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こんばんは。

ビールのうまい季節です(^^)。
普段はガラス製のグラスで飲んでますが、たまに素焼きのグラスに換えてみると、同じ銘柄のビールなのにずいぶんまろやかな味になる気がします。
素焼きのだと泡がきめ細やかになる特徴がありますが、泡がビールの味に関わってるんでしょうか?それとも他のはたらきがあるんでしょうか?
単なる思い込みだったらお恥ずかしいですが、お分かりの方いらっしゃいますか?

ガラス製でのキリリとした味と素焼きでのまろやかな味、私はどちらも好きです。

A 回答 (2件)

バーテンダーのmoominx2です。



日本のビールは「グラスに注いで飲む」ことを前提に作られています。
つまり、「グラスに注ぐ」動作の中で消失してしまう「炭酸」を余計に充填してあるのです。
ビールにおける炭酸の働きは、爽快感、清涼感を生み、のど越しのよさに繋がる一方、味罍を刺激し、苦味を強く感じさせます。(ガラス製のグラスで飲むとキリリとした味になるのはこのため)
素焼きのグラスに注ぐと、内側のざらざらの部分で刺激を受けた炭酸が程よく抜け、舌の上で強い苦味を感じることがないためまろやかな感じになります。
また、泡を立てると泡に苦味が移行し、ビール本体に甘みが増すといった働きもあり、よりマイルドな味になります。

素焼きのグラスを使う上での注意点をいくつか書いておきます。
【1】飲み残しをそのままにしない
素焼きのグラスは表面に細かい気泡があり、大変匂いを吸いやすい性質を持っています。
飲み残したビールは変質しやすく、臭いの原因になったりします。
また、同じ理由で洗剤で洗ったり、匂いの強い飲料、食品や腐敗しやすい飲料などを入れたりしないようにご注意ください。
【2】冷凍庫に入れない
居酒屋などで凍らせたジョッキに生ビールを注いで出すお店がありますが、私に言わせれば「最悪の演出」でしかありません。
なぜならば、ビールを代表する「醸造酒」は温度の急激な変化を嫌うからです。
「缶ビールより瓶ビールの方がおいしい」を言われるのは、瓶の方がゆっくり温度が下がるためだからだとも言われています。
5℃のビールを-18℃に冷やされたジョッキに注げば、そこに23℃の温度差が生まれるのです。
それに人間の舌は4℃を下回ると甘みを感じにくくなり、苦味をより強く感じるようになります。
このことから、グラスを冷凍庫で冷やす行為が「ビールを不味く飲むため」以外のなにものでもないことだとご理解ください。
また、素焼きのグラスに水滴が付いていた場合、気泡に入り込んだ水分が膨張し、破損する恐れもあります。
グラスはビールと同じ冷蔵庫に入れ、同じ温度で楽しみましょう。
【3】ビールをドアポケットに入れない
素焼きのグラスから離れてしまいますが、ビールは振動を嫌います。
冷蔵庫でもっとも頻繁に振動しているのが「ドア」です。1度開ければ必ず2回大きな振動が加わります。(開けるときと閉める時)
しかも温度が一定しない位置でもあります。

以上の事を注意して美味しいビールをお召し上がりください^^
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この回答へのお礼

詳しい御回答ありがとうございます。

入れ物ひとつでビールは変わるんですね。
泡を立てるとビールに甘みが増すというのは思いもよりませんでした。確かに、缶のまま直接飲むとより苦味が立っている感じですね。

また注意点もありがとうございます。
洗剤、冷凍、ドアポケット…全部やってました(汗)

お礼日時:2005/07/04 20:29

理由はわかりませんが、思い込みではないと思います。



私もそう思いますから。

普段は缶ビールをそのまま飲んでいますが、たまに冷凍室で冷やしておいた素焼きのビアグラスで飲みます。

確かにまろやかな感じがします。泡も違うし味も違う。間違いないです。

でも、個人的にはモノたりない感じがします。ビアグラスを使うと、普段よりもたくさん飲んでしまいますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。同じ感想の方がいらっしゃってホッとしました。
なるほど、確かにおだやかな味わいだとついつい飲んでしまいますね。

お礼日時:2005/07/02 21:07

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