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日本は貿易依存度が低いといわれますが、シンガポールとかはGDP比で輸出額も輸入額も100パーセントを超えているようです。
しかしGDPより輸出額のほうが多いということは何故ですか?
100円のものを輸入して120円で輸出した場合、GDPは120円、輸出依存度は100パーセントですよね。それ以上になりようがないように思うのですが。
輸出額や輸入額がGDPを超える場合というのが考えられません。

初歩的ですみませんが、分かりやすく解説お願いします。

A 回答 (2件)

> 100円のものを輸入して120円で輸出した場合



この場合、GDPは20円です。
GDPは付加価値なので、簡単に言えば粗利がGDPになります。
GDPは、国内で作られて消費される分(消費、投資、政府消費)に加え、(輸出額-輸入額)で構成されます。

GDP = C + I + G + 輸出 - 輸入
ですが、輸入を左辺に移項すると
GDP + 輸入 = C + I + G + 輸出
となります。
GDP、すなわち国内生産分に輸入分を加えた分が国内にある財の量です。
その財は、国内での消費される(C+G)か、来年以降使う(I)か、輸出される、ということを示しています。
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この回答へのお礼

わかりやすくて助かりました。感謝しています。

お礼日時:2011/10/25 18:53

 中継貿易という言葉をご存じですね。

シンガポールは中継貿易が主なので、貿易額が多くなります。

 仮に、東京が独立国になったとすると、東京と日本各地との貿易額は、東京のGDPの数倍になるかも知れません。


 なお、日本の貿易依存度は、先進国中、恐らく最高です。ドイツやフランスは関税のないユーロ経済圏での輸出入が主で、ユーロ圏と非ユーロ圏に区分して集計すると、貿易依存度は日本より低くなります。カナダも、アメリカとの貿易が8割近くを占めています。

 また、GDPは付加価値なので、数字例はおかしいですね。
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この回答へのお礼

日本の貿易依存度の議論はいろいろありますね。ありがとうございます。

お礼日時:2011/10/25 18:54

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