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この7月に生まれた私の娘のことで相談です。
生まれつき顔に太田母斑があり生後3ヶ月を待って治療をする事にしました。
いくつかの病院をまわりましたが動くと危ないし(局所麻酔ではかなり痛みがある)から全身麻酔にするという病院と全身麻酔は危険なので局所麻酔で行う(痛みはゴムではじく程度)という病院に大きく分かれました。
実際の所、局所麻酔ではかなりの痛みはあるのでしょうか?
また、レーザー治療を行う先生によって上手い下手はあるのでしょうか?皆さんは治療する病院の決め手となった事はどのような事だったのでしょうか?皆様の良いアドバイスをいただけたらと思います。

A 回答 (4件)

ANo.3です。



(1)目の中にある母斑について
今のところ海外も含めて、白目の母斑色素を取り除くのに成功したという例は聞いたことがありません。
太田母斑の場合、白目の部分にも色素があることが多いですよね。
レーザー治療で顔のあざが消えた後、目の中のあざが気になるという声が多く聞かれます。
ですが、治療法の確立されていない分野ですので、ここはじっと我慢です。
だいぶ前のことですが、某私立医大の形成外科が眼科と共同で目の中の太田母斑に実験的レーザー治療を試みたことがありました。
結果は…お話しできないくらい収集のつかない状態になったそうです。
大学病院などではたまに注目を集めるために奇をてらう実験治療を敢行する研究者がいるので、安全性の確認できない新しい治療法には絶対に手を出さないように気を付けてください。
ちなみに、某私立医大は人工心肺装置での死亡事故と隠蔽体質でよく知られているところです。

(2)
>その回数すべて全身麻酔をすることは、親としては抵抗があるのですが、いかがでしょうか?

お気持ちはよくわかります。
全身麻酔は見た目が大掛かりなので、小さい赤ちゃんにこんなことをして大丈夫だろうか、という不安はやはりありますよね。
部分麻酔で済むことならばそれに越したことはないわけで。
取りあえず、お子さんが意思表示できるようになるまでは全身麻酔で治療してみて、「痛い」とか「嫌だ」とか言えるようになったらお子さんの意向も確認しながら部分麻酔で試してみるように、担当の医師とも相談しながらゆっくり進めていってはいかがでしょうか?
一度治療してみると大体の感じがわかるので、とらえ方も変わってくるでしょう。

あざのレーザー治療は小さいうちにした方が効率が良いというのは確かですが、半年、一年という時間が治療効果に決定的な差を与えるわけではありません。
最初から全部の治療を予定通りに進めようと考えるとお母さんも疲れてしまいますから。
長い治療になります。途中で休んだり、引き返したりということもあっていいと思います。

医者の選び方ともつながってきますが、あざを一度にごそっと取ってしまいましょう、という方針の医師に限ってトラブルが目立ちます。
患者さんの立場からすると、照射回数が少なくてあざが取れれば費用も安く済みますし、一見良心的で親切な医者に思えがちなのですが、「手軽で簡単な方法」が適応であるかどうかは結果論であって、最初から「楽な方法」を勧めるのは先が読めていない可能性が高いです。

「3年の間に10回程度」というのも、3~4ヶ月ごとに順調に進めた場合の目安であって、実際に治療を進めていくうちには、体調を崩して少しお休みすることもあるでしょうし、なかなか予定通りには行かないものです。
逆に、10回かかると思っていたのに6回できれいになってしまうということもあり得ますので、あまり神経質にならないでのんびり構えていきましょう。

レーザー治療は一回ごとに変化が目に見えてわかるので、長く続けていても、そのたびにあざが薄くなっていくのを見るのは楽しいですよ。
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生後3ヶ月のお子さんなら通常、全身麻酔で行います。


やはり部分麻酔ではレーザー照射の際、どうしても動いてしまうので危険です。
手足のあざならまだしも、太田母斑なら顔、特に目の周りにもレーザー照射することになりますよね。
わずかに動いて目にでも当たってしまったら大変なことになりますから。

部分麻酔でレーザー照射した場合の痛みですが、一概に「輪ゴムではじく程度」とは言いきれません。
体質やあざのある部位、あざの種類、一度にレーザー照射する面積によっても、あざの色素の分布状況によっても痛みは変わってきます。
太田母斑は神経系統の疾患でもありますから、痛みの感じ方に敏感な患者さんが多いようです。
太田母斑の患者さんで、部分麻酔の注射自体が激痛で耐えられず、大人になっても全身麻酔を希望される方もいます。
まだ口もきけない赤ちゃんですから、どのくらい痛いのか表現することができません。
物心のつかないうちに押さえつけられたまま激痛を与えられたことは大きなトラウマとなります。
小さな体に挿管して全身麻酔というのはお母さんにとってはとても心配なことと思いますが、総合的に考えると全身麻酔の方がはるかに負担の少ない安心な方法だと思います。

部分麻酔の場合、レーザー照射時の痛み以外に、強い光による刺激が意外に大きなストレスとなります。
もちろん、目に光が入らないように遮光ゴーグルやコンタクトレンズで保護して治療を行うのですが、顔のあざにレーザーを照射すると、外からの光を完全に遮断しても、皮膚に照射したレーザー光が骨格に反射して内側から目に入るので、かなり眩しさを感じます。
強烈な光ですので、顔への照射では、痛みのほとんどなくても、これによって体がビクッとするくらいです。


>2ミリ間隔で照射する病院と7ミリで照射という病院がありました

照射するレーザー光の口径のことではありませんか?
使用する機器によってレーザー光の当たる部分の大きさが5ミリの円だったり7ミリの円だったりします。
症状によって円の口径とエネルギーの強さの組み合わせを変えて治療を行います。
○で面積を埋めていくので多少隙間ができてきます。
光が○の中に完全に均一になっているわけではなく、わずかに周辺部はエネルギーが弱くなっているので、周辺を重ねて照射するやり方と、わざと隙間を開けて照射し、数ヵ月後に今度は隙間をと言う具合に交互に照射するやり方があります。
使用するレーザー機器によってエネルギー分布が変わってきますので、出力の選択と隙間の開け方の判断には熟練が必要になります。


>レーザー治療を行う先生によって上手い下手はあるのでしょうか?

ひと通りの治療方法、レーザー機器の扱い方などは公開されていますが、実際に治療の場での細かいノウハウは企業秘密とでも言いましょうか、門外不出です。
ですから、治療方針、処置方法などには相当の差があることは確かです。

レーザー照射だけに限れば一見簡単そうに見えるため、簡単できれいにあざが取れる魔法のように思われてしまうところがありますが、照射後には実に様々な予想外の皮膚の反応が起きてきます。
そういった事態に対応できるかどうかで良い病院かどうか判断できるわけですが、困った事態になってからでは遅いわけで…この辺りの見極めは実際難しいのです。
レーザー治療というはまだ新しく、急激に進歩してきた分野です。
照射も繊細で体力が要る作業ですから、少なくともお歳を召した医師は避けた方が無難です。
大学病院の老教授などは論外です。
治療経験の豊富な中堅の医師、できれば論文発表などは少なく、理論よりも臨床で治療に専念している医師が良いように思います。
医局を出てからよそで初めてレーザーを学んだというような医師はあまり頼りになりません。

この回答への補足

ありがとうございました。とても参考になりました。
質問ばかりで申し訳ないのですが、
(1)目の中にある、あざ(大田母斑)は現在の医学では直らないのでしょうか?ネットなどでは、目の中にある「ほくろ」は消えると書いてありましたが、病院では無理だと言われました(眼科には聞いておりませんが)。仮に外国の病院なら治療できるなどの情報はあるのでしょうか?
(2)回答を拝見して、全身麻酔がいいと感じました。ただレーザーの治療は、長くて「3年の間に10回程度」らしく、その回数すべて全身麻酔をすることは、親としては抵抗があるのですが、いかがでしょうか?
よろしくお願いいたします。

補足日時:2005/09/10 16:55
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No1です。

その先生方の意見の違いの詳細が分からないので、あくまで憶測なのですが。
当てる強さの強弱の違いや、レーザーを当てる1個の形が円なので、その円が重なるようにビッシリ当てる、
重ならないように少しすきまが開くくらいの気持ちで当てる、という先生方の考え方の違いかもしれません。
もちろん、これらの理由以外の理由があるかもしれません。
どちらが良いか、は何ともお答え出来ませんが、
大田母斑事態が特別珍しい病気では無いので、普通に開業されていて、大田母斑を日常的に扱っている病院であれば、それほど問題無い様にも思います。
子供で皮膚が薄いうちのほうがレーザーが奥まで届くとも聞きます。頑張って下さいね。
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レーザー治療についてですが、大人なら局所麻酔で行います。


我慢できない痛みではないですが、ゴムではじくよりは結構痛いものです。
お子さんが小さいので、先生も意見が分かれると思いますが、メリット、デメリットを考え、親御さんが選んでも良いかと思います。
全身麻酔は確かに局所麻酔に比べたら体への負担、影響は大きいです。ただ、全身麻酔も、そのお子さんの体重などから計算して、適正な量の薬で行われる訳なので、あくまで危険と言っても「局所麻酔に比べたら」という比較の問題です。
全身なら、治療の間お子さんが動かないため、安全に治療を行う事が出来ます。
局所麻酔は、全身への影響は全身麻酔に比べたらありませんが、お子さんが暴れるため、押さえつけながらの治療になります。
人間が押さえる訳なのでちょっとズレた所にレーザーが当たる、という可能性もあります。(あくまで可能性です)そうならないように医療者は最善の努力はすると思いますが。

あと先生の腕、という面ではレーザーの機械はどこも同じような物を使っていると思いますし、レーザーの強さの設定をすれば、レーザーを当てる事事態は「腕」は関係ないと言えるかも。
メスで皮膚、内臓を切るような「腕」の差は出にくいと思います。

この回答への補足

 アドバイスありがとうございました。もう一つお聞きしたいことがあります。
 照射する間隔は細かい方が良いのでしょうか?(2ミリ間隔で照射する病院と7ミリで照射という病院がありました)女の子なので治療結果がなるべくきれいになるようにしてあげたいと思っています。よろしくお願いいたします。

補足日時:2005/09/09 23:00
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