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日本語を勉強しています。よろしくお願いします。

1、悩みをぶち明ける
2、○○党をぶっ壊す
3、アイツをぶん殴りたい
4、遠くまでぶっ飛ばしてしまった。

ここの「ぶっ~・ぶち~・ぶん~」は、同じ「打つ」からの合成語ですよね?
なら、「打つ」の連用形(マス形)は「ぶち」になりますが、どうして促音変の「っ」になったり、発音変の「ん」になったりするんですか。何かの「音便」規則があるんですか。

A 回答 (3件)

>つまり、語尾[-tsu]の動詞だけ、そうなるんですか。



動詞+動詞の場合の資料がなかなかみつかりませんね。そこで、普通の動詞+「て」の促音便から考えてみると、「-tsu」(ti)だけではないようです。

動詞+「て」の場合は、「-ki,-si,-ti,-hi,-ri」が語尾のとき、促音便になります。(例「取りて」→「取って」)
そこから拡張しようと調べ始めたら、動詞+動詞の促音便自体あまりないことに気がつきました、^^;
ざっと調べたところ、
「押し」「追い(ヒ)」、「掻き」、「切り」、「蹴り」、「引き」、「吹き」、「打ち(ぶち)」、「寄り」
などが見つかりました。
すべて「-ki,-si,-ti,-hi,-ri」の範囲ですね。ま、他にもあるかもしれませんが、いくらもないと思われます。
+「て」の場合と同じ「キ,シ,チ,ヒ,リ」と覚えておいていいかもしれません。

どうも、東日本方言由来(少なくとも平安以前)のようです。(西は「ウ音便」)

厳密に調べきれていないので参考くらいでお願いします。
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この回答へのお礼

調べていただき、ありがとうございます。

下のHPは、複合動詞についてくわしくかいてありますが、音便には触れてません。残念。
http://www.geocities.jp/niwasaburoo/26hukugoudou …

蹴っ飛ばす(例外な五段V→蹴って)

「動詞+て」の音便変化とは、
1、語尾「う・つ・る」の動詞は「-って」に、
2、語尾「く・ぐ」の動詞は「-いて」に、
3、語尾「ぶ・む・ぬ」の動詞は「-んて」に
なるとのことですね。

大変お手数をおかけしまして、申し訳ありませんでした。

お礼日時:2005/09/07 22:35

基本的に五段活用の動詞と他の動詞の複合語の場合は、


後ろの動詞の最初の音によって前の動詞の音便変化が決まってくるようですね。ただし、場合によって決まってくるだけで必ずそうなるとは限りません。だいたいは聞いたことがない言葉でも、この規則どおりに使って不自然さはあまりないようですが。

基本的に、ba,da,ma,naの場合、前が撥音便「ん」になります。
「ぶん回す」「ぶん投げる」
例外:「ぶちまける」(「ぶんまける」となってもよさそうな気がします←自信ありません)

また、k-,ha(pa),taなどの場合促音便「っ」になります。
「ぶっ掛ける」「ぶっ殺す」「ぶっ放す」「ぶったたく」

これは、動詞の五段活用に「て、で、た、だ」が続く場合の音便変化とは少し違います。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。
複合動詞の後ろの動詞の最初の音が、ba,da,ma,naの場合、前の動詞が撥音便「ん」になり、k-,ha(pa),taなどの場合促音便「っ」になるとのことですが、その前の動詞の語尾に制限がありますか。
つまり、語尾[-tsu]の動詞だけ、そうなるんですか。

教えていただけますか。
よろしくお願いします。
    

お礼日時:2005/09/07 12:19

1、悩みをぶち明ける


  これは「悩みをぶちまける」という言い方が正しいです。
  「打ち撒ける」の訛ったもので、「馬に打ちまたがる」
  のと同様に、強めの意味しかありません。
  思っていることをダダダダーッ、と奔流のように喋るとき
  の表現が"ぶちまける"で、勢いをつけて馬にまたがるのが
  "打ちまたがる"です。
  だから、"ぶっ","ぶち","ぶん"には動作に勢いをつける
  ような強い意味が込められていることに気がついてください。

2、○○党をぶっ壊す
  これは「ぶち壊す」と言ってもよろしい。
  "打ち壊す"の意味で、壊すの意味を強めているだけです。
  しかも"荒っぽく"です。

3、アイツをぶん殴りたい
  これは正真正銘「打つ」(うつ・ぶつ)から転化した訛り
  です。しかも、"荒っぽい"意味が込められています。

  ぶち殴る:buti-naguru
  ぶん殴る:bunn-naguru
  次の音節がnで始まるとき、前の音節末尾をnで終え、発音
  し易くする傾向はありますが、絶対的な規則ではありませ
  ので注意してください。

4、遠くまでぶっ飛ばしてしまった。
  これは「吹く」の訛りで、「吹き飛ばす」が語源です。
  「打つ」とは関係ありません。

【車をぶっ飛ばす】
これは「車を飛ばす」の意味を強めたにすぎません。
"飛ばす"というときは、修飾語として"吹く"を伴うことがあります。つまり"吹き飛ばす"→"ふっ飛ばす","ぶっ飛ばす"となります。中にはホームランのように"かっ飛ばす"と言う若者もいます。こうなると、単なる(カッコイイ)強めの意味でしかありませんね。

【ぶっちぎりの勝利】
これはスピード競技において、二位に大差をつけての勝利を意味します。ゴールのテープを千切る意味を強めて"ぶっちぎり"と言っているだけで、「ぶつ」わけではありません。二位をぶって勝利したのなら反則になります。"ダントツの勝利"と表現する人もいます。こちらは"断然トップ"という意味です。

こうしてみると、音便の問題ではなく、用語の問題であることがわかってくるでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

1、「打ち明ける」を間違えて「ぶち明ける」に記入してしまいました。申し訳ありませんでした。

2、"ぶっ","ぶち","ぶん"の順に動作の勢いを意味することを気づかせていただき、ありがとうございます。

3、「吹き飛ばす」と「打っ飛ばす」、「かっ飛ばす」の違いを気づかせていただきました。

これからもどうぞよろしくお願いします。
質問文や回答文に不自然な表現がありましたら、どうぞご指摘ください。

お礼日時:2005/09/07 12:37

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