎていてもりっぱに現役のところが数多くあります。 これらのところと、最近建設されたところでは同じ発電方式でも経済性は違ってきます。
3.燃料費
燃料費のうち、特に石油(原油)は世界情勢によって大きく変化します。燃料の違いによる経済性の違いは一定ではありません。常に大きく変化します。
また、古い火力発電所は最近の発電所にくらべて効率が低いですから、燃料の種類だけでなく、建設年代の違いにより燃料経済性が異なります。
4.その他
発電所が古くなって、廃棄する費用があります。これをどのように考えるかで経済性が違ってきます。 原子力発電所の場合、放射性廃棄物の最終処分方法が確立していない部分もあり、経済比較するための根拠すらはっきりしません。
地球温暖化問題の顕在化に伴って、温室効果ガス排出抑制が必要になってきています。石炭や石油は二酸化炭素を排出しますが、この対策の経済性についてはまだ確立しておらず、わかりません。
環境税が導入されて、石炭の経済性が悪化するというようなことも考えられます。

経済性の比較は上記要素をどの様に評価し、前提を設定するかによって変わってきます。
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いろいろな視点で考えざるを得ません


石油の値段第一次オイルショック前はバレル2ドル以下でした。今は50ドル、一声100ドルというはなしもあります。バレル100ドルの時に石油火力が経済的とは考えがたいでしょう。
一方ウランの採掘/精製費用がどれだけ石油価格に依存しているか不明ですが、バレル100ドル時点で経済的に見ると、原子力が勝ちでは。
もちろん、原子力は、環境負荷が問題だというご意見がでるでしょうが、一方地球温暖化という点で原子力の優位性(原子力推進論者がいうほどの差ではないと思う。原子力も、案外石油の燃焼が不可欠)は間違いないでしょう。廃棄物処理、廃炉の問題もありますね。
太陽エネルギーも、原料供給(現状は半導体用Si単結晶インゴットの単結晶化を失敗した不良インゴットが原料だったのではないでしょうか。消費量が増えるととたんに供給不足になり、太陽電池用にポリSiを別途精製する必要が出ると、とたんにコスト的にしんどくなるという話を聞いた記憶があります)問題と聞いています。太陽電池の寿命が?という問題もありますね。
寿命やコスト、地球温暖化等を考えるとクラシックではありますが水力がベストだとおもいますが、ダム建設が、自然破壊という声や、そもそも日本や、欧米の先進国では大型ダムにてきする立地がほとんどなくなっているという問題があります。大型ダムの適地は、いわゆる開発途上国に集中しているはずです。開発途上国の自然を大規模に破壊し、電気をつくり、それをその国で消費せずに、先進国が、自分たちの生活水準を維持、向上させるために利用する(水素エネルギーの国際利用プロジェクトですね)ことが、はたして許されるのか。
いろいろのべてきましたが、ご質問の火力と原子力どちらが経済的かという点では、昨今の原油価格から見て、原子力(すべてのかくれているコストふくめても。二酸化炭素無排出という大きなメリットは代え難い)となるような気がします。
エネルギー消費に関し、先進国(というよりも自分が)下げられないことが最大の問題ですね。
しかしクーラなしの夏は我慢できない自分。
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電気の効率的な蓄積方法が無いことが


問題を難しくしていますから

蓄積方法の改善と消費電力の改善の二点も
発電方法の選択とも密接だと言えるでしょう。


水素やそれを使った燃料電池は
電力の蓄積方法として有効だと言われていますね。
具体的な変換効率は知りませんが
パイプラインを整備した利用も考えられるとか…
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火力は重油、石炭、LNG原子力はウランが元ですね。


いずれも海水を処理した水を種々の燃料により蒸気にしてタービン翼に噴射させ発電機を回転させ発電する仕組みですね。
全体のコストを見ますと後処理のコストを殆ど考慮していない原子力が経済性が高く評価されていますが現実では廃棄物処理のコストもありわかりません。
火力は熱効率を上げるために高温、高圧蒸気ですが原子力はそうでもないですね。
発電所の定期検査は簡略化される傾向にあり、先般の美浜での復水系統の配管墳破事故は身から出た錆の感もします。
個人的には輸送手段の効率化、低コスト化を図っていけば小発電なら熱効率の良いLNG発電がベストと思います。
的外れでしたらごめんなさい。
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 こんにちは。



 個人的には「水素エネルギー」かと思います。

>原子力発電はなぜ経済的なのですか?
火力発電はどこが経済的ではないのですか?

 日本の場合なのですが,発電材料の運搬に係る費用は比べ物にならないと思います。具体的な数値はわかりませんが,同じエネルギーを発生させる場合,ウラン鉱石の運搬量と,原油・石炭の運搬量は,圧倒的にウラン鉱石の方が少なくて済みます。ウラン廃棄物の処理費用を勘案するとしても,経済的だと思います。

 太陽エネルギーは,地球がある間は無尽蔵と言ってもよいと思いますが,エネルギーに転換する装置をいかにしてローコストにするか,気候の変化(雨天時や,日の短い時期)にどう対応するかが課題になると思います。これが解決すれば,最もよいエネルギー元ではあるのですが。

 当面は,原子力で凌ぐしかないと思います。

http://www.hess.jp/

参考URL:http://www.hess.jp/
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>>原子力発電はなぜ経済的なのですか?


>>火力発電はどこが経済的ではないのですか?
火力発電は、備蓄予備タンクを使わない前提とすれば
ほぼ毎日タンカーからの供給がないと発電できないので 供給ストップのリスクが高いし、毎回の輸送などのコストも馬鹿になりません。
原子力だと、火力発電のように発電するたびに燃料を
補充しないといけないと言うことはないので(1年くらいに一度ちょっとづつ交換)
結果的に割安になる感じででしょうか。


太陽エネルギーは晴天で日中じゃないと使えないので
蓄電技術が発展しないとだめです。

次世代エネルギー称される、燃料電池も
実際の所、水素は水から電気分解しているわけでなく(電気を起こす水素を電気で作っても・・・)
天然ガスから起こしているのが大半なので、エタノールも含め、地下資源を加工していますので限度があります。

研究や少量実用試験で、植物から燃料となる成分が作られるようになっていますが
大量に生産できるようになるまで時間がかかりそうです。
(で現実には、植物が育つ地域が人間の手によって急激に減っているし)
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目先の計算だけで少ないと言うことです。


数字のマジックですね。

核廃棄物の数百年にわたっての管理のことについては
概算されていないでしょう。

副産物のプルトニウムを生産したいがために、
うまく言いくるめて増やそうという計画かもしれないですね。

以前あったフランスの核実験でつかったプルトニウムは日本産です。

政治的に必要なのかもしれませんね。
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こんにちはm(__)m



以前に他の質問者さんの過去ログです
私も発言していますので御覧下さい

原子力発電も火力発電も同じように
蒸気の力でタービンでを回し電力を発生させる構造です
その蒸気を発生させる経緯(方法)が違うんですね

次世代は太陽光発電と風力発電だと思われます
他には水力発電や地熱発電や波力発電などがありますが
やはり通常電力を供給する程一般的では無いと思われます

次世代とは言われないのに
未だ原子力発電所の誘致がある事も
無くてはならない発電方法なのでしょう

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1413814
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太陽発電や風力発電などは自然エネルギーを利用しますが、


1)量自体は大きいが密度が薄い
2)安定して得ることが難しい
という特色があります。

例えば太陽発電ですと、
1)太陽全体のエネルギーは膨大だが、1平方メートルあたりのエネルギーは大したことがない
(非常に発電効率の良いパネルを使うか、広大な敷地に大量のパネルを設置しないと、
必要な電力量が確保できない)
2)発電できるのは昼間だけで、季節や天候に左右されやすい
という点がネックになります。
日本は国土が狭いことや四季や天候の変動があるために、発電効率向上の障害になっています。
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