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No.1
- 回答日時:
薄層クロマトグラフィーというのは、非常に簡便な分析同定法ということは言えます。
その一方で、揮発しやすい物質には適用できません。このことは、サンプルを毛細管で薄層クロマトグラフィーのシートにつけるときのことを考えれば明らかでしょう。
また、無色の物質の分析の際には、何らかの検出法を準備しておく必要があります。
最も簡便なのは、蛍光剤を含むシリカゲルを塗布した薄層クロマトグラフィーのシートを用いて、紫外線を照射することによって検出する方法です。
この方法の欠点は、紫外線領域に吸収をもたない化合物には適用できないということです。一般に、脂肪族化合物はこうした吸収を持ちませんが、芳香族化合物や共役二重結合を持つ物質は検出できます。カフェインはどうでしょうか、実験書を読みながら考えてみて下さい。
・・上の文からヒントを拾って下さい。
次に、昇華法についてですが、一般に温度を高くしたり、圧力を低くしたりすると物質は気体になります。液体から気体になるか、はたまた固体から気体になる(昇華する)かは物質によって違いますし、条件によっても違ってきます。基本的に、蒸留にしろ昇華にしろ、気化する温度の違いを利用していることになります。
もしも、不純物が気化しにくいものであれば、適当な条件で加熱することによって、気化しやすいもののみを昇華や蒸留によって分離できることになります。
これが、蒸留や昇華による精製の原理です。
カフェインを昇華した後に、昇華されなかったものが残りましたよね?
ということは、それは粗カフェインから不純物として除かれたことになりますよね?
それは、なぜ昇華されなかったのでしょうか?答えは上に書いてありますね。
上述のこと以外にもいろいろな考察が可能なはずですし、別の要因もあると思います。
大事なことは、自分の理解できる範囲を、自分の言葉で書くことです。頑張って下さい。
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