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国際政治を専攻しており、テロについて勉強しています(主に9.11事件後頻発する自爆テロ)。
そこで、心理学的観点から、テロ行為を起こす人々(自ら自爆する人はもちろん、テロ行為を計画、教唆する人を含む)の心理について、説明いただけないでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

No.4です。



>このあたりの、貧困なり、社会体制なりに抑圧された人間の心理、というものを心理学的に
>説明していただけたら、と思うのですが、そのような説明の仕方特にないのでしょうかね?

以前 その心理を説明しているサイトを見かけた気がしますが、今調べても出てこないです。
自爆テロをやる人たちにはいろんな理由があるでしょう。
統一した理由は無いと思います。
イスラム教でも自殺はよくないこととしています。
しかし 国のため神のための死は自殺ではないとしているようです。

ひとまず ある女性たちの自爆テロの心理が説明されているサイトを見かけたので載せておきます。

http://66.102.7.104/search?q=cache:pp3mA6EldCcJ: …

他には
http://66.102.7.104/search?q=cache:8e6QnKhViuMJ: …
<犯罪対策 犯罪・犯罪者の傾向>のリンクにも分析が載っています。

自爆テロを行う人は誰かの指令を受け、任務・使命としてやっている人もいるのではないかと思えます。
エリートが自殺テロに犯行を実行する人に指名されるだろうか。
彼らは何億という金額を投入され育て上げられたエリート。
団体の財産です。
その財産を捨ててまでに任務を遂行させるだろうか。

幹部自らが特攻することは無いと思います。
敵のレーダーの目をかいくぐり、実行犯が目的地にたどり着けるまでは 上層部がお膳立てするでしょう。
その上層部によって安全な道を作られた道を実行犯は筋書き通りに通過して、実行しているように思います。
その実行犯は使命感からなのか、洗脳されメサイアシンドロームに陥ったからなのか。

催眠のサイトを以前読みました。
「催眠によって自殺させることができるのか?」の問いに詳しい人が答えていましたが、「ノー 人は催眠下においても自己防衛本能は働いており、 死ね といわれても実行しない」とのことでした。
「しかし 自殺 死 という目的ではなく、その柵の向こう側に物があるからつかみなさい」という命令を出せば、本人は柵を越えるのだそうです。

使命感・救世願望・催眠・絶望
このどれがそれぞれの実行犯に実行させるだけの力を与えたのか、今のところわかりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
>ある女性たちの自爆テロの心理が説明されているサイト
早速見ました。
ムスリム社会で、女性の何らかの行為(忘れてしまいました、離婚とかだった気が・・)が一族の恥になるという話は聞いたことがあります。そのような女性が絶望から自爆テロに利用されてしまうとは・・・。
貧困というよりも、イスラム教社会の構造自体に問題があるみたいですね。でも、イスラム教国全てがそういった社会であるという誤解もいけないですし・・・難しいです。
女性として、心が痛みます。

お礼日時:2005/07/07 22:07

#9へ、自己補足です。



もちろん、挙げました書物の主張が全部正しいかどうかは分かりません。
ただ、ああいうこともあって、そういう見方・考え方もあるんだな、ということでは、役立ちます。
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素人のワタクシが僭越ながら、読んだ本の紹介ですm(__)m



追い詰められた人たちの状況というのは、アンナ・ポリトコフスカヤの「チェチェン やめられない戦争」などが参考になるかも。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140808 …

あと、このへんはどうでしょうか。9.11以降を勉強なさっているなら、チョムスキーさんは既読かもしれませんが。
「アメリカが本当に望んでいること」(ノーム・チョムスキー著、現代企画室)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4773894 …

迫害され、国際社会とやらからも見放された人たちの中から、テロに走りたくなる人がいるのも私は理解できます。
テロ行為には賛成しませんが。


質問者さんは女性なのですね。
でしたら、「イスラーム世界の女性たち」(白須英子・著、文春新書)などもいかがでしょうか。
テロリズムとは直接関係はないのですが、イスラーム世界が歴史的にキリスト教世界をどう見ているのかとか、どういう理由でどういう習慣ができあがったのか、国によっての違いなど、興味深かったです。
私はあまり知らなかったので、「へぇぇ~」でしたよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603 …
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みんな正義を愛しているのですよ。

一所懸命、必死にね。

参考URL:http://www.j15.org/Picturebook-Endlessstory/inde …
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こんにちは。


イスラム教徒は、「聖戦」で死ぬと天国へ行けるということになっているらしいです。イスラム教ですから、やはり最後の審判というものがあって、生前の罪が裁かれるという思想があるのではないでしょうか。以前、テロ研究家の書いた本にそのようなことが載っていました。ですがこれは、これまでのご回答の中には、あまりはっきりとは示されていなかったような感じですので、ご参考までに提示させて頂くという程度に留めさせて下さい。あまり、はっきりとした根拠はないんです。

私はこれまで、イスラム教徒というのはそういうものだというくらいにしか考えていませんでしたので、この質問はたいへん勉強になりました。質問者さんと回答者さんのやり取りを拝見して、まさか、経済的弱者や、宗教的に虐げられた女性が自爆テロの候補に挙げられているとは知りませんでした。
それに就いてふと思ったのですが、上記のような背景から、罪の帳消しみたいなことも持ち掛けられるのではないでしょうか。
イスラム教というのはたいへん戒律が厳しく、全てを守ろうとするならば自分の生活の多くを犠牲にしなければなりません。裕福なひとは何とかなるでしょうが、貧しいひとが食うことよりも信仰を優先するのはたいへん困難なことです。ですから、昔から多くの宗教がそうでしたが、戒律を破って真っ先に罪人になるのは、貧しい人々や、殊更厳格を強制される女性でした。ですから、このようなテロなんかにも、アッラーの思し召しの元に命を捧げるならば、離婚などの宗教的な罪が帳消しになり、その上、更に遺族には大枚な生活保証が得られるといった取引が、いとも簡単に成立してしまうのではないでしょうか(飽くまで根拠はありません、ごめんなさい)。
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9.11事件以降、テロ=絶対悪のように言われますが



それはどうなんだろう? と思います。

そもそも巨大軍事力に民間人レベルが抵抗するなら

手段は限られてくるし…。

例えば、ナチスドイツに対するレジスタンスは

ナチスからすればテロですよね。

映画『スターウォーズ』でデススターに破壊工作する

主人公達の行動もテロ! 実際に特攻もしてますよね。

民間人を無差別に傷つけるのは、地雷等の無人兵器も

同じなのですが、テロを避難するアメリカは地雷を

作り続け、廃絶運動のTVCMを放送禁止にしています。

結論として、テロ行為を起こす人々も、兵隊として

戦争をする人々も、手段が違うだけで心理は同じ。
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9・11の真相はまだ解明されていませんが、一度も本国をアタックされた経験を持たないアメリカ国民にとって、誰がやったにせよ、これは十分な恐怖を与えられたことになったと思います。


イラクに戦線布告することに国民は同意した理由はこれです。
逆にいくとイラクの土地を奪うにはどうしたらいいのか 国民をどう黙らせイラクの土地を正々堂々と奪えるのかと考えた時、、、、ぷるぷる。


アメリカはピューリタン プロテスタントの国です。
「右の頬を打たれたら左の頬を出せ」
理想と現実にはギャップがあり、実際は殴り返しました。
殴り返すだけでは収まらず根絶やしにしようとして、フセインの息子達を暗殺しました。
一応爆撃で死んだことになっていますが、息子がいるとわかって爆撃したので暗殺ですね。


もしイラクがやっていなかったとすれば、アメリカがイラクにテロ(恐怖)を落としたことになりますね。


自爆する人。
9・11の時、特攻した人は催眠をかけられていたので恐怖を感じなかった とかいう説がありましたし、操縦席は無人で、無線で飛行機はコントロールされていた という説もあり、自爆だったのかはわかっていないようです。

実際、車で突っ込んでテロを起した人もいます。
神のためなら命も投げ出せるのか。
いるかもしれません。
だって日本だって特攻隊ありましたから。

しかし、もう一方では自爆テロをやる人は約束を交わしているという話も聞きました。
自爆して死んだら、家族に日本円で5千万円入る とか。
つまり神でも国のためでもなく、子孫繁栄のために自己犠牲を払う。
それほど追い詰めれ、希望が無くなった教育された戦士たちが、突っ込んでいくことをためらわないのかもしれません。
マネーゲームの餌食。

リモートコントロールしている人たちは、談笑しながら飛行機がビルに突っ込むのをテレビの前で今か今かと待っていたとかいう話も聞いたことがあります。
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この回答へのお礼

ありがとございます!
>それほど追い詰めれ、希望が無くなった教育された戦士たちが、突っ込んでいくことをためらわないのかもしれません
このあたりの、貧困なり、社会体制なりに抑圧された人間の心理、というものを心理学的に説明していただけたら、と思うのですが、そのような説明の仕方特にないのでしょうかね?どなたかしていただけると嬉しいです。

自爆テロは”Kamikaze Attack"などとも呼ばれているらしいえすね。日本人として複雑な気持ちです。

お礼日時:2005/07/06 09:34

私も大学生の時に9.11事件についてレポートを書いた事があります。


簡単に書くと次のようにまとめました。

私たちから見れば今回のテロを起こしたイスラム教徒が
「悪」であり、矛先であるアメリカが被害を受けた
「善」であると思われがちだが
イスラム教徒にとっては自分達が「善」であり、
現代技術にカブレたアメリカこそが「悪」でしかない。
したがって今回のテロはイスラム教徒にとって
「世界への警告」であり、「聖戦」なのである。

大体こんな感じです。
自ら自爆する人の心理については、
詳しく説明すると不快に思う方もいると思いますので
やめておきます(^_^;)
これについては、イスラム教について
少し調べて見るとわかるかもしれません。

あまりお役に立てなくてすみません。
勉強がんばって下さいね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>自ら自爆する人の心理については、
詳しく説明すると不快に思う方もいると思いますので
その点についても勉強なさったのですが?
不快とは・・・教えていただきたいです(>_<)。

お礼日時:2005/07/06 09:29

根本的には単純に”やられたからやり返す”ではないでしょうか?


イスラムのあの有名な『目には目を...』のせいでテロを起こす印象が強いですが、それより同じくイスラムの教えの『困っている仲間を見過ごすな』の観点からも多いようです。

ただ、日本はアメリカ文化が根強いので、テロ=イスラム、のような感じになってますがキリスト原理主義のテロリストもいます。報道が極端に少ないだけで、なんの罪もないイスラム(パレスチナ)の人々はこのテロリストに殺されてます。イスラエルという国家は乱暴に言うと、キリスト教テロリストが軍隊をしている国家みたいなもんです。アメリカのご都合主義で「悪の中枢」になってないだけで。だからますます、アメリカVSイスラムテロリスト、の図式なってしまいます。
もともとビンラディンに武器を渡したのはソ連のアフガン侵攻の時にアメリカが渡したんですから。

テロの心理を勉強すると同時に中東から見たアメリカも勉強されるとますます分かってくるんじゃないかと思います。

イスラム教はキリスト教と比べるといたって平和的です。

参考URL:http://www.geocities.com/inazuma_jp/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>イスラエルという国家は乱暴に言うと、キリスト教テロリストが軍隊をしている国家みたいなもの
 なるほど・・・。このご意見参考になりました。

これから「テロリスト」のみに焦点を当てるのではなく、中東から見たアメリカろいう視点でも勉強してみます。

お礼日時:2005/07/06 09:27

テーマが難しく、私には説明し切れませんが、ご参考として、宗教と民族性が有ると思っていますので、心理学的見地ではありませんが、その視点からの研究も役に立つのではないかと思い、回答させて頂きます。


例えばイスラム国家・民族では自分よりも「アラーの神」が優先され、「ジハード(聖戦)」の名の下に、死ぬ事=神の意思に沿う、と言う考え方が有ります。
これが子供の時から国家体制と共に刷り込まれていたとすると、テロに何も疑問を抱かない人々が存在してもおかしくないと思います。
方やキリスト教の正義を前面に打ち出す、ブッシュ大統領はイスラム民族と摩擦を起こしても不思議ではありません。
日本でも皇軍としてお国の為に死ぬと言う考え方が有った事を思い出せば、宗教と国家の影響が如何に大きいものかお分かりになると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
宗教の子どものころからの刷り込みというのはありますね。すべての物事を判断する基準がまず宗教的になってしまうのですから、その宗教を信じていない人にとっては理解できないのはあたりまえというか・・・。
>死ぬ事=神の意思に沿う
そもそもなぜイスラム教はこのような教義を作ったのでしょうね。宗教そのものの議論になってしまいますが・・・。

お礼日時:2005/07/06 09:23

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