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冷却機の乾式と満液式の具体的な違いをイメージしやすいかたちで教えて下さい。数冊の本を読みましたがうまくイメージが付きませんでした。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

冷凍機の蒸発器、ということでよろしいでしょうか。



まず満液式というのは、蒸発器内に冷媒を(たっぷりと)満たすもので、蒸発器の出口には少々液が混じることもあるもの(あるいは常にまじるもの)です。
対して、乾式の蒸発器というのは、冷媒をあまり入れず、すべて蒸気になってから出てくるようにする蒸発器のことを言います。

乾式は、冷媒を送る量などを適切に制御する必要がありますが、冷媒の充填量が少なくて済み、温度膨張弁などの普及によって今は主流になっていると思います。
満液式は、伝熱がよく乾式よりは蒸発器が小型に出来、大型の遠心式冷凍機などではよく使用されていますが、媒体充填量が多く、出てきた蒸気中の冷媒液を分離、場合によっては再循環させる必要があります。分離に失敗すると、圧縮機に入り込み、容積式の圧縮機ではトラブルを起こすこともあります。

「冷凍空調の実務(オーム社)」に、詳しく出ていました。お勧めします。
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