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転んだときにひざなどをすりむいて、けが等をしたとき、傷口がだんだん血液が固まっていってかさぶたになるじゃないですか?どうやって傷口はふさがるんですか?
教えてください。

A 回答 (2件)

まず、人間の皮膚に傷ができたとき、かさぶたができますが、これには二つの意味があります。



 ひとつには、まず、なんといっても血を止める作用があります。
 もうひとつは、人間の皮膚というのは、とても優れたバリアーで、外からの病原菌などを通しにくいものです。ここに傷がつくと、血管やら皮膚の下の組織が露出してしまい、ここには病原菌がつきやすいので、それを覆ってやる、という意味があります。

 こうしてひとまずかさぶたで覆われます。

 人間の皮膚の細胞のなかには、怪我をするとそれを察知して、「よし、出番だ」ということで分裂を始める細胞があります。この細胞が分裂することで、傷口が埋まっていきます。
 
 あ、普段でも、皮膚の下の方の細胞は分裂していて、つねに新しい細胞に入れ替わっているんですよ。下からだんだん新しいものが来るので、表面のものは剥がれ落ちます。これが、垢とかふけ。

 傷つくと、そういった細胞分裂がスピードアップするのです。そして元通りになります。

 深い傷がついたりすると、すっかり元通り、というわけには行かなくなるときがあります。傷跡が残ってしまいますね。あとは、そうした傷を治す働きがうまくいかないと、ケロイド、といって盛り上がって引きつれてしまったりするときがあります。


 骨が折れたときも、やっぱり骨のなかの細胞が、筋肉が切れたときも筋肉の細胞が、分裂したりして治してくれます。

 大脳なんかは、いったん傷つくと、元に治らないです。体の全部の部分が、そうして治る能力を持っているわけではないのです。

<PS>
かさぶたは、ほっといても、勝手にはがれるか、体が吸収してしまいます。
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見つけてきました。


ここでいう血栓とは『かさぶた』と同じ意味です。
図で見るとこんな感じですが、そこには様々な体内の物質が関わっています。全部書くと、ちょっと難しくなります。

脳梗塞とか書いてありますが、気にせず血管の修復ということを見てください。

No.1さんもわかりやすくするため、関わっている難しい物質を省いて書いていると思います。
なので、「具体的に教えて」とまた質問すればまた答えてくれると思います。(私でも良いですしね。)

参考URL:http://www.nagayoku.com/kessen/kessen2.html
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