
キャッシュフローに詳しい方、お教え願います。
実は、とある会社の有価証券報告書を見ていたところ、キャッシュフローで判らない箇所がありました。
営業活動によるキャッシュフローの部分の固定資産売却益が▲表示、支払利息もキャッシュアウトだと思っていたのに+表示、、何故なのでしょうか?
そもそも、キャッシュフローに弱い為、理解不足がありますが、どなたかお教え願います。
http://www.nichiryo-pan.co.jp/
上記アドレス内の会社情報の中の 平成13年3月期の決算短信(連結)
内の8ページ目に連結キャッシュフローが記載。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
再度の回答です ちょっとわかりにくかったようですいません でわかりやすく事例で・・ 当期は営業活動で50万円で商品を仕入れ、100万円で売却したとします それに加え簿価30万円の車を50万円で売却したとします。
損益計算書上は営業による利益50万円と車両売却益20万円の計70万円の当期利益となります 一方、当期のキャッシュフローはというと、営業活動による正味のキャッシュの流入である商品の売上100万円と商品代の50万円との差引き50万円と固定資産である車両の売却代金50万円の計100万円となります。さあここからですが・・・間接法によるキャッシュフローでは70万円の当期利益からスタートしますが当期利益は営業活動も財務活動も投資活動もすべてごっちゃになって計算されていますので、これをそれぞれの活動ごとに再分類しキャッシュの流れを再計算するひつようがあります。 で70万円から営業活動で発生したものではない車両売却益20万円を取り除いて50万円にします そうすると売上100万円から商品代50万円引いた額50万円と一致しますよね これが営業活動による正味のキャッシュフローになります 一方車両の売却によるキャッシュフローは20万円ではなく売却代金である50万円ですよね(20万円は単なる「益」なのでキャッシュの流入と違います) で これは営業活動ではなく投資活動によるものだから50万円を投資活動の区分で加算するのです ・・・ながいですが わかりました?丁寧に教えていただき、ありがとうございました。
具体的な説明、非常に助かりました。
皆さんのメールで何とか理解できました。
あれから、キャッシュフロー計算書を眺め、すこしづつ何とか判ってきました。
要は、営業活動のキャッシュフローの部分では、営業によるフローを算出するためにPLから数値を持ってきたり、色々行っているようですね。
もうすこし勉強して、理解を深めます。
本当にありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
こんにちは、ghq7xyです。
k23さんもご承知かとは思いますが、キャッシュフロー計算書は文字通り現金の(厳密には現金等価物を含む)出入りを報告するものです。要は、いくらカネが入ってきて、いくらカネが出て行ったかが知りたいわけです。ですから、損益計算書のように取得原価との差額としての損益はキャッシュフローとしては全く認識していきません。もっというと、損益計算書などで損益という形で表示されているものは、一旦チャラにして改めて収入額または支出額を計上していくのです。分かりにくい説明で申し訳ありませんね。具体的には、キャッシュフロー計算書では出発点として、税引前当期利益が計上されますよね。そして、最初に減価償却費を加算したり、貸倒引当金の調整をしますよね。これらは現金の支出を伴わない費用なので、キャッシュフロー計算上、余計な資料になります。それで、税引前当期利益に加算して、費用の額をチャラにします。固定資産の売却益については、帳簿価額との差額である売却益の金額をマイナスして、後で売却収入をプラスしていきます。
支払利息は確か表示区分が異なる関係だったと思います。
それと、なぜこんな形(間接法)でキャッシュフロー計算書を計算していくのかというと、直接法もあるのですが、これだと帳簿を一から全て現金および現金等価物の取引を全部抜き出さなければならず、非常に煩雑になってしまいます。そこで、この間接法が一般には採用されます。
参考になれば幸いです。
No.2
- 回答日時:
大雑把に説明します。
営業活動によるキャッシュフローは純利益から営業利益を逆算し、更に資産や負債の増減を調整することで算出されます。
純利益から固定資産売却益を減算し支払利息を加算するのは営業利益を算出する過程だと考えればよいのです。
k23さんの関心からすれば、あまり意味のない数字ですね。
No.1
- 回答日時:
当該サイトのキャッシュフロー表は間接法に基づく表示方法といい当期純利益に修正を加える方法ですが、この場合固定資産売却益は売却した固
定資産の本体の簿価を上回る部分のみなので一旦営業活動によるキャッシュフローから除外するためにマイナスし、新たに投資活動によるキャッシュフローで本体簿価を含めた売却価額全体の額を加算するのです 同様に支払利息も営業活動ではなく財務活動によるものなのでいったん営業活動のキャッシュフローから除き財務活動によるキャッシュフローで計算するのです早速ご回答いただき、感謝しております。
的確なご回答であると思うのですが、いかんせん私に理解力が欠けており、消化できません。(お恥ずかしい限り。)宜しければ、もう少し書生の質問に付き合って頂けないでしょうか?
先程の会社は債務超過を回避するために、土地の再評価を行ったり、会社の建て直しのため、資産売却やリストラを行い、経営体質を強化し、改善方向にあります。借入金の推移を調べると減少しているため、資産売却等により借入金を減らしているらしきことが分かりました。そこで、私は固定資産をどの程度売却したのか知りたくキャッシュフローを見たのです。そして投資活動におけるキャッシュフローの固定資産売却による収入の金額を見てなるほどと納得。しかし、営業活動の固定資産売却益が▲となっており、いったいどうゆうことかと悩んでいました。
結局、固定資産売却によって入ってきた金額というのは、投資活動の部分の記載金額と捉え、営業活動欄内の固定資産売却益の▲数値は気にせずにいてよいのでしょうか?
今週末は関連図書でも読んで勉強します。
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