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明治時代につくられた「新漢語」とは、どのようなもののことを言うのでしょうか。先日少々耳にする機械があったのですが、結局良くわからずじまいだったので、詳しい方、または詳しい情報が載っている場所などご存知の方いらっしゃいましたらご助力下さい。お願いします。

A 回答 (2件)

「新漢語」とは近代以前の用例が見られない「漢語」をいいます。


たとえば、「経済」「国際」「人民」「共和国」「共産主義」その他無数にあります。
その大半は、明治初期に日本人が欧米の書籍を翻訳する際に考案した言葉(和製漢語)です。
いまでは外来語をなんでもカタカナでとりいれてしまいますが、明治期の日本人の翻訳のすばらしさにいまさらながら頭が下がります。

これら和製漢語は漢語の本家の中国語にも取り入れられは「外来漢語」として一冊の辞典(外来漢語辞典)になっています。

もっとも現代では、コンピュータ=「電脳」のように中国が積極的に新しい漢語をつくっていますね。
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「新漢語」とは、いわゆる幕末から明治にかけて西洋文化が流入した時期に作られた和製漢語ですね。


ここに解説があります。
http://www.fsinet.or.jp/~zhangj/bijiaoc.htm
ここには、作られ方が3種類述べられています。
http://www2.ocn.ne.jp/~kokusaig/nl19aisatu.html
(この文章での言及は、韓国への新漢語の波及ですが。)

最近では、新語が圧倒的な速さで生成・増殖されていることもあり、多くの外来語がカタカナ化されていますが、明治期には、漢語として意味を持つように訳されていたことは、日本語の語彙を増やし「文化」的に大いに貢献したと言えますね。(原語との乖離によって、異なる意味をもつことの欠点はありますが。)

「新漢語」「明治」で検索すれば、いろいろな記述がみつかると思います。

参考URL:http://www.fsinet.or.jp/~zhangj/bijiaoc.htm
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