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最近髪が傷んできたのを実感します。
長時間のドライヤーは良くないと聞きました。
完全に乾かそうと思うと長時間ドライヤーに当ててしまいます。
少し濡れたまま寝ることは髪の毛に良くないでしょうか?
また、今一番、髪に良いとされているドライヤーがあれば教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

髪の毛の専門家,理容師です。



> 少し濡れたまま寝ることは髪の毛に良くないでしょうか?

まず,頭皮が濡れていますと,起きたときに髪の毛が爆発していても不思議ではありません。(もし,爆発しなかったら,それは寝相が良いというだけの話です)
ですから,寝癖予防のためにも,頭皮は乾燥する必要があります。

また,頭皮が濡れていますと,雑菌が繁殖する土壌が整ってしまい,数時間後くらいにはかなりの雑菌が繁殖してしまいます。
そして,その雑菌の中には,繁殖する際に臭気を出すものがあり,そのために,頭皮が臭くなってしまうことがあります。
なお,これは,髪の毛でも同じことが起きることがあります。
また,繁殖する雑菌の中には,繁殖する際に毒素を出すものがあり,そのために,頭皮が弱ってしまうことがあります。
頭皮が弱ってしまいますと,頭皮を保護しようとして皮脂の分泌量が増加する場合があり,オデコがテカテカしやすくなったり,頭皮が脂っぽくなってしまったりするようになることもあり,ひどい状態になりますと,頭皮やオデコが脂漏性皮膚炎を患ってしまうことも充分考えられることだと思います。

さらに,これは可能性は低いことですが,頭皮に水分が残っていますと,その水分を角質が吸収することで角質が膨らみ,角質と角質の間に隙間が出来てしまうようになります。
そうなりますと,再度角質が乾燥したときには,角質の端が剥がれた状態になりますので,角質が完全に剥がれやすくなってしまい,また,完全に剥がれなくても剥がれた部分から水分が侵入しやすくなっているため,次の角質まで水分を吸収しやすくなってしまいます。
このようなことを繰り返していきますと,何層かになっている角質が全部,または,一部が剥がれてしまい,角質の下の表皮が現れるようになり,そのため,表皮は空気の刺激にさらされてしまいます。
表皮が空気の刺激にさらされるようになりますと,その刺激から表皮を保護しようとして,皮脂の分泌量が増加するようになります。
で,オデコがテカテカしたり,頭皮が脂っぽくなってしまったりして,ひどくなると脂漏性皮膚炎を患ってしまうことも考えられるのです。

髪の毛を濡れたままにしていますと,髪の毛のキューティクルが開いてしまいます。
そして,ゆっくり乾燥するためなのか,髪の毛が乾燥してもキューティクルは開いたままになりますので,キューティクルの隙間が出来てしまいます。
キューティクルの隙間が出来てしまいますと,その隙間から水分が蒸発しやすくなりますので,髪の毛はカラカラに乾燥してしまうようになり,切れ毛や枝毛の原因,縮毛がひどくなる(ストレートヘアの場合でもカールが出てきます)原因となります。
また,1回1回の流出量は少ないと考えていますが,髪の毛を濡らしたままにしているのを繰り返していますと,髪の毛の大切なタンパク質が髪の毛の外に流出してしまい,やはり,切れ毛や枝毛の原因,縮毛がひどくなる(この場合も,ストレートヘアでもカールが出てきます)原因となってしまいます。

ということで,髪の毛を少し濡れたままにして放置することは,頭皮と髪の毛に対して,あまり勧められたことではありません。
なお,実は,タオルドライだけで髪の毛ならほとんどドライヤーが必要ないくらいまで乾燥させることが出来る人がいます。
ですから,たぶん,回答No.1のmami-04さんはそういう人だと思われますよ。

逆に,本当に完全に髪の毛を乾燥してしまいますと,キューティクルが開いてしまい,また,頭皮に於いては,角質の端が剥がれてしまうようになりますので,適度なところで乾燥を止めることも必要ですね。

ということで,次の方法で乾燥するようにしてみてください。

1.
お湯に浸して固く絞ったタオルを用意し,まず,頭皮の水分を吸収します。
このとき,出来る限り,頭皮や髪の毛を擦らないように注意してください。
2.
1だけでは吸収されない部分がある場合のみ,同じタオルを固く絞り直して,髪の毛を優しく包み,軽く押さえるようにして,髪の毛の水分を吸収します。
このとき,絶対に,擦ったり叩いたりしてはいけません。
3.
乾燥タオルを用意し,まず,頭皮の水分を吸収してください。
このときも,頭皮や髪の毛を擦らないように注意してください。
4.
3だけでは吸収されない部分がある場合のみ,同じタオルか,別の乾燥タオルを用意し,髪の毛を優しく包み,軽く押さえるようにして,髪の毛の水分を吸収します。
このとき,絶対に,擦ったり叩いたりしてはいけません。
5.
ドライヤーのノズルをはずすか,または,スライドさせて,ドライヤーの風の出口を大きくします。
なお,ドライヤーによる乾燥が終わりましたら,必ず,ノズルを元の位置に戻すのを忘れないようにしてください。
6.
ドライヤーのスイッチを強風,または,ワット数の大きい方に入れ,ドライヤーを持つ腕を軽く伸ばして,必ず遠くから,ドライヤーの風を髪の毛の中に送り込み,頭皮を乾燥させます。
なお,後頭部などのように,ドライヤーと頭皮の距離が保てない場合は,ドライヤーのスイッチを弱風,または,ワット数の小さい方に入れて,乾燥するようにしてください。
また,ドライヤーで乾燥している部分を,ドライヤーを持っていない方の手で掻き分けたりしていますと,乾燥しやすく,かつ,髪の毛を焼いてしまうことを防止出来ます。(火傷には注意してください)
7.
6では乾燥出来なかった部分がある場合のみ,6と同じ要領で,その部分の髪の毛をドライヤーで乾燥します。

なお,ドライヤー乾燥に於いては,「ドライヤーの熱が髪の毛にあるときはほとんど乾燥していると感じるが,その熱が冷めると気持ち締めっぽく感じるまで乾燥する」ようにしてくださいね。

> また、今一番、髪に良いとされているドライヤーがあ
> れば教えてください

このことについては,私個人の意見ですので,それを汲んでお読みくださいね。

髪の毛に1番良いドライヤーは,普通のドライヤーです。
でなければ,長年販売され続けていないはずですからね。
ただ,一応,私が個人的に注目しているのは,遠赤外線を利用しているドライヤーです。
しかし,髪の毛内部まで乾燥してしまう懸念がありますので,そのあたりが疑問ではありますが・・・。

なお,私としては絶対に避けて欲しいと考えているのは,マイナスイオンドライヤーです。
というのは,濡れた状態の髪の毛に使用しますと,マイナスイオンドライヤーが発生するマイナスイオンが髪の毛に残っている水分に溶けることで,キューティクルを溶かし,クシ(手グシも含む)やブラシで髪の毛を梳かすことで,開いているキューティクルの先端が平坦化されるために,ゴワゴワ感が無くなり,かつ,髪の毛に艶が出るようになるからです。
そのため,数回程度であれば問題にはならないかもしれませんが,繰り返し繰り返しマイナスイオンドライヤーを使用しますと,キューティクルのトラブルの原因になりかねません。
ですから,マイナスイオンドライヤーの使用はお勧め出来ないのです。
もし,すでにマイナスイオンドライヤーを使用している場合は,マイナスイオンの発生をON/OFF出来るスイッチがある場合は,通常はOFFにして使用するようにしてください。
で,どうしても,キューティクルが開いてしまうトラブルを他の方法で解決出来ない場合は,スイッチをONにして使用するようにしてみてはいかがでしょう。
なお,そのようなスイッチがついていないマイナスイオンドライヤーもありますので,その場合は,通常は普通のドライヤーを使用するようにしてください。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答を頂きありがとうございます。
マイナスイオンドライヤーを買おうかなと考えていたところなのでとてもびっくりしました。
そのほかにもメカニズムから説明していただいたおかげで、色々分かりました。
今後の髪の扱いの指針にいたします。

お礼日時:2005/09/09 23:53

私はある程度、タオルで髪の水分を取ってからドライヤーをしています。


その時、髪をブロッキングしてから乾かすようにしています。
そうすることで、短時間で乾くし、乾いているのにそこの部分もドライヤーであてるということもしなくてよいのでそれだけでも違ってきます。
ドライヤーの種類については、安売りで買ったどこのメーカーかわからないのを使っていますが、ちゃんと頭から20センチから30センチ離すと髪は痛みませんよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり乾かすことが大事なようですね。
参考にさせていただきました。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/09/09 23:57

ドライヤーをかける前に出来るだけタオルで


乾かしてからドライヤーをかけてます。
そうするとドライヤーをかける時間が長時間になりません。
私は少し濡れたまま寝てますけど痛んでません。
ドライヤーはマイナスイオンのを使ってます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
まずは、手で乾かすことが大事なのですね。
そうしてみます。

お礼日時:2005/09/09 23:54

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