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私の知人で1年半も動かしていない車があります。

実はこの車を近日中に動かす(運転)することに
なったんですが、なにか問題になる点はあるでしょうか?
最低でもバッテリー、オイル類は交換が必要だと思いま
すが、修理等大掛かりになりそうなら諦める予定です。

動かす直前まで車の状態は分からないので、
もし推測できることがありましたら、アドバイスの方
どうか宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

そのように長期にわたり使用されていなかった車では、まず、ブレーキの点検から始めなくてはいけません。

ブレーキのディスクローターやドラムは一部の例外を除き鋳鉄(鉄の鋳物です)でできていますので、長期間放置されると間違いなく錆だらけになります。軽微な物であれば、ブレーキを使用すれば削り落とされてしまいますが、長期間放置したあとなどで大量の錆が付着した状態で使用すると、パッドやライニングに錆が食い込み、本来の摩擦材が錆で覆われてしまい、非常に効きが悪くなる可能性があります。また、ディスクブレーキの場合止めてあった時にパッドが当っていた部分だけが錆びずに他の部分が錆びてしまうといったことがよくあります。この状態で錆びが落ちるとディスクローターの厚みが均一ではなくなるため、ブレーキをかけるたびに振動が発生するような状態になります。また、ブレーキキャリパーやホイールシリンダー、マスターシリンダーなどの内部に錆びが発生している状態のまま動作させると、ブレーキ内部のカップやシールを破損させ液漏れを起こす原因にもなり非常に危険です。分解して点検整備することをお勧めします。

エンジン周りですが、補機類を駆動するベルトを外し、プーリーに錆びが発生している場合は、サンドペーパーなどできれいに取り去ります。また、ベルト自体も皹や亀裂などが無いか点検し、必要なら交換します。プーリーが錆びだらけの状態で、エンジンをかけると錆びでザラザラになったプーリーでベルト削ってしまい、すぐにベルトがだめになってしまいます。点検修正がすんだならベルトを元に戻します。次にオイルと燃料ですが、これは交換が必要でしょう。#3の方が指摘されているように、エンジン内部の摺動部のオイルが完全に落ちてしまっていると考えて作業する必要があります。まず、点火プラグ(ディーゼルの場合はグロープラグ)をすべて抜き取りプラグホールに少量のエンジンオイルを入れ、クランクシャフトプーリー固定用のボルトにレンチをかけ手で、エンジン回転方向に数回転まわします。この時に変に硬かったりヒッカリを感じた時は決して無理に回さないことです。無理にまわすとバルブクラッシュ(ピストンとバルブが衝突してしまう現象で、この場合長期間放置したためバルブステムが固着し、突き出たままで戻らない場合が想定できます)を起こしてしまう可能性があります。バルブクラッシュを起こしてしまうとシリンダーヘッドをおろさないと修理できませんので大仕事になります。固着した状態でもクラッシュする前ならヘッドカバーをはずし注油しながら気長に動かしていけばどうにかなります。さて、ここまで無事に来たらセルモーターを使って(もちろんバッテリーは交換する必要があります)プラグをはずした、ままで30秒ほどクランキングし5分程度休ませると言う作業を数回行ってください。これでエンジン内部にオイルを行き渡らせることができます。次にプラグを取り付けいよいよエンジン始動です。エンジンが運良く掛かっても決して空ぶかしなどはしないでください。そのまま十分に暖機し(できれば駆動輪を持ち上げてギアを入れミッションやデフも、負荷をかけない状態で運転します)暖機後すぐにオイル交換を行います。燃料の交換は抜きっ取った燃料の処分を安全にできることが肝心で、特にガソリンは引火性が強いため注意が必要です。必ず廃油処理業者(ガソリンスタンドで処理してくれるかも)などに依頼してください。燃料タンクの内部などに錆びが発生している場合も多いので、燃料を抜き取る際に錆びなどが混ざっていないか点検してください。

他に交換した方が良い部品を列記しておきます。
オイルフィルター・燃料フィルター・ATF・P/SF・クーラント・ワイパーブレード・タイヤなどです。点検し必要に応じて交換してください。ワイヤーを使用している部分は動作を確認し注脂が必要な場合もあります。

上記の通り、それなりの技術力が無いとできない部分もありますので、どうしても動かす必要があるのであれば、ディーラーや修理工場に依頼する方が良いかと思います。
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この回答へのお礼

これだけの情報があれば、あとはなんとかなりそうです。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/18 23:34

 再びkimgwaです。



 はぁ~200kmですか…。単純計算で東京-長野ぐらいですね。

 これほどの距離なら、まず、車屋さんに取りに来てもらって車検の時と同じかそれ以上ぐらいの整備を受けて、完全に自走できるようにしてから移動させるか、キャリアカーをレンタルして運ぶのが1番確実だと思います。

 私ならキャリアカーで運びます。

この回答への補足

ご意見ありがとうございます。
最終的には車の状態を見てから決めたいですが、
車屋に取りに来てもらう案も考えてみようと思います。

補足日時:2001/10/18 22:27
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この回答へのお礼

間違って補足にお礼を書いてしまいました。
改めてアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2001/10/18 23:30

天気がよければ問題ないんですが、ワイパーの具合が悪くなってると思いますよ。


ワイパーゴム交換と、フロントガラス清掃もしたらいいと思います。
研磨剤入りの油膜落しがお勧めです。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
移動日は日曜の予定なので、もし車を動かせる状態ならあとは雨が降らないのを祈るだけです。

お礼日時:2001/10/18 22:26

 その位動かしていないと、エンジンをかけるのも注意が必要です。

まず、ガソリンとバッテリーは交換したほうが良いでしょう。ここで安易にセルを回してはいけません。エンジンオイルが完全にオイルパンに下がっているからです。プラグを抜き、ピストンにエンジンオイルをちょっとずつ垂らします。これをやらないとセル一発で燃焼室に傷をつけてしまいます。エンジンがかかればしめたものです。次いでゆっくりスタートさせます。場合によってはサイドブレーキやクラッチが固着している可能性があります。サイドブレーキは前後に揺すっている間に外れるケースが多いですが、クラッチが張り付いたら交換が必要です。そこらへんが問題なければあとは常識的にタイヤの減りとかをチェックすればOKだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
オイルを垂らす点、大変参考になります。
気がつかなければそのままセルを回していたところです。

お礼日時:2001/10/17 23:43

 運転する、といってもどれぐらいの距離ですか?



 いきなり、数10kmも動かすのなら、その前にきちんと整備された方がいいです。
 これはNaodon1020さんがご回答下さっているとおりです。

 また、ひとまず数キロ程度「移動」させるだけなら、バッテリーは単独で充電しておき、オイルはエンジンオイルが規定量入っていれば、どちらも交換することまではしなくていいでしょう。

 そして、タイヤは空気圧を点検して、低いようでしたらエアポンプがあればそれで足せばいいですし、なければひとまず「ソロソロ」走って何とかその場をしのぐこともできます。ハンドルは重くなりますが。
 
 その後、きちんとした状態に戻すのにいくらかかるか分かってから整備に取りかかっても遅くはないと思いますよ。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
移動する距離ですが200km程度です。
やはり無謀でしょうか...
今車の状態を確認中ですが、状態が最悪の場合、
移動を諦める予定ではいます。

お礼日時:2001/10/17 23:30

あとタイヤは要交換ですね。

ゴムが堅くなっている筈で、
多分空気も抜けているでしょうから、空気を入れてもマトモに
走れないかもしれません。
オイルはエンジンオイルだけではなく、トランスミッションオイル、
ブレーキオイルなども交換したほうがいいでしょうね。
あとはワイパーのゴムも。
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この回答へのお礼

一番目にご回答いただきありがとうございます。
なるほど...
やはり液体関係とゴム部分はまずいんですね。
となると、ドアのパッキンなんかも心配です。

お礼日時:2001/10/17 23:16

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