

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
No.1のご回答の繰り返しになってしまいますが、一般に、水に何かが溶けるときには、その溶質が水による溶媒和を受けていることになります。
THFの場合には、水との水素結合が重要です。ご質問のケースでは、No.1のご説明の通りだと思います。そもそも、水がTHFを溶かし込むための水素結合に「余力」が少ないために、イオン性のものを溶かすことによって、2層に分かれたと言えるでしょう。
もっと、余力を残して溶かし込めるような物質であれば、このようなことは起こらないと思います。
なお、同様のことは、NaOHに限らず、一般に、電解質を加えることによって起こります。
積極的に電解質を加えて、上述の「余力」を奪ってしまい、こうした分離を促進することを「塩析」といい(これもNo.1でも述べられていますね)化学実験における重要なテクニックとなっています。
THFよりも水と混ざりやすい溶媒(例えばエタノール、ジオキサンなど)を使えば、1N NaOHでも均一に混ざるだろうと思います。
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