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コロニーはどのようにして形成するのか。また、1つのコロニーには1種類のバクテリアしかいないとされているが、それはなぜか?

A 回答 (2件)

コロニーを形成させる時には寒天培地の表面に菌の懸濁液を塗布します。

このとき少量の菌液を白金耳の先に付け、寒天培地の表面を何度も往復させながら端から塗りのばしていくと、塗り終わりでは希釈されて一つずつの菌同士が0.5~1cm程度離れるように蒔くことができます。これを培養すると、一つの菌が増殖してできたコロニーを形成させることができます。
大腸菌の場合、平均倍加速度は約20分とされており、この値で計算すると12時間で36回分裂して68,719,476,736倍になります。
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平板培養で、菌の分離に白金線でトレースしたと考えます。



コロニーの形成は適切な栄養と生育条件の下で菌が増殖し、細胞外に分泌した物質が蓄積されて肉眼で見えるまでの量になったと考えられます。

1つのコロニーが正確に単一の菌からなっているかと言えば、これは誤りと言うべきでしょう。数の問題であって、多い菌の方が少ない菌の生育を圧倒します。ほかの菌が生えにくい状況を作り出すこともあります。ですから、菌の同定ができる程度に持って行くには、二次・三次の平板における分離が必要です。

なお、平板(個体培地)でコロニーを作らないが、液体では生育する菌もあるそうです。(こっちの方が多いとか)

参考URL:http://www.tuat.ac.jp/~jsbba/03reikai1/masaki.pdf
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