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刑事と拳銃の保持について質問します。

映画などで見る、いわゆる刑事(私服)の人たちは、拳銃は勤務時間外でも所持しているものなのでしょうか?例えば、アメリカ映画のように、上着の下に拳銃をホルスターに入れたまま、妻とちょっとレストランで食事、なんて場面は実際にありうるのですか?また、拳銃の種類はどういったものが多いのでしょうか?

それと、いわゆるエリートの人たちは、制服をずっと着ているのでしょうか?それとも、現場で私服刑事のような感じでも、エリート(例えば幹部候補)と言われる人たちはいるのですか?そして、論文などを発表したりとかは、する機会はあったりするのですか?

今、物語を書いていて、上記のような疑問が出てきました。もし、参考のURLや書籍なのがありましたら、ご推薦頂きたいのですが。

A 回答 (8件)

1)拳銃について


日本では拳銃それ自体の所持が非常に制限されています。
警察の場合、「警察官等けん銃使用及び取扱い規範」
http://keisatsu.hourei.info/keisatsu24.html
によって使い方が決められています。

これによると、拳銃を持てるのは制服の時(で必要ない時を除く)か
「特殊の被服又は私服を着用して勤務する場合において、けん銃を使用する可能性のある職務に従事するときは、けん銃を携帯するものとする」
とされています。
逆に言えば、職務に従事していない時にはもってはいけません。

物はリボルバーで
「ニューナンブ」
http://mgdb.main.jp/pukiwiki/index.php?%A5%DF%A5 …
や、後継の「M37」
http://mgdb.main.jp/pukiwiki/index.php?SW%20M36
が一般的に使われています。
もっとも、特殊部隊になると最近はサブマシンガンなんかも装備していますが。

2)被服について
 制服を着るか着ないかは、その人の階級や乗っている出世コースではなく、当人がどのような勤務に従事しているかによります。
怖ろしいことに(あるいは法治国家としては当然のことに)「警察官の服制に関する規則」
http://keisatsu.hourei.info/keisatsu29.html
なるものも定めてありまして、これによれば
「警察官は、勤務中は、制服、制帽、制服用ワイシャツ、ネクタイ、ベルト及び靴を着用し、並びに帯革、手錠並びに階級章及び識別章(長官にあつては警察庁長官章、警視総監にあつては階級章)を着装しなければならない」と定められています。
 私服は「第8条  警察官は、所轄庁の長の定めるところにより、私服を着用することができる」とあり、つまりは例外的措置なのです(法的には)。

さらに、この「所轄庁の長の定めるところ」の一例として京都府警の「警察官の服制に関する訓令」
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/site/soumu_j/kunr …
がネットに転がっていました。
これによると、私服を着ても良いのは
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/site/soumu_j/kunr …
の一覧表に載ってる人々ということになります(他の都道府県警でも大体同じような物だと思われます)。

 ので、質問者様が想定される「エリート」のポスト奈何で制服を着ているかどうかは変わってきます。
 例えば、「捜査2課長」-都道府県警に於けるキャリア警官の指定席-であれば多分制服を着ていることはほぼ無いでしょう。一方、「運転免許試験課長」だったりすると、これは制服の方が多いと思います。

 実体験では、交通、地域系など、「警察である」ということを全面に押したてる係は制服(幹部であっても。これは部下の目を気にしているのかも知れません)、刑事、警備、生活安全など「警察である」ということが相手に気取られてはまずい係は私服率が高いです(幹部も)。
 トップである本部長で制服を着ているのは行事の時ぐらいですかね。


要するに「制服が必要な職」ならそれを着ている、ということです。
例えば交番勤務や交通関係、留置場の担当などは
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この回答へのお礼

非常に分かり易いご説明ありがとうございます。

リンク先も参考にさせて頂きます。

警察と一言でいっても、その職は多岐に渡っているのですね。当然と言えば、当然ですが、それに従い着る服も変わってくるという事ですね。

参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/07/28 23:57

ドラマのシナリオを書いてらっしゃるのですね。



参考書籍
●踊るドラマの刑事(デカ) ウソ・ホント?
(北芝健/著 フェアベル)
≪全国セブンイレブンンにて好評発売≫
「取調室でカツ丼は食べられるの?」警視総監賞・刑事部長賞などの表彰を受けること数十回、常に現場最前線にいたスゴ腕刑事が検証するドラマと真実の違い!
たぶんセブンにはもうないと思いますが。

あとは小説ですが、高村薫さんとか横山秀夫さんとか警察モノを書いてるものが参考になるかと思います。

あとはやっぱり「踊る大捜査線」シリーズでしょうか。ただ、やはりドラマですからかなり誇張している部分が大きいと思いますが…。
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 元某県で刑事警察を経験したモノですが、解る範囲でお答えします。



 日本の警察で、職務中に拳銃を携行できるのは、
  交番や駐在所の勤務員(回転式)
  機動捜査隊の隊員(自動式)
等に限られています。
 使用する拳銃は、回転式であればほとんどがニューナンブというモノですが、それ以外のモノもありますし、自動式では様々な拳銃があります。

 私服警察官の拳銃携行は、
  犯人側の抵抗が予想される逮捕行為の執行時等
特定の場合でしかありません。
 日本の私服刑事の拳銃携行は、基本的に
  左脇の下にホルスターを付けての携行
ですが、機動捜査隊員は、別の場所に付けいているようです。
 その際にも、拳銃吊りひもというモノで、拳銃が奪取されないようになっています。

 次に幹部候補生(キャリア)とは、国家一種試験合格者で、警察官僚として警察庁に採用された警察官で、大学卒業前に国家試験に合格し、警察庁に採用された人のことで、この人達は、大学卒業後、警察庁に
  警部補
で採用され、一定期間の初期教養を受けた後、各都道府県警察に配属され、
  約2年間
その都道府県警察で
  各部の研修と警察署での現場研修
を受けます。
 現場研修では、交番勤務や希望した課(刑事課とか生活安全課等)で実際に他のノンキャリア(高卒や大卒で当該警察本部に採用された人)と同じ勤務をします。
 その後は、警察庁に戻って、数ヶ月で警部に昇進し、以降は、警察庁と各都道府県警察本部の管理職や他省庁への出向をしながら昇進していくのです。

 キャリアとして採用されてからは、論文などを警察で発表することはないと思いますが、論文ではなく、自分で経験した事柄などで、警察組織の改革に必要であると思われることは、書類として作成し、審議にかけるようですが、ノンキャリアには昇任試験の時に、法学や実務の論文試験があり、その際に書きますよ。
 しかし、発表されることはなく、あくまで試験の回答として使われるのです。

 他に補足などして欲しいことがあれば、回答させていただきます。
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 制服を着ているからエリートで、来ていないからヒラだというようなこと(あるいは、その逆)ということはありません。

あくまで、その役職や勤務形態によって、服装を使い分けているに過ぎません。

 よく、ドラマなんかで、制服の警察官はうだつの上がらない警察官で、私服の刑事は立派なように描かれますが、刑事という特別な階級があるわけではない(つまり、刑事がエラいわけではない)ので、このような認識は誤りです。

 物語を書かれるのであれば、そのあたりのことをよく調査しておかれなければ、トンチンカンなお話となることでしょう。

 ちなみに、これは法律のカテでの質問とは少し違うように思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるべくトンチンカンにならないように頑張ります。

お礼日時:2005/07/27 17:21

推理小説のようなものを書いてらっしゃるのでしょうか?


それなら「餅は餅屋」で推理作家がどういう本を参考にして小説をかいているのかを調べれば良いと思います。

雑誌
http://www.shinchosha.co.jp/keisatsu/

こういう警察小説と言われるジャンルのものを多く書いている作家の本の末尾に「参考文献」みたいな感じで何冊もの書籍を掲載していることがあります。その中に警察関係のものがないか探してみてください。(図書館とか古本屋さんで立ち読みできます)

また、以下のような本も参考になるかも知れません。よろしかったら、どうぞ。

「完全犯罪捜査マニュアル」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872332 …

「警察のことがわかる事典」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534032 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ちょっとしたドラマのシナリオを書いています。警察の部分はそれほど多くはないのですが、なるべく事実とはかけ離れたくないと思っていますので、質問しました。自分にとって新しいジャンルなので、調べることがいっぱいです。

リンク先、ありがとうございました。参考に致します。

お礼日時:2005/07/27 17:20

いわゆる 刑事と呼ばれる私服警官の中でも


一般的に常に持ち歩いてるわけではありません(勤務中でも)
白バイ隊や県警の機動捜査隊 それに地域課のいわゆる
お巡りさん(制服警官)勤務中必ず携帯していますが
凶悪事件の捜査 犯人確保のための張り込みなど
特別な時だけです 上司の拳銃携帯許可が出た時くらいです
特に所轄の刑事さんは持っていない事が多いでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

実際は拳銃携帯許可というものがいるのですね。
参考になります。

お礼日時:2005/07/27 17:09

日本の場合は拳銃を携帯しているのは勤務中だけです。



エリートというと上級職採用のキャリアでしょうか。小説・ドラマならともかくキャリアは管理・監督が仕事で現場に出て実際に捜査することはありません。
論文というのはなにかわかりませんが、そんなことをしている余裕はないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

論文というのは、例えば「犯罪学」や「犯罪心理学」などのことで、その多くは研究者が発表すると思いますが、現場からの発表というものは、あり得るのかな?と疑問に思ったからです。

お礼日時:2005/07/27 17:07

日本の場合は拳銃を携帯しているのは勤務中だけです。



エリートというと上級職採用のキャリアでしょうか。小説・ドラマならともかくキャリアは管理・監督が仕事で現場に出て実際に捜査することはありません。
論文というのはなにかわかりませんが、そんなことをしている余裕はないと思います。
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