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アメリカで起きた911テロは、アメリカに"対テロリスト"という、戦争をする口実を与え、世界を敵に回すことになり、日本もそのいい標的にされているのかもしれませんが…

こうなると世界を敵にしたアルカイダという組織は、文明社会という強敵を怒らせただけの、無益で短絡的な憂さ晴らしのテロだったような気がします。

アルカイダを擁護する政府は壊滅させられてしまい…こうなるとアルカイダになんの利益もない気がしますが、この組織は組織で、経済が不安定になることによって、金銭的な利益を得ていると聞きました。

こういうことを説明しているサイトはいくつか読みましたが、こういう金銭的な視線を主軸にしている文章が少なく、専門的で非常に解りにくいです。端的に言うと、アルカイダは利益確保のために、テロっているという視点で考えられるのでしょうか。

世界は、一個人の信仰心や信念や思想よりも、組織の貨幣という利害を視点にして情勢をみるほうが正しいのではないかと今になって考えるようになりました。

文に誤りがあれば示唆願います。また、これらをくわしくしっているかたいらっしゃいましたら、簡明に説明してくださりませんか、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

アルカイーダは収益など見込んでいないと思います。

しかし、現状では義援金といわれる募金は物凄い額になっています。ではどうしてでしょうか?

テロリストはテロを起こすためだけにお金を使っているのではありません。アルカイーダでも戦争で孤児になった子供を育てる施設や病院…その他にも死んだ義勇兵の家族に対して見舞い金なども支給しています。それらのお金の大半は中東のお金持ちや家族が全員死んだ家の財産などです。テロリストが先制攻撃を開始する事はあまりありません。なのでアルカイーダが利益確保のためにテロを行う事は無いでしょう。その他の収益方法…

*株投資
*為替相場の変動による利益
*兵器の売買
*捕虜返還の際の保証金
*鉱物売買
*その他色々…

逆にアメリカなどがテロ撲滅だと言って他国を潰す事によってそこで生まれる増悪からテロリストに大量の義援金が入る事は間違いないと思われます。なので…アルカイーダはテロ撲滅運動が無くなるまで消えないと思います。そのうち日本だってテロ撲滅の名目でアメリカに攻撃されたら大多数の方がアルカイーダに賛否すると思います。

また文明社会という強敵を怒らせただけと書かれていますが…イラクだってアフガニスタンだって文明社会ですよ。またアルカイーダを支援している人が多いサウジアラビヤやエジプト等では逆にアルカイーダがアメリカと敵対してくれるがために…アメリカから多くの投資をしてもらえるのです。理由は…アメリカはエジプトやサウジアラビアを今、敵にすることは出来ないが…投資などの優遇をすることで逆にアメリカに対して敵対的にならないようにしていると言われています。

世界は、一個人の信仰心や信念や思想よりも、と言うよりか…私から見るとアメリカやイギリスなどは一個人の信仰心や信念や思想よりも自国の貨幣という利害を視点にして情勢をみるほうが正しいと思います。なんせ戦争しなければバブルが崩壊しそうだったアメリカですから。
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経済的に考えた場合、解りやすい例で言えば為替市場でしょう。



前回のロンドンテロの首謀者が金銭的利益をあげるならば、事前に対ポンド通貨を売りポジションで持つとします。テロ後ポンドが暴落するので、そこで決済すれば相当額の利益を上げる事ができます。

事後ならばテロ後の暴落相場はこれまでのパターンから考えると1-2週間程度でテロ前の水準に戻りますので(実際すぐに回復しました)、暴落の底値で買いポジションを入れれば折り返しで利益を上げる事ができます。

下落要因を自分達が作っているのですから、思想宗教論は置いておいても単純に利益を上げる事はできます。

しかも、利益を上げるという事は彼らの敵と考えてる欧米の投資家から金を搾り取る訳ですから、物理的攻撃に加えて、これも攻撃のうちだと思いますよ。(ロンドンの実行組織とアルカイダ本体との関係は薄いようですが)
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この回答へのお礼

皆様ありがとうございました。

総合的に色々な知識を得ることができました。

お礼日時:2005/09/24 19:42

アルカイダの目的は、金銭的収入を得ることではありません。



イスラム原理主義に基づく宗教的行為です。

そもそも、ビンラディンの祖国サウジアラビアは、イスラム原理主義勢力である、ワッハーブ派を国教としています。
ワッハーブ派は、ムハンマドの時代を理想とし、現在のシステムを、ムハンマドの時代に戻す事を主義とする宗派です。

サウジアラビアからの資金援助で、パキスタンのイスラム神学校が、大量に造られ、当時ソ連と戦っていたアフガニスタンに、兵士を送り込んでいました。
その中から生まれたのがタリバンです。

そのため、タリバンは、極端なイスラム原理主義に走ったのです。

アルカイダが、理想とする社会と、タリバンが理想とする社会が一致したため、協力関係にありました。

アフガニスタンでは、アルカイダが活動する資金を出し切れないため、募金を集めました。
アルカイダ支援の資金の大半が、サウジアラビアからであったのは、公然の秘密です。

つまり、アルカイダは、お金儲けのためにテロを行っているのではなく、テロを行うのにお金が必要なのです。

アルカイダを中心とするイスラム原理主義と、ブッシュ大統領を中心としたキリスト教原理主義が、相互の話し合いを不可能にさせ、解決の糸口が、全く見えていないのが実情です。
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アルカイダがアフガンを拠点にし、アメリカにテロをおこしました。


それは、アメリカを挑発する為です。
アメリカは挑発に乗り、アフガンを攻撃しました。
アルカイダはアフガンからイラクへ移動。
でもアメリカはアフガンを攻撃し続けました。
それをあるジャジーラなどテロリストとグルのマスコミや団体が報道し、テロリスト対アメリカではなく、イスラム対アメリカと言う印象を世界に植え付けました。

結果、イスラム諸国から、献金や、義勇兵、自爆テロ要員を大量に獲得できたのです。

アルカイダのテロには何の正当性もありませんが、十字軍がイスラムに攻めてくると言う図式を作ることで、アルカイダはイスラムの聖戦を行う中心的存在になることに成功したのです。

その後アメリカがイラクを攻め、さらに深みにはまりました。

アルカイダは大笑いでしょう。

アフガンもイラクも金儲けの為の踏み台なのです。
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