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減反政策の意味を教えてください。

A 回答 (2件)

減反政策は1970年頃から本格化するわけですが、農村に育った私は、当時の「米余り」を実感しています。


日本の農業技術は優秀であり、狭い田んぼから美味しく、しかも大量の米の生産に成功しました。農民のプライドも高く、国会議員の選挙も、農民票で決まるほどでした。
農民のショックは、自分達が生産した米が捨てられる事。また、貯蔵して「古古米」としてマズくなった米が売られる事でした。
一方で、輸出しようにも、米を主食とする国は発展途上国が多く、値段が高くて売れない。それで、値段を下げて輸出したところ、国民から「なぜ安くするんだ。日本の米も安くしろ」という非難が起きました。
国の農民保護政策も、「税金食い虫」と国民から卑下され、泣く泣く減反を進める事になります。

現在も減反は進んでいるのですが、米不足にはならないどころか、余っている。日本人の食事もラーメン、パスタ、パンなどが好まれるようになっていて、3食米飯という日本人は少なくなっているのです。

一方で国の減反政策は、日本の工業化と重なり、農業を離れた国民が都会に出て、工場勤めをして、日本は世界一のエンジニアリング、エレクトロニクス立国となって行くのです。

参考URL:http://www.taitocity.net/negisi-s/mon1/mon1.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございますした。
とても役にたちました。

お礼日時:2005/11/09 17:12

減反政策とは、米の生産を抑制する(コメの生産量を減らして、その分の水田でコメ以外の作物を作るという生産調整が行われます)ことで、過剰供給を防いで米価の安定を図り、消費者の安定した生活を守ることを目的とした、農業・経済政策です。


コメを作る水田の面積を減らす意味で「減反」と言われています。
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この回答へのお礼

参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/09 17:13

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