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はじめまして。私はアイヌ民族に以前から興味があり、現在その起源について独学で勉強しています。
しかしさまざまな著作やインターネットで調べてみても詳しい内容に触れているものはほとんどなく、困っています。

私が調べてわかったことは、
「コーカソイド説」
「大洋州人種説」
「古アジア民族説」
「人種の孤島説」
「モンゴロイド説」
などの諸説があり(内容は不明)、現在ではモンゴロイド説が有力視されているということ、
モンゴロイド説には南から北上した説と、北から南下した説がある?ということのみです。

上に挙げた諸説内容を簡単でいいので(でもできれば詳細に)教えていただきたいです。あとモンゴロイド説を詳しく教えていただきたい。さらにこれらのほかにも仮説がありましたら教えていただけると幸いです。

一度に多くの質問は申し訳ないのですが、よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

アイヌは、アイヌ人種に属します。


アイヌ人種は、北蒙古人種の影響で堀が薄くなった多くのモンゴロイドに比べ、原アジア人種(シベリア人種)に近い形質を保持しています。

しかし、アイヌは骨格や歯の形に南方系の影響を受けており、言語的にも南洋系の影響がみられます。

ゆえに、かつて南下したが、南方系の人種に追われ再北上した原アジア人種の子孫がアイヌ人種ではないかと考えられます。

原アジア人種が、内陸部で発生した北蒙古人種からにおわれ続けた歴史を持っており、今日では東西に二分されていることを考えると、チベットなどに南下した北蒙古人種から逃げたタイプの原アジア人種が、アイヌ人種の直系の祖先ではないでしょうか?

そして、当時東南アジアにすんでいた原マライ人種(インドネシア人種)の影響を受け、更に現在彼らがすんでいるオホーツク地域に適応した結果、今日のような姿になったのではないでしょうか?
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現在の日本人は大きく分けて4つの源流があるといわれます。


(細かく分けると9つといわれる。)

1.ブリアート系 B型が多い 
2.朝鮮系    B型が多い
3.華中系    A型が多い
4.華南系    O型が多い
(ポリネシア系A型が多い、イヌイット系A型が多い、北米先住民系A型が多い、南米先住民系O型が多い)などさまざまですが上記4つが日本人のほとんどといわれております。
アイヌ人の血液型構成はBとA型が多くB型が増えている最中のブリアート系人種と思われます。(現在ではA型が少なくB型が4割)
現在のブリアート系人種はバイカル湖周辺、満州、ヤクート、カムルキア、モンゴル、オロチョン、朝鮮などの人種に多く、顔立ちは
一重、細長の目、色白、体系は寸胴で胴長、耳垢はドライな粉耳
といわれ、日本に生息する34%がこのブリアート人種だといわれております。縄文人のDNAを調べたところ、骨格など容姿は違えどこのブリアート系人種を祖先に持つ人種であることが判明しました。
アイヌ人も同様にDNAを調べたところ、同じくブリアート系人種であることが判明しました。
ブリアート系にも大きく2種類おり、現在のB型主体の新ブリアートとA型が多かったころの古ブリアートに分けられます、古ブリアートはアラスカなど北米大陸にまで氷河期に到達します。
アイヌはAとB半々位であり、アムールなどアジア北東部の北方モンゴロイドに位置され現在のブリアート人とは一線を置いているといえます。また、北方適応度が少なく、二重から一重に退化する以前の形質といえます。
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アイヌ人はGmb3st遺伝子やB型の血液型などからバイカル湖畔で生まれた新モンゴロイドの流れという説が有力だと思います。


ご参考までに以前このカテで回答したものを貼り付けますね。
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日本人のルーツ(流れ)は諸説様々であり、そのどれにも確証のあるものはないようです。また検証方法にも血液型、遺伝子型、ATLウィルスキャリア、犬に遺伝子(人間のペットなので人間と共に移動している)、骨格特徴、石器特徴、語順、日本語の基本語(手、黒、月など)等々たくさんあり、どれか一つあ二つで推理することは不可能でしょう。現在、ほぼ共通する論は大体以下のような感じではないでしょうか。

大部分の日本人の共通の祖先であるモンゴロイドは、古モンゴロイドと新モンゴロイドに分かれます。

古モンゴロイドは、さらに北方系と南方系と分かれます。(文を短くするため血液型だけ絞ります)この人たちは主にO型(一部B型)の血液型を持っており一重まぶたといった寒さに適応した形質を持っていません。この人たちの分布は、日本語の基本語(ミミ、テ、シロ、クロ、ツキ、ヒなど)の分布とほぼ一致します。

新モンゴロイドは、東北アジア(主にバイカル湖畔)で寒さに適応した形質を持つ人たちのことを指します。この人たちはB型の血液型が多く、また語順のSOV型の分布とほぼ一致しています。要は中国を除いたその環状地域です。

まず、日本に住み着いた新人類は、今から2.5万年頃前くらまでにやってきた主に血液型Oの古モンゴロイドです。北方系は北海道方向からの北ルートと華北からの東シナ海(当時は陸続き)ルート、南方系はポリネシア地域から黒潮ルートを通って来たようです。東シナ海ルートは石器の形から北海道へは達していないとされています。この人たちは北と南の系統の特徴を残しながらまんべんなく日本全体に住み着きました。

次に約1.5万年前頃、樺太・北海道経由の血液型Bの古モンゴロイド(北方系)の人たちがやってきました。沖縄の人たちは南方系、アイヌの人たちは身体的特徴は南方系と共通しているが遺伝子や血液型は北方系です。さらに1万年前になると血液型Bの新モンゴロイドが北から入ってきました。アイヌの人たちが沖縄の人たちより少し背が高いのはこのせいだとする説もあるようです。

この後、5千年前古頃から南中国(湖南地方)から血液型Aの新モンゴロイドややってきます。この人たちが稲作を始めとする弥生文化を推し進めた人たちだといわれたいます。日本語自体は中国型には変化していないため、この人たちは占領するように流入したわけではなく、大方は徐々に移住して同化していったものと思われます。(ただし、男は皆殺されて女だけと混血が進んだ証拠のある遺跡も見つかっています)

この結果、九州北部、西日本から関東くらいまでは混血が早い時期から進み、北日本(主にアイヌ)や南九州・琉球の人たちは混血の影響が少ないため同じような特徴を多く持っているといわれているようです。
要するに北と南は新モンゴロイドとの混血化が遅く古モンゴロイド直系の遺伝子を多く持っているために似た特徴を持っているということですね。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140016 …
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ちなみにアイヌ人=縄文人ではないですよ。

(縄文人はアイヌであるという
言い方は間違っている)さらに縄文人は皆同じ起源、言語と考えるのは、考
古学的にも民俗学的にも間違いでしょう。それは弥生人も同様です。群馬県
では縄文期の北方系の特徴を持つ遺物と南方系の特徴を持つ遺物が同じ場所
で発掘されています。
言語的にはアイヌ語は孤立語であり、特定の諸言語に属さない言語です。
日本語よりも古代朝鮮語の方に似ているとも言われていますね。
言語というのは、隣接する国や交流した国と何らかの関係を持つと言われて
おり、それらの国や地域の言語の影響を受けているのは間違いないでしょう。
つまりオホーツク沿岸の民族の言葉にも影響されているという事です。
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魏志倭人伝では、日本アルプス以北は毛人と言う、違う人種(違う文化圏)であったようです。



この頃、銅鐸文化圏と、銅矛文化圏と、3種の文化圏に日本列島は分裂していたようです。

しかし、北方文化圏は、征夷の対象になり、東北で実際に軍事衝突でどんどん北方に追いこんで行ったようです。
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民族を、どのように分類されるかで、混乱しているように思えます。



現在の学説では、アイヌ人は、モンゴロイドとされています。
コーカソイド説や、人種孤島説は、ほとんど否定されています。

古アジア民族は、基本的に人種はモンゴロイドで、この区分は、言語集団となります。
古アジア諸語として、チュコト人、コリヤーク人などがおり、シベリア最東部や、カムチャッカ半島の原住民です。
そのため、千島列島などのアイヌと、古アジア諸語族との関係も指摘されています。

アイヌ人の言語は、マライ系の言葉と共通性が指摘されています。
このマライ系人も、人種的には、モンゴロイドです。

このマライ系人は、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タヒチ、ニュージーランドなどに広く分布する人達です。
アイヌの人達が、マライ系の人達と考えると、南方からの説が有力と考えてよいかと思われます。

日本の縄文人と、アイヌ人は、ほとんど同じであったとも考えられています。
弥生期に、にほんにおける民族構成が、大きく変わったのは、考古学的に確認されています。

この回答への補足

早速の返答ありがとうございます。

なるほど、古アジア民族説は視点は異なるが結果的にはモンゴロイド説と同じなのですね。

ネットの検索でもぜんぜんでてこないし、著作もほとんどが絶版となっていたので大変助かりました。

補足日時:2005/10/19 14:37
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