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人工透析を受けている患者さんは皮膚の痒みを訴えることで有名であるとは知っているのですが、
医学管理としては、一応テキストに書いてあるので見ればわかったような・・・わからないような・・・
です。
しかし、かゆみという症状を緩和するための処置・看護としては具体的にどうしたらよいでしょうか?

医師・透析看護師・臨床工学技師・透析患者さんなどの人に質問です。

よろしくおねがいします。

A 回答 (1件)

透析室がある病院の病棟看護師です。


 軟膏塗布、内服、透析時の注射が主な治療になっています。
痒い時・・痒み止め軟膏(レスタミン+メンソール等)
     止痒水(アルコール+メンソール)
皮膚乾燥・・尿素入り軟膏
掻き傷・・副腎皮質ホルモン入り軟膏(キンダベート+ワセリン)
内服・・・抗ヒスタミン剤
注射・・・強ミノ、ノイロトロピン
痒み止め軟膏、止痒水は透析学会で報告のあったものを当院薬剤師が医師の許可を取り当院で混合してくれています。よもぎ、どくだみなどの薬草から作られたローションも良いと学会で報告がありましたが、当院の患者様には、痒み止め軟膏が一番好まれています。
 痒みは夜間に起こることも多く、自分で塗れない方には、寝る前に清拭し、軟膏塗布することも多いです。内服もかなりの方が飲んでおられます。皮膚の乾燥も痒みを増長させるので、尿素入り軟膏を入浴後に塗ります。痒いたとき皮膚が傷つかないよう爪切りも大事です。

     
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この回答へのお礼

とっても詳しくて分かりやすかったので参考になりました。ありがとうございます。
さすがに専門家の回答はすごいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/21 20:35

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