プロが教えるわが家の防犯対策術!

皆さんこんにちは。いま色々なところで核兵器をなくそうみたいなことやってますよね。で、いろんな面でアメリカが関与して核兵器は駄目みたいなことやってるのですが、アメリカ自体核兵器ってあるんですよね。たとえば北朝鮮の問題も核兵器のプログラムをやめさせようとしてますよね。でも、それって自分も持ってるくせに人には作るなってことなのですか?それはいったいどういう道理の元でなされてることなのでしょうか?単純に協定を無視して核兵器をつくったから、アメリカは協定はまもりましょう・・ってことで、やってるのですか?それなら、もし、協定をもってなかったら、どこの国であろうがアメリカから口出しされず核はつくってもいいのでしょうか?

すみません、問題がぼやけてしまいました。つまり私が言わんとしてることはアメリカがイラクとか北朝鮮とかに核兵器をつくるな・・・といってるのは単純に協定を無視したから・・・なのですか?もし、協定とかたまたま結んでいなければアメリカも何も文句を言わず自分も持ってるんだから、他の国ももってもくちだししない・・・ってことなのでしょうか?

文面からわかりますように社会情勢には疎くそういうことを調べることも苦手です。誰か詳しい方がいましたら教えてもらえないでしょうか?よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

アメリカが問題としているのは、核兵器の拡散です。


アメリカは、冷戦時にソ連と核によるバランスを保つために核兵器を増強してきました。
当時はそれでも合理的な理由がありました。

イラクや北朝鮮はテロ国家ですから、核兵器や大量破壊兵器をもつことは、許されないのです。
警察が鉄砲を持っているから、覚醒剤中毒の人にも鉄砲を持たせるべきだと思いますか?

テロ国家は、他国への暴力で自国の利益を確保する国家ですから、普通の国ではないのです。
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この回答へのお礼

なるほど!そうですよね。警察が鉄砲をもってるからといって犯罪者が鉄砲をもてる・・・ということはありえませんよね。アメリカは自分の国また他の国を守るために正しい管理の下で核兵器を使ってる・・・ということなのですね。わかりやすい例ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/11 03:48

核兵器を開発しようとしている兆候があるから、問題視していますね。

今、北朝鮮とイランが問題になっています。

黙って「判らないように」すればできます。イスラエルと南アフリカ(その後破棄)がこれに当たります。

協定(核拡散防止条約)を無視すればできます。インド、パキスタンはそうして作りました。

「自分も持ってるくせに人には作るなってことなのですか?」;はい、そうです。
「それはいったいどういう道理の元でなされてることなのでしょうか?」:道理はありません。強いて言えば「我儘です」

国際関係ですから、冷徹な力関係で物事が決められます。
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この回答へのお礼

>道理はありません。強いて言えば「我儘です」国際関係ですから、冷徹な力関係で物事が決められます。

やはり力関係もかかわってくるのですね。核拡散防条約とはどういうものなのでしょうか?一定の国がその条約をもってるのですか?

インドとかテロリストとはまったく関係ないような気がするのですが(関係あるのですか?)それでも作るなというのですね。

やっぱり力関係ですね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/08/11 03:53

アメリカにとって問題のある国が核兵器を持つのはだめって事ではないですか、イスラエルは勧告などを無視して持ってますし、まあ、何で核兵器を持つ国が減らないかといえば、アメリカが気に入らない国をたたく、たたかれる国は反発し核兵器を持つ、というのがいつものパターンですね、協定というならアメリカもよく破ってますし、だから協定という表面的な話もありますが、本質的には力関係の争いで、持ったり持たなかったりしているということだと思います。

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この回答へのお礼

うむむむ、やっぱりPOWERなんですね。アメリカも協定をよく破ってるって本当なんですか?それだったら破ってる国に偉そうな事いえませんよね。

やっぱり力関係ですね。まあ持たないようにアメリカが他の国に働きかけてるということはいいことなのですが。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/11 03:57

アメリカ及び現在のNPT下での核保有国(英・仏・ロ・中)が懸念しているのは、基本的には2点だと思います。


まず第一に、No.1さんが指摘されたように、核拡散に関する懸念だと思います。イラクは結局核を保有していませんでしたが、北朝鮮が核を保有しているのは現在では通説になっており、外貨獲得のために通常兵器と同様に核兵器も中東や或いはある大きなテロ組織等に売買されることを恐れているわけです。何をするか分からない所に強力な兵器を持たれることほど不安定で危険なことはないからです。
第二に、国際社会に対する発言力を維持したかったがためでしょう。所謂核保有国は国連常任理事国が中心であり(今では、イスラエル、インド、パキスタン等も保持していますが)利権を維持するにも好都合だったのではないでしょうか。
ちなみに、イスラエル、インド、パキスタンはNPT(核不拡散条約)にそもそも加盟していないので、国際的な非難は受けても、北朝鮮のように国際法違反のような信義に反するようなことはしていないことは付け加えておきます。
では全ての国が核を保有する動機は生まれないのか?ということに疑問を抱くかと思いますが、仮にある国がそうした行動に出た場合、自国の周りの地域の緊張を高めるばかりでなく、経済制裁等を受ける可能性も高く、核を保有することへのメリット・デメリットを天秤にかけると、デメリットの方が大きいと判断しているのでしょう。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。

そうなんですか!UNの常任理事国のほとんどは核をもってるのですね。

なんか複雑な気がします。

どうも有り難うございました。

お礼日時:2005/08/11 04:08

アメリカが核兵器保有国なのに、他の国が持つことを認めないという論理は、普通に考えればおかしいことです。


しかしアメリカが恐れていることは、無差別に各技術が世界中に拡散することにあるのです。北朝鮮やイランなどテロリストを支援しているという疑いを持たれている国が核兵器を保有する事態になれば、テロリストにも流出することもありえます。
それと核兵器を持っていてもきちんと維持することが出来ない国が保有することも懸念しています。ロシアでは老朽化した核兵器の処分が自国で出来ないほどに経済的に危険な状態にあります。

アメリカは日本にさえ核兵器を保有することを認めないと思います。幸い核兵器に敏感な国なので、問題にはなり得ませんが、中国の台頭がアメリカを真剣に脅かす存在になったら、開発技術のある日本に核兵器の配備を求めることは考えられます。
イギリス、フランスが核兵器を持つことをアメリカが認めているのは、第2次大戦の同盟国だったことと、その後に始まった冷戦によって、西欧をソ連の脅威から守るためでもあります。現在ではその意義もなくなりましたが、完全な脅威はなくなっているわけでもないのでそのまま認めているのでしょう。
つまりアメリカの脅威になる国の核兵器開発は認めないということです。イラン、北朝鮮はまさにそうです。逆にイスラエルは核兵器の保有を肯定も否定もしていません。しかし国情を考えれば保有していることは間違いないでしょう。アメリカ政府はイスラエルの核保有を煙たがっている反面、ユダヤロビーの強烈な力がアメリカにはあるので、見て見ぬ振りをしているということです。
南アフリカは核兵器を保有していたという事実が発覚しましたが、アパルトヘイト廃止後の国際復帰を円滑にするために、自らは破棄という事実もあります。

国際政治は矛盾だらけの部分が多いですが、認める認めないにしてもアメリカが世界の中心であることには変わりありません。アメリカの国益に反する物は容赦なく排除するという姿勢は、建国以来変わらない姿勢ですね。ただし中国がエネルギー問題の解決のために、アメリカが敵視する国に接近してアメリカの神経を逆なでしています。北朝鮮、イランにも接近しているので、今後はこの2カ国のやり取りは注目するべきところですね。ロシアについてもアメリカとの親密な仲はすでにありません。中国と同じ道を進んでいます。
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この回答へのお礼

詳しい回答感謝します。

なるほどなるほど。よくわかることができました。日本に核を設置しろとアメリカからプレッシャーがきたら、どうなっちゃうのでしょうか?とても心配です。

あらためてありがとうございました。

お礼日時:2005/08/11 04:15

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